Diary

今日はちょっと、苦言です。

私の家は「泣いたあかおに」の家ではありません。心のきたない婆の家です。お茶もお菓子もありません。

「学生が泊まりに来るなら自分も行きたい」と読者からメールをいただきましたが、ダメです。会ったこともない人に「自宅に泊まり来たい」と言われて恐怖以外なにも感じません。お役所の方でも突然もしくは強引に来ようとする方、ごくたまにいらっしゃいますが呆れますしお断りします。(そもそも名刺に住所書いてないのにどーして知ってるのかタテマエとして不思議)。同じことをFMの女子アナの家にもしますか? 

もちろん、仕事での打ち合せで自宅を使った方がいい場合は使いますし、友達も遊びに来てくれます。でも、約束なしというのは無理です。町内会はまた全然別ものですが、玄関先で用事を済ませてくださるし、本当にきちんとしています。

また、法政大学院の講義を(「自由」に)受けたいというような声もあちこちから聞くのでこの際はっきり言いますが、今年のこの講義の場合、彼らは難しい試験を受け、高い学費を払い、その上面倒なレポートややったことのない課題や厳しいツッコミありの研究発表しています。学部で言うとゼミのような少人数のクラスです。ここに他人様を入れると集中力が低下し、自由な思考が妨げられます。講演会とは全く異なるものだとご理解ください。


上毛新聞で長期間、大きな仕事をさせてもらえることになって、わくわくしています。小説ではないです。詳細はこれから詰める部分もあるので決まってから書きますが、この夏は年末くらいから始まる文學界の長編連載「離陸」の準備(資料読んだり、職業取材にうかがったり)と、上毛新聞のプランが仕事の中心となりそう。先日の読売にも書きましたが、9月に開催する片品村での映画上映会についてもしっかりやっていきたいと思います。

忘れてた、9月末頃には「不愉快な本の続編」が新潮社から刊行されます。

大学院は8月から9月中旬まで夏休み。こないだ授業と飲み会で、希望があったらウチに来てもいーよと言ったら結構盛り上がってました。一応「作家研究」だから環境を知るってのもアリかもしれない。夏休みの課題で困ってたら聞くし、授業で扱わない分野もそのときは自由に相談していーよってことにしました。毎年だったらどーかと思うけど、私が法政で担当するのは1年間だけなので特別です。


9月みたいな朝

起きたときの気温は20℃を割って半袖短パンじゃ肌寒くて一枚羽織った。空気が澄んで、上毛三山(赤城、榛名、妙義)はもちろん浅間までくっきり見える。たかだか三日いなかっただけなのに、こんな美しいとこに住んでいたのかと思う。犬の散歩に行けば行き会った人が全員挨拶に答えてくれる(都内じゃ10人に1人くらい)。トウモロコシ畑からのかすかなオーガニック臭と、一緒に移動する蚊柱はご愛嬌。

散歩してゴミ出して仕事やりながら洗濯して朝風呂入ってまだ6時半、着々と昼寝の準備。

午後は上毛新聞社打ち合せ。


今朝の読売新聞朝刊・文化面に片品村での一人ボランティア活動について短い文章を書きました。

昨日の法政の授業は、街の取材実習で三軒茶屋集合。三軒茶屋を選定したのは、私がよく知っていて学生はよく知らない街という条件もあるが、商店街、住宅街、世田谷線、三角地帯の古い路地裏、246と世田谷通沿線の街の感じなど、学生各々の視点で街の表情の描写、ストーリーの展開が可能だから。この時間は、参加した9人の学生からどんどん電話連絡をもらい、地理的なことを答えたり、その場に駆けつけて一緒に考えたりした。次回の講義で成果を発表、方向性を一緒に考えアドバイスして、夏休みの課題を出します。

あのクソ暑いなか駆け回って、完全にばてました。実家に一旦戻ってのびてましたが、見ると茶色も縁の下でへばっていた。(冷たい豆腐をやったら旨そうに食いました)。牛犬と母は元気。夜はなんとか復活して学生たちと初の飲み会。面白かったです。しかし学生も犬も若い。回復力が全然違う。

これでやっと群馬に帰れます。


帰省の朝、べらぼうに早起きした

あきこは はやおきをした 

うしくんは ようすを みている

ちゃいろは まだ こちらに きづいていない 

あきこは ルーラのじゅもんを となえた!  MPがたりない!!

うしくんは たすけを よんだ! 

ちゃいろが あらわれた!

うしくんは ふしぎなおどりを おどった!

しかし なにも おこらなかった

ちゃいろは ラリホーのじゅもんを となえた! かいしん の いちげき!!

あきこは ねむってしまった!

 

ドラクエは学生の頃はまりましたが4で挫折してそれっきり。

明るくなったら広報高崎配って、それから犬連れで帰省です。2月以来です。


今日は通り雨が何度もあって、ゆるい風が吹いてカザマンス(セネガル)のように快適。

事務処理をして、期日前投票と納税に行った。冷やし中華もう飽きた、夜は肉を食べに行きます。


群馬は確かに暑い、しかし最高気温でこの世の地獄みたいな扱いするんだったら最低気温も同時に発表して欲しいなあ。一日の気温の差がしっかりあるから熱帯夜は少ないし、だからこそ野菜が美味しく育つんだけどな。

昨日のFM「昭和のアニソン特集」のオンエアリストは「ラムのラブソング(うる星やつら)」「ガッチャマンの歌」「ひみつのアッコちゃん」「鉄腕アトム」「キャンディ・キャンディ」「スーパースリー」「マジンガーZ」「君をのせて(天空の城ラピュタ)」「草原のマルコ(母をたずねて三千里)」「海のトリトン」エンディングが「やつらの足音のバラード(はじめ人間ギャートルズ)」。おすすめ本は柳家小三治「ま・く・ら」。一通のメールから「おぎのや」さんの峠の釜めしの容器、フタをどう再利用するかということで妙な盛り上がり。暑くてこっちも笑いのツボがおかしくなってたし、リスナーもテンション上がってて笑ったなあ。間違いなくエフエムじゃないノリになってたけど。


牛犬の日記

わたしは、あついです。あついときは口をあけてベロをだします。うれしいときもベロがでますが、そのときは前ではなく横にでます。さいこうにうれしいと、よこにでたベロがねじくれます。おねえちゃんはそういうことはしません。

けさは、ごちそうが出て、いちばん好きなみちをさんぽして、なんだかあやしいな、とおもいました。そしたら洗われました。

わたしはいつもおかーさんについて歩いてベタベタしますが、きょうは洗われるのがわかったので、少しはなれたところでしっぽをふって「おきもちだけでけっこうです」と言いました。そしたら「ちこうよれ」といわれて洗われました。おねえちゃんも洗われました。さいしょだけこわかったけど、おわってブルブルってしたらきもちよかったです。

さむいときもねむいですが、あついときもねむいです。あめのひもねむいです。みなさんおやすみなさい。


午前中、FMに出かけて2時間かけて明日の選曲。

夕方、注文していたBSNラジオの「今すぐ使える新潟弁」の新しいCDが届いた。新潟弁のニュース関係がすごく面白いです。「新潟弁を聴きながら群馬弁を書く」ことに挑戦してみましたが、難易度としては「近所の幼稚園の子供たちが『踊るポンポコリン』をお遊戯でやっている大音響が聞こえる部屋で『ばかもの』の冒頭シーンを書いた(実話)」のと同じくらいかそれ以上。

明日の、上州弁の575のお題考えなきゃいけないのにCD消さないもんだから言語中枢崩壊寸前。


かぐや姫と托卵疑惑

早朝、霧のなかを散歩していると、激しく流れる用水路のなかに、なんとまあ、大きなタケノコがひっかかっておりました。引き揚げてみたらタケノコじゃなくて竹になりかけのやつですね。手のひらで採寸したら140センチありました。こんなもん、パカーッと割ったらかぐや姫が出てくると思いました。しかしあの姫は、大切にお育て申し上げなければならないし、五人の公達とか最後はミカドまで求婚に現れるものの、無理難題を出して全部袖にして一人でぱっと月に帰るんでしたよね、確か。そんな姫の受付業務などワタクシには無理なので見捨てました。

今年のツバメは立派な巣を作ったが、去年とずいぶん様子が違う。一度、卵が落ちる事件があった。その後また戻って来たようだった。今は一羽だけでかいヒナがいるんだけれど、なんか去年のヒナと違うような気がしてならない。ツバメが托卵されるってのは聞いたことがないんだけど、郭公でも出て来たら面白い。ムクドリなんかも託卵するんだっけ、今度生物学の先生に飲み屋で行き会ったら聞いてみます。

今日の法政は学生の発表2件。その後、群像の引き継ぎ。


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