Diary

前言撤回

寝過ぎ。午後、蒲田に帰る。あちこちから音信あり。「虫とけものと…」の本を読み返しながらエッセイをすすめる。夜型になるとか言っておいて全然だめ、12時になったらふらふらになってしまってロフトに退散。扇風機の風を浴びながら寝るのは気持ちいい。PCつけっぱなし。


通院

車で病院へ行く。エアコンが直ったから雨でも窓が曇らない。禿先生とは「最近どうしてた」みたいな話であっという間に問診が終わる。この3週間も特に問題なかった。気分の上下があっても1、2日で終わる、ふつうの人と同じだ。薬は寝る前のメレリルを2t→1tに減らす。ロヒプノールは手放せないがベゲタミン時代はもう遠い昔のようだ。


校了

第七障害、校了。これで7日に文學界が出るなんてうそみたいにすぐだ。
そしていいタイミングで仕事の依頼をいただく。「兵庫教育」という冊子の「私が薦めるこの一冊」というエッセイ。やらせていただきます。多分「虫とけものと家族たち」について書くことになる。

午後、学大に行く。運動不足だし、駒沢公園の駐車場に車を置いて歩いてみる、片道20分余、いつもってわけにはいかないな。


すばらしきカークーラーライフ

肩から脱皮が始まった。皮を剥くのは楽しい、大きく剥けると嬉しい、だけど、その後がひりひりすんだよね。聞いた話だけどトカゲはまるで手袋をくわえて脱ぐように脱皮するらしい。ついでに指まで喰ってしまうこともあるらしい。ちゃんと後から生えてくるところがトカゲらしい。
車ができ上がったので取りに行く。クーラーとマフラーとポンプの金物を直して車検も済ませた。乗ってみたら音が静かでクーラーも効いてまるで他人の車に乗っているみたいだ。クーラーのある夏なんて3年ぶりか。渋滞を団扇やシーブリーズでしのがなくてもよくなった。すばらしい。これで元気に病院に行ける、変な言い草だが。


週一でなんとか

久々のロッテンマイヤー、からだに関する漢字とドリトル先生の間に花火をした。これがまあ見ていないといろんなところに火をつけまくる、危ないったらない。大人がついている意味ってあるんだなあ。

本業の都合で週二回がきつくなってきた、いろいろ考えたがやはり木曜はやめて日曜だけにしてもらうことにした。夏休み中で申し訳ないと思うが友人は「今が勝負どころだからね」と了承してくれた。

終バスで実家に帰ってきて背中と腕が猛烈に痒い。まだ五島焼けの皮がむけない。


変な夏

文藝春秋にて第七障害のゲラ打ち合わせ。結構今回もいじった。悪くなっていはいないと思う。月曜日に第三校が上がってくる。まだ直すところが出るだろうか。オンリートークの時はあっさりしていたが今回は土壇場までやる。
「離陸」(五島が出てくる話)に使う資料(本、文献コピーなど)をいただく。いつの間に集めたのだろう。一人で作っていたときと、こういうところが違う。ありがたい。しかしまだ書き始められない。機が熟すのを待つ。
海の仙人は少しすすんでまた膠着状態、角川の分は元ネタをひねっていて、講談社の分はそろりそろりと書き始めている。

渋谷で伊東屋とビックカメラと本屋に寄ろうと思ったがすごい人出で諦める、さすが土曜日、しかも夏休み。こんな涼しく7月が終わるなんて変だ。
久々にタイガースはボロ負け、なんか「いいおしめり」って感じでほっとする。


遠い羽田

「蒲田ってどこ」と九州で聞かれると面倒なので「羽田のそば」と答えていた。一昨日、福岡から最終便で帰ってきて、荷物も重いしもうバスはなかったのでタクシーに乗った。
ぐるっと回って羽田を出るときに2000円を超えていた。全部で2000円くらいと思ってたのであせった。環八を延々走って結局5850円かかった。近くないじゃんちっとも。
京急蒲田はタクシーが拾いにくい。これからは糀谷でタクシーに乗ろう。次がいつになることやらわからんが。
今日は明太子を持って実家に来た。ゲラ直し。散髪。


猫や、帰ってきたよ

午後、文藝春秋へ。第七障害のゲラ受け取る。この前のでほぼいけるかと思っていたが、またびっしり書き込みがしてあって食いごたえがある。校了まで時間はそうない、次回土曜日。五島の資料、写真など受け取る。
単行本の装画は持ち込みのイラストレーターの人にほぼ決定。次の本の装画まで決まりそうな勢いだがそれっていつだよ。他社で出すときもある程度イメージをそろえた方がいいですよとのこと。手元にもう一部提案用の資料があった方がいいのかな。お気に入りだし。

帰ってきてゲラと赤ペンを持ってロフトに上がるがすぐ眠る。疲れが来たか。起きてコンビニに行く途中、クリーニング屋の白猫と立ち話した。五島にも猫が多かったが(しかも警戒心の少ない猫ばかり)蒲田も負けてはいない。


蒲田こひしや

久しぶりに一人になった。ここまでずっと人に頼ってきたなあ、しっかりしろ、でも無理すんなって感じでまずは駅前でコーヒー飲んでだらだら書き物をしてから県立図書館へ行って調べ物、なかなか充実した。時間が中途半端になったし、疲れもたまってるし、長崎観光は昔やったのであとの予定はすっとばした。
そろそろ蒲田に帰りたい。が、最後の飲み会が待っている。高速バス九州号で博多へ。席が広い。

博多では私も入れて述べ8人の飲み事となる。今は今でみんな大変らしい、でも懐かしい。昼間は蒲田が恋しかったのに、どうして私が今福岡に住んでいない
んだろうと思う。福岡空港を離陸する時、胸がつまった。


五島満喫

やっと晴れた。高浜で泳いだ。きれいな白砂の遠浅の広い浜で、強くて低い波を浮輪でやりすごしながらなんも考えずに漂った。んで、今、肩と腕と背中と膝が熱くて痛い。やけたやけた。

夕方、福江のプリンスこと双従弟と一緒に長崎へ。夕飯別記。おばさまと双従弟には本当にお世話になった。五島に行って良かった。

文藝春秋がとってくれたホテルモントレはホテルの都合でツインの部屋だった。ポルトガル風とかで洒落ている。バスルームの浴槽も蛇口も舶来だ。明日は長崎で資料収集の後、バスで博多へ。


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