Diary

友達できたぞ

停電、断水、携帯の不通は日常茶飯事のこの国、後から考えればネットが何日も繋がらなくたって驚くことはないんだけど、ちょっと焦ってました。日本のニュースだって知りたいし、絲サバの原稿が送れなかったらやばいし。なす術もなく待ってたら、昨日復活しました。

滞在一ヶ月を過ぎて、ぐんぐんセネガル人の友人が増えました。嬉しい毎日です。一ヶ月で帰らなくて本当によかった。前から知っている人と遠慮なしにいろいろ喋れるようになったり、初めて会った人と一瞬で打ち解けたり。フランス語もウォルフ語も殆ど上達していないのだけど、言葉にこだわらず、気持ちの表現を大事にするようにしたら、たくさん笑えるようになって、いろんなことが変わりました。

二ヶ月目は旅が多くなります。きちきちとは更新できないと思いますがご心配なく。私はしょっちゅうお腹を壊していますが、元気です。皆様も夏風邪などひかないで下さいね。


ブーブーできたよ

海はすぐ近所。白人浜は金がかかるしちっとも面白くないので、現地の若人が腕立てやヒンズースクワットで体を鍛える隣の浜辺へ。久しぶりに泳いでリラックスできました。

ブーブーというのはこっちの女性が着ているだぼっとした服のこと。私もちょっと派手な服地を買って来て仕立ててもらいました。上着の首周りには刺繍をぐるりと入れて、下はスリット入りスカートで。ちなみに服地と仕立て代で5000円弱。とてもエレガントです。偉い人と会ってももう安心です。日本で文学賞とかもらっても正装だからOK。でもアッパッパーだからすごく楽。
そしてなんと、痩せて見える!
こっちのマダムたちは10人いたら9人まで相撲取りのような体型なのですが、私なんてもう小兵も小兵、痩せっぽちにさえ見えるのです。ここだけの錯覚だとはわかってます。
もうダイエットはいらない、ブーブー最強。
これ着て日本に帰ります。


セネ飯とヘンなおじさん

昔から、海外へ行くと決まって食べたくなるものはカレーだった。ところが、ここのセネ飯というのはハヤシライスのバリエーションみたいな感じで、飯の上にどさっと魚や肉、野菜を煮たものがのっかっている。種類も多くて飽きないので毎日食べていると、とてもカレーを作る気分にならない。おいしいけれど油っこいので、毎日二時間も三時間も歩いているというのに着々と太っていく。二つ持って来たカレールーはお世話になっている邦人に献上することにした。

まだ電話でしか話してないのだけれど、このでたらめな街には名物おじさんがいる。ちゃんとしたセネガル人だけど、日本語で歌ってくれるのだ。私が名前を教えたら早速歌ってくれた。歌詞はこんなんだった。
 モウカリマッカ
 ボチボチデンナ
 アケマシテオメデトウ
 アキコ、アキ〜コ、オトモダチ
 サヨウナラ
うろうろしていれば必ず行き合えるということなので、楽しみにしている。できることならFMぐんまに出演要請をしたい。


消化器セネガル仕様

今週は疲れもあってひどく腹を壊して発熱、その後胃も壊して嘔吐、そんな感じではじまりましたが負けることなくセネ食を食い続け、後半には元気になりました。
言葉は相変わらず驚異的な語彙のなさですが、なんとかやってます。相手の言うことは半分くらいしかわからないけど、自分の言いたいことはメチャクチャな文法で100%判らせるというわがままぶり。
こちらの日本人にもよくしていただいて、おかげでホームシックにもならずに済んでます。あ、でも日本酒は飲みたいなあ。
ではまた。


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