Diary

「離陸」のパブリシティが一段落してからは、近距離の取材をいくつかすすめていました。
11月売りの「薄情」の風景描写のために嬬恋に行き、昨日は来年の文藝に一挙掲載する小説の取材で昔住んでいた西小山から武蔵小山界隈を見てきました。舞台となる場所でその人物のものの見方や考えの癖を追っていくことで、構成と内容が大きくすすみました。
 
12月売りの新潮新年号は、「薄情」をお休みする代わりに、不定期ですすめているシリーズの掌編を掲載します。大間々の「コノドント館」を再訪してひとつモチーフをいただいたので、「コノドント展」というタイトルとしました。掌編の舞台は大間々や県内ではなく架空の場所です。
「薄情」は1月売りより再開します。


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