Diary

今年もお世話になりました。

恒例の目標設定と振り返りです。

(2011年目標)2010/12/31日記より

・4月からの法政大学の講義が新しい生活のリズムとなる。週一で通うので、体調管理をきちんとすることが前提。

・新潮「不愉快な本の続編」発表、単行本化。群像新連載開始、「離陸」の原稿への具体的な取り組みなど。

・小説を書く仕事とそれ以外の業務、休養、プライベートな時間の確保を含めた全体の考え方の見直し。難しいことですが、変えないと本当にまずいし、版元ともよく話し合う必要があります。

 

(2011年 振り返り)

大学院の講義は大変でしたがいい経験になりました。目標設定時点でわかっていなかった、班長と震災後の片品村でのボランティアもありましたが、年間を通じて体調を大きく崩すことなく過ごせました。時間的にはかなり厳しかったです。

群像の連載は震災のこともあって中止しました。4月よりFMぐんまが1時間から2時間に。「不愉快な本の続編」刊行、「街道を行ぐ」連載開始、「離陸」連載開始。「恋愛雑用論」から始まる短編集(新潮社)への着手。

(2012年 目標)

・「街道を行ぐ(上毛)」「離陸(文學界)」「文芸季評(読売)」「絲的こわいもんなし(小説現代)」の連載を軸として、隙あらば新潮の短編を書く。数年後に小説現代で始める歴史小説の準備をすすめる。

・小説で必要とされる範囲にとどまらず、今まで知らなかった(苦手だった)分野のことを勉強したい。

・半日ドライブなど休暇を充実させる。何回かは新潟でだらだら休みたい。

・目標とは言えないけど、日々の生活をもっと楽しみたいです。単行本が出ない年なので散財はできませんが。

 

 

ラジオでは「来年の目標は駆け落ち」などと言いましたが、さすがにそれは無理だろ。今年もありがとうございました。


ケータイその後

洗濯機でさんざん回したのでデータは生き返りませんでした。新しいの買って、2週間くらいかかる水濡れ復旧に出しました(データが戻るとは限らないと言われています)。

友人と編集者へのお願いです。次回メールを下さるときでかまわないので携帯電話の番号を書いて送っていただけますか。お手数おかけしますがよろしくお願いします。


やっちまいました

まさかのケータイ洗濯。

とりあえずバッテリとカードだけ外したので、時間指定の宅急便を待って受け取り次第ドコモショップに行ってきます。


哲学者内山先生のお宅での餅つきに今年も参加しました。


まったく来る日も来る日もさみぃよ! 犬の水に分厚い氷張ってるとか、外水栓も凍ってるとか、8時でマイナスとか、台所で凍えて頭がぼんやりしてくるとかもうやだ。仕事部屋はファンヒータぼんぼん炊いてんのに手がかじかんでます。これで空っ風なんか吹くととんでもないことになる。でも小説は2本ともいい感じで捗っています。

午後はFM。4時台opは「プルド・アップ」トーキング・ヘッズ、セレクションは「私はピアノ」高田みづえ、おすすめ本は「火の鳥」手塚治虫、5時台opは「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」ボブ・ディラン、5時台edは「ジョビ・ジョバ」ジプシー・キングス。

こないだ文春に言われて、2007年に書いた草稿を発掘した。2013年東京壊滅っておっかねーもんだった。書いたこともすっかり忘れてた。とてもじゃないけどこれは、発表できない。


「離陸」は毎月必死で勉強しないと書けない。短いものでは「アーリオ オーリオ」のときがそうでした。当初考えてなかった要素が重要だとわかってきて、来年はさらに面倒なことになりそうです。「構想8年連載3回100枚完結で『彼女の行方は杳として知れない』って終わらせちゃだめですか」と、昨日の打ち合わせで文學界に聞きましたが却下されました。まあ、だめですよね。

明日以降、FM、餅つき、美人との忘年会、と予定が続くので、今日は本業に専念します。


田舎のこども

今日はお世話になっている方へ年末挨拶、職業取材(単独、新潮分)、そのあと駅に文春を迎えに行って自宅で「離陸3」の打ち合わせ、夜はすき焼き。

下仁田ネギを箱でいただいたので、庭の柚子、いただきもののきんかんと一緒に実家に送った。餅つきで搗いた餅を持って帰って、送ったものをきょうだいにも分ければいいかなと思ってます。よく「田舎の親が送ってきたもんですから……」と聞きますが、多分私の親は「田舎のこどもが送ってくるもんですから」と言ってると思う。


この三日間、集中してやりたいことがあったので日記さぼりました。くたびれたけど、とても勉強になりました。

今日は一日寝ていたいけど、さすがに家のことやんないとまずい。あとFMの準備。


片品村で『はげ盛』お披露目セレモニーが開催されるとのことで招待されて行ってきました。食による村おこしで、村内のさまざまな飲食店が独自の『はげ盛』メニューを展開するというものです。『はげ盛』は「はげしぃー盛り」という片品のことばから来ています。大盛りなんて生やさしいもんじゃなかった。実物のメニューを見て、ひるみました。スキー、スノボにお出かけの際はぜひ。

今いい感じで動いているのが新潮の「恋愛雑用論」という短編小説(エッセイではないです)。外に出たら出たでまた違う刺激があって書きたくなるので、あちこちでクルマを停めてメモをとりました。思ったより早くまとまりそうな気がする。


昨日の法政は今年最後。冊子のゲラチェックで、立場上全部目を通さなければならなかったため、夕方まで居残りした。

新潮の短編がすすんだので途中稿を送付。年末年始はこっちをやろうと思ってたら、なんでわかるかな、文春から「年内打ち合わせはもう難しいでしょうか」とメールが来たよ。


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