Diary

ひとまかせ

仕事中毒の私に一筋の光明、と言うべきか、それともこのクソ忙しいときに、と言うべきか、とにもかくにも我が家に居候がやって来る。
そいつが全然時間通りに来ないので、今日は私も家に足止めをくらって確定申告をやってしまったじゃないか、おかげさまだ。
居候というからには事情もあるわけだが、小説の居候とは全然違っていて美人さんだ。ずっといるわけじゃなくて、不定期に数日いるということなので、私も勝手に仕事をするし来週も殆ど毎日打ち合せがあるし、居候は概して暇なので部屋の掃除でもして貰う。新聞本雑誌の類が片付けばなんとか人並みの部屋になるはず。あとは、壊れたテレビと壊れたプリンターを捨てればずいぶん希望も見えてくる。待っている時に限って回収車は来ないのだけど。


躁っぽいのか?

また朝まで仕事をしてしまった。昼に起きてまた仕事。こんなこと続けると禿げるぞ死ぬぞと思っているのに、息抜きに行ったいつもの店でまた仕事。余計な買い物とかはしないけど、やっぱり躁っぽいのかもしれない。
ということは、喋っていることなんかも知らず知らず軽躁モードで大袈裟になったりしているのかも。嫌だな。後で後悔するんだよね、躁は。


ホーム

夕べ帰ってきて、試乗の印象が濃いうちに書きたくて、朝4時半まで原稿をやる。こういうとき、眠剤飲まないと眠くならない体質が役に立つ。起きてからじゃ疲れてるから。
夕方、講談社にて小説現代インタビュー。3/22発売4月号に掲載予定。オンリートークについてなので、電車の中で読み直してから行った。書いた本人は結構忘れているのです。
インタビューの後、群像編集部にて和む。インタビュー前に、新人はホームグラウンドがあって、みたいな話が出たんだけど、私はどこの編集部も自分のホームだと思っている。図々しいけど。


分相応

午前中、原稿あれこれと煙草の吸いだめ。午後から夜にかけてNAVI試乗。3台に乗る、「乗り倒す」と書けるほど私は上手じゃない。やっぱり現地に行ってみて良かったこともあった。でもどんなにいい車に乗っても、ティーポで夜中の第一京浜を走るのは楽しいし、蒲田に帰ってくるとほっとする。3/26発売分(5月号)の原稿はOKとのこと。


ムシのいい話

9月から書く書評の件、おつき合いのある出版社のうち文芸関係の各社より本の協力をいただけることになった。読んでも書評しないかもよ、という条件なので大変ありがたい。
もしも、おつき合いのまだない出版社で、書評検討用におすすめの本を教えてやるよとかくれてやるよとか、そんなムシのいい話がありましたらメール下さい。(そもそもこんなとこ見てないって?)
朝から病院。エンシュアを20缶ゲット。これで餓死の心配はない。蒲田から病院への裏道は今後の課題。私は今でも東京より名古屋や群馬の方が道に詳しい。


書評

図書館向けの情報誌(日販図書館サービス)から連載書評の依頼が来た。春はちょっと無理なので、10月号からということになる。こんな無名の新人(しかも読書量が少ない)に、書評の仕事なんていいんだろうか。もちろん私としては、絶対自分のためになる仕事だし、大歓迎。若干の懸案事項については検討中。
いつも行く文具店で遂に面が割れた。蒲田レポートに書いたことを店の方の弟さんが見て伝えて下さっていたのだ、名刺の追加注文をしたら「あら!」と言われてばれてしまった。ちょっと嬉しかった。
いつも仕事をしている店の近所の書店に本が平積みになったので店のマスターと一緒に、一筆書き添えた文春公式ポップを置かせていただく。快く受けていただけてありがたかった。


素人処方はやめましょう

忙しいというのは自分で思い込んでいるだけで、確かに予定はあるが原稿そのものはそれなりにすすんでいたり、提出までに余裕があったりするのだ。1日10件予定が入っていたサラリーマン時代に比べたらこんなの忙しいとは言えない。カッとなって無理しなくていいじゃん。一番大事なことは作品の出来なのだ。と、自分に言い聞かせつつ今日はリーマスとテグレを少し強めに飲んで躁対策。レボトミンが抜けなくてちょいふらふら。
夜、共同通信と飲み会。久々に固形物も食べる。


食えないやつ=私

「ジェイ・ノベル 著者からひと言」(実業之日本社)送付。書評欄に取り上げていただける。
EN-TAXI(扶桑社)短編打ち合せ。テーマや手法は決まっていたのだが、書きにくくて苦しんでいた。いろいろお話しすることが出来て、イメージがふくらむ。掲載は今回の校了には間に合わないので、少し先になる予定。
軽躁で全く腹が減らない。さんきちの前を通っても興味なしって感じ。昨夜はウィダーinゼリーだったので今夜はエンシュアにするか。せめて睡眠だけはちゃんととろう。


仕事の奴隷

小説現代から書評欄でのインタビュー依頼が来た。
軽躁っぽいなと思ったので、いつもの眠剤にレボトミンをプラスして夕方5時まで無理やり眠った。今日は人に会わなくていい。仕事も休もうと思ったけれど、動いている小説を無視することはできない。休めなかった。


びっくりズボン

鬱の11月以来、月に3キロずつ痩せている。もう一生履けないだろうと諦めていたズボンが履けて驚いた。一日二食食えるようになったらまたむくむくと太るんだろうけど。
午前中、税務署で確定申告の相談会。やっぱり難しい。一応下書きをしたが、唸りながら清書することになるはず。改めて計算して収入の少なさに笑えてしまった。もう少し稼いでいると思ってたんだが。
夕方、NAVI連載の件でイラストレーターさんとの打ち合わせ。


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