Diary

今年もありがとうございました。

2013年の振り返り。
病気の再発があったり、仕事のトラブルが重なったりで、秋頃までは大変でしたが、隔週のエフエムに救われました。一緒に笑い、いろいろと気づかされる時間でした。リスナーには本当に感謝しています。
 
今年は県内で楽しい方々と知り合うことができました。人に恵まれた一年でした。忘れていたのですが昨年末にたてた目標が「さまざまな分野の人との交流」でした。
 
来年はいくつか新しい仕事を始める予定があります。しっかりやりたいと思います。
新潮は掌編シリーズと、5月からの新連載と掛け持ちになります。文學界での次の小説も話し合ってすすめていきます。
 
ついついひきこもりがちになるので、もっとフットワークを良くしたいです。新しいことにも挑戦(体験かな)できればいいなと思います。
 
皆様にとって2014年がすばらしい年になりますように。
来年もどうぞよろしくお願いします。


文學界の短編脱稿。「ネクトンについて考えても意味がない」というタイトルにしました。掲載が2月売りなのか3月売りなのか、書いた本人がわかっておりませんので確認しておきます。
 
キノベス2014の27位に「忘れられたワルツ」が入りました。売りたいと思う書店員さんがいてくださることが、本当にありがたいです。


年末締切の文學界の短編(30枚)が、あと少しのところまで来た。タイトルはまだ迷っている。主人公がクラゲなので朝から晩までクラゲのことばかり考えている。
 
昨日はエフエム。4時台opはザ・ジャム「バーニング・スカイ」、セレクションは石川さゆり「津軽海峡冬景色」、おすすめ本はジェーフィッシュ著 久保田信+上野俊士郎監修「クラゲのふしぎ」、5時台opはゲッツ&ジルベルト「イパネマの娘」、5時台edはカーティス・メイフィールド「オンリー・ユー・ベイブ」


先月、iMacのマウスが壊れて何回試してもダメなのでしばらくMacBookAirで仕事をしていたが、新しいマウスを買ってきた途端直って働きはじめた。イタ車でもそういうこと(整備士にもわからないような自然治癒)はよくある。家中どこででも仕事はするけれど、今は小説が確変継続中なので、仕事場のデスクトップの方が作業しやすい。ちなみにマウスパッドは文學界を使用している。
 
今日は立川通院。今年はいろいろ大変だったけれどよく乗り切ったと主治医に褒められた。病気そのものもよくなってきているということで、薬がまた少し減った。


年内の締切は文學界の短編のみ。これまで書いてたものがどうも面白くなくて行き詰まっていた。そこへ、なんかおりてきちゃったので改稿というより、まっさらにして最初から書き直すことにした。
おりてくるもののなかには、最初はなんじゃこりゃってものもあるけれど、結果的に小説を悪くしたことは一度もない。頭で考えたことよりもずっと信用できる。(頭で考えて書いた小説は、単行本になろうが文庫本になろうが不安が残る。もちろん読者の評価とは関係なく、自分のなかのことです)。
ともあれ明日、急遽取材に行ってきます。


昨日は吉川忠英さんのライブに行ってきました。ライブ行ったのは久しぶりで、03年のジョアン・ジルベルト以来かもしれない。すばらしかったです。


水曜日のエフエムの選曲は4時台opがU2「ビューティフル・デイズ」、セレクションはthe ピーズ「カラーゲ」、5時台opはレイ・チャールズ「我が心のジョージア」、5時台edはスピッツ「さらさら」。おすすめ本のコーナーで絲山賞と小川洋子さん「ことり」を紹介しました。
 
昨日、今日で上毛新聞「街道を行ぐ」を書き上げて送付。掲載は17日(火)の予定です。


第十回 絲山賞

第十回絲山賞は小川洋子氏の「ことり」(朝日新聞出版 12年11月30日刊)にさしあげたいと思います。
これまでの絲山賞につきましてはこちらをご覧ください。
 
これほど静かで、濁りのない小説を私はほかに知りません。慎ましく生きていても、大切なものはひとつひとつ失われていく。読後の余韻が長い間心に響きます。哀しさはあっても甘さは抑制されていて、作者が本当に小説を大切にしていることが伝わってくると思います。心が騒がしくなっているとき、素直になれずに苦しいとき、ぜひ読んでいただきたい本です。


1月売りの「離陸20」脱稿。今回は苦戦しました。2月売りが最終回になります。
  
明日は「第十回絲山賞」を発表します。


つまみに水炊き

飲むと全然食べないくせに鍋がしたかった。それで水炊きにした。昼間のうちに鶏ガラスープだけしっかり作っておいて、入れるのは鶏モモと下仁田ネギだけ。ポン酢も使わず、醤油と柚子、薬味に柚胡椒。
美味しいです。
一人鍋はあんまりごちゃごちゃしない方がいいのだと悟りました。
あとで雑炊。


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