Diary

昨日は友人夫妻に会ってごはんを食べた。久しぶりでとても楽しかった。

今日は寒いんでストーブで豚汁を煮込む支度をしていたら、富山からホタルイカが届いた。別の方からはお酒もいただいた。ホタルイカはお隣にお裾分けしたらとても喜ばれた。夜は炊き込みご飯に挑戦します。

仕事はエフエムの選曲と読売季評の本を読んでいる。


山の春

実家の水仙は正月に咲くけれどこっちは今頃。もう少したってから北毛に行くと、花は梅も桃も桜もチューリップもなんでもかんでもいっぺんに咲く、惜しみなく咲く。

今年の冬は野菜が高くてまいったが、それこそ花が咲くように安くて美味しい野菜がいっぺんにでてきた。カキ菜はボンゴレにすると春っぽい。ふきのとうは以前も書いたけれど鍋焼きうどんの薬味に。大根菜はもちろん菜飯。ブロッコリは小房に分けずに頭からみじん切りにして冷凍しておくと洋風のチャーハンでもパスタでも使いやすい。そのうちタケノコが出てきたらごはんに炊き込みたい。冬の間は家のなかが寒くてとてもサラダなんて食べる気にならなかったけど、久しぶりにコールスローもいいな。コールスローにはなぜか安いハムの方が合う。

着るものも食べるものも一気に変わってあわただしい。

家に閉じこもって本読む気になれないので出かけようと思う。離陸とか新潮の短編とか文春の次のやつとかあれこれ考えながら走りたい。


日高敏隆さんの文庫解説

故日高敏隆氏の「人間とはどういう動物か」の文庫化(ちくま学芸文庫)で解説を担当することになりました。大好きな、すばらしい本です。日高さんにお目にかかることはなかったけれど、ずいぶん昔から動物行動学やエッセイに親しんでいたのでとてもありがたく感じています。読後感を損なわぬよう気を引き締めて書きたいと思います。

今日は「忘れられたワルツ」再校ゲラ作業を終えた。このあとは、読売季評の仕事ぼつぼつはじめないといけないのかな。


「思い出の風景」お礼など

23日(土)は前橋にて、上毛新聞社創刊125周年記念「思い出の風景」での池田政治先生との記念対談、及び表彰式。一年間にわたって四つのエリアでの写真を拝見し選考に関わることによって、群馬のすばらしい風景や人々、歴史や産業について感激することがたくさんありました。また多くの方と知り合い、大切なお話を聞く貴重な機会となりました。応募された方、受賞された方、会場に来て下さった方、そして支えてくださった関係者の皆様にお礼申し上げます。

昨日24日(日)は4月7日売り新潮「始発まで」の再校ゲラを仕上げて送った。4月26日発売の単行本「忘れられたワルツ」の再校ゲラが午後届いたので、作業を始めた。

今日は町に出てあれこれ用事を済ませる予定。


下仁田には一応「手作りこんにゃくセット」を買いに行く、という用事があったんだけど目的を果たしてみればまだ午前中だったのでそのまま内山峠を越えて佐久へ。佐久から北上して小諸、上田方面へ。上田の手前で嬬恋に抜ける県道を発見したので走っているとどんどん道が真っ白になってくる。夏タイヤに換えてなくてよかった。嬬恋から中之条経由で戻ってきた。何も決めないとただひたすら走るだけで帰ってきてしまう。あと、下仁田と嬬恋いっぺんに行くひとはあまりいないと思う。

好きで、行きたい場所は4月中旬、下旬にならないとゲートが開かない。


昨日のFMは昭和歌謡曲特集。4時台はフォーリーブス「ブルドッグ」(1977)、フィンガー5「学園天国」(1974)、山本リンダ「どうにもとまらない」(1951)、郷ひろみ「セクシー・ユー(モンローウォーク)」(1980)、ちあきなおみ「喝采」(1972)。5時台は、もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」(1980)、久保田早紀「異邦人」(1979)、八神純子「みずいろの雨」(1978)、山口百恵「プレイバックPart2」(1978)、沢田研二「恋のバッド・チューニング」。反応メールたくさんいただいたので、そのうち第二弾もやります。おすすめ本は小川洋子「ことり」。

昨日、今日で新潮「始発まで」初校ゲラとデンタル・ダイヤモンドのエッセイゲラを終わらせた。


4月末に出る新潮社の「忘れられたワルツ」の装丁、かっこよくなりそうです。

今日は休みました。鍋焼きうどんにざくざく刻んだふきのとうを薬味に入れて食い、屋上の物見台にサマーベッド持ち出したが花粉で撤退、夕方ちょっとコーヒー飲みに行って、夜はロビン・ヒッチコックの「ストアフロント・ヒッチコック」のビデオ見ながら飲んでます。


朝5時に「始発まで」脱稿。直して削って書き足して19枚。2月売りで短編2本書いたばっかりだから無理ですよと言っていたのに、締切二日前に出来てしまった。午後3時半に「忘れられたワルツ」の装丁打ち合わせ等で新潮社の書籍編集者が来る予定なんだけど、変に時間余ったから温泉でも行ごうかな。合間にちょろっと温泉行けるのは群馬の特権。


朝、町内の集会所掃除。午後、新潮「始発まで」を書いた。暗くて殺伐とした小説なのであんまりおすすめしませんが、短い。20枚か21枚で落ち着くと思う。


仕事場に戻る

仕事部屋でまともに仕事したのは3ヶ月ぶりくらい。でかいデスクトップと資料の山が殺伐としていて、敷居が高いというか気合いが足りないというかそういう感じになってからずっと入れなくてリビングと寝室で仕事していたけど、戻ってきてみるとやはり作業環境としてはいいわけなので原稿が捗る。

トップページに4月の文庫(北緯14度)と単行本(忘れられたワルツ)の発売日程載せましたので興味のある方はご参照ください。


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