Diary

暇、あれこれ。

朝、窓を開けるとキンモクセイの匂い。昼になると庭に赤とんぼや塩辛とんぼ。
「袋小路」を群像に送付してしまったので暇。散髪に行く。富士山がよく見えた。
福岡の先輩と電話、12月に行くことにした。冬の博多は胃袋がいくつあっても足りないくらい食べるものがある。
夜、母とBSテレビでダイエー戦を偵察。大味な試合だがあんなにボカスカ打たれたらたまらんな。それと噂には聞いていたがロッテの応援はサッカーみたいで凄い。


ティーポのウィンク

ロッテンマイヤー先で「これは月に一度くらいしかできない(上出来の)ピザだ」というのを3枚もいただいてしまい、いくらなんでも食えないので実家へ持って帰る。来たはいいが、薬がなくて全く眠れず深夜車で蒲田往復。ティーポはスモールにすると片目になっていた。電球いれなきゃ。G4も持ってきて明け方まで「袋小路」をやる。昼に起きて気がつくとないない、携帯がない。仕方なくまた往復。無駄だなあ、でも車があって良かった。「袋小路」は今夜か明朝、キリをつけて講談社に送る予定。
母はもはやダイエーの偵察を始めている。「若いピッチャーが負けるとすっきりするわ」「二勝は堅い」など。あたしゃ四ゼロで負けて、やっぱり阪神だなと笑うような気がしますが。


やば寝

うっかりすると昼まで寝てしまう。朝起きても二度寝してしまう。起きて昼飯を食って散歩してしばらくするとまた寝てしまう。昼寝なのに三時間も寝てしまう。夜はちゃんと12時とか1時に寝る。やばい、生きてる時間が少ない。


財布に冬がやってきた

取材費と年内の家賃をメインバンクから下ろすと残高がさびしくてびびった。
JRの予約は乗り継ぎがあるのでちょっと面倒で、自分でやってよかったと思った。ヤフーの路線で日付まで入れて調べていったのに全然違ってた。ダイヤ改正なのかな。それと朝9時代の新幹線品川駅は使い物にならないことがわかった。のぞみばかりだから米原なんか止まらないのね。


見た目ファミリア、心はアルファ

日本海でオープンカーだんべえと息巻いてみた昨日だったが、早速マツダレンタカーに電話をすると「福井県内にはロードスターはないんです」というビックリ回答、今更他所のレンタカー屋に電話するのも面倒でファミリアにしてしまった。がっくし。
翌々日の富山空港の乗り捨ては「空港の無料駐車場に置いといてください、キーはダッシュボックスでもいいですし、無人のカウンターでもいいですよ」とのこと、なんちゅう大らかな。
ネットでANAの予約も済ませ、あとは蒲田駅に行って新幹線と特急さえ押さえれば準備完了である。今回は海水浴とかしないから荷物も簡単だ。


ロードスター

学大に行ったら御利益があって、ものすごくやる気が湧いてきた。帰りの電車では頭がガンガンする程だった。「袋小路」リライト。指がいてー。空振りかもしれんけど、こんなの久しぶり。
新潮から、取材旅行(単独)のOKが出た。もう少し早くわかれば今週行けたのに残念。二泊三日の旅程表(こういうのだけは得意)を作って提出。ホテルはあんまり生意気なところに泊まってもなんだと思ったので新潮にお願いするが、レンタカーはひそかにロードスターを借りるつもりである。あ、ここに書いたら全然ひそかじゃないね。


秋がきた

暖房便座を入れた。スリッパを履いた。コーンスープを飲んだ。3日連続で外出したので大いに昼寝をした。
それで、もっと素直に書こうと思った。書きたかったことをちゃんと思い出すことにした。


緑の先生

今夜、某出版社に勤める大学の同級生と一緒に会う生物学の先生は早稲田ではちょっとした有名人だった。着ているものに必ず緑色が入っているのだ。緑のスーツに緑のコートなんて日も結構あった。緑の万年筆で書く字は緑のインクだったし、試験監督のアルバイトで教授の推薦が必要だった時には、朱肉ならぬ緑肉で判子を押して下さった。お住まいまで緑にちなんだ地名だ。徹底している。
授業は講談を聴いているみたいで面白かった。「あはれシマウマ食べられる運命!」とか、そういう語り口だった。私達はこの先生の一般教養ゼミに入っていたので、よく食べ歩きにも連れていっていただいた。大学で懐かしいのはこの先生とゼミの先生だけだ。(父にも習ったが別に懐かしくはないわな)大学を卒業して13年が経って、先生がお元気なことが嬉しい。
やっぱり、無職の時だったら会えなかったと思う。先の見えない新人ではあるが、一応、作家になりましたよという報告が出来るのはありがたいことだ。


平積み

「ライバル」森健氏の「火薬と愛の星」の単行本を本屋で見つける。いいなあ単行本。羨ましくてくやしいな。でも平積みになってなかった。それで、自分の単行本が平積みになるところを夢見ていたことに気がついた。芥川でもとらなきゃ無理だっつーの。しかしほんとに単行本は出るんだろうか、映画も出来るんだろうか。来年のことを話すと鬼が笑うか。
調子が戻ってきたのでロッテンマイヤー再開。やっぱ疲れるなあ。


ルー・リード

ひどかった。こんなにひどいコンサートは久しぶりというか初めてだ。
ギター兼キーボード、チェロ、ルー、フェルナンド・サンダース、バックボーカルという編成、おいおいドラムがないぞ。前回、4年前のライブがシンプルながら充実していてとても良かっただけに今度のバラバラぶりは悲惨にさえ見えた。チェロなんかゲストで出せばいいだろ。私はフェルナンド・サンダースというベーシストのファンで、この人さえ見られればと思って行ったが、なんとフェルさん大活躍。それもイヤな活躍。ベースとバックコーラスはいいけど、曲の途中でベースを放り出して下手くそなシンセドラムを叩いたり、ベース弾きながらバスドラ打ったりしている。もうめちゃくちゃ。それと太極拳のオヤジが出てきて舞ったりしていたがそんな金あったら、頼むからドラムドラムドラムを入れてくれ。曲は4年前は新しいのしかやらなかったが今回は昔の曲も多かった、が、なにをやってもこの編成じゃだめだ、最初の入りから音が合ってないんだ、聴く気がどんどん薄れてくる。
私はアンコールで立たなかった。拍手している奴らがバカみたいに思えた。練習を見ているみたいなのに誰も「金返せ」と怒鳴らない。ルーはすっかり耄碌してしまったんだろうか、これがプロのステージなんだろうか。


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