Diary

なんにもないので報告など

昨日「末裔」の再校ゲラが終わったのでちょっと気が抜けて、集中力が続かなくてぐだぐだしながらも、明日の仕事くらいまでは終わらせた。

そうそう、今日は何も書くことがないので、ここで少しまとめて首の腫瘍の術後半年の報告をさせてください。興味ない人はスルーでお願いします。
ずいぶん、よくなりました。CTでは今のところ再発なし、手術跡空洞になった部分(6センチ)の組織も順調に埋まってきているとのこと。
食べたときの痛み(特に辛い、すっぱい)はまだありますが、前と比べたら激烈な痛みは減ってきたし、痛まない日もあります。一日三食痛みで悶えていたのに比べたらかなり助かっています。あったかくなってきたためもあるとは思います。(でもここ寒いけどね)
自律神経の関係らしい、一晩に四回くらい寝汗でびしょびしょになっていたのも、改善しました。そのための不眠もよくなったし、洗濯が楽になりました。
雨や雪の前の日の鈍い痛みはありますが、それも減ってきたような気がします。気候のせいもありますが、これはもう少し残るかもしれません。
ほんとに、手術してくれた医師に感謝です。
ちなみに傷跡は、けっこうでかいですが、首のしわといずれ見分けがつかないようにしてもらってます。
首のしわってありがたいと思ったけれど、逆に言うと、首が汚いやつみたいに見えるかも?


GWの予定

いつの間にやら、この家に住んで1年。
ってことは、もうすぐ大好きなコブシの花が咲くかな。

ゴールデンウィークの予定、決まりました。
新潮「作家の超然」と岩波の絵本をしっかりやります。
それ以外やりません。

末裔の締切が終わったら、犬どもクルマに積み込んでキャンプに行って来ようと思ってます。
あとは、半日とか短い時間でもちゃんと遊ぶことを考えます。

「末裔」は6月の締切で終わるので、7月からは楽できるはず。
まあ、いつもそう思いながら仕事いれちゃう貧乏性なんだけど。


心の姑

元来、住まうことに関して私は非常にだらしない人間だ。
だが、(エッセイにちらっと書いたことがあるけれど)私の中には見知らぬ「心の姑」が住んでいて、編集者なんかが来宅する日は大変なのである。

「玄関とリビングとトイレだけキレイにすればいいってもんじゃないでしょ、仕事場も皆さんご覧になりたいっていつもおっしゃるじゃないの。ご飯は召し上がっていただくんでしょ? せっかく東京からこんな遠くまでいらっしゃるんだから何か作ってさしあげたらどうお? そうよあなたいつも群馬群馬って威張ってるんだから、お野菜召し上がっていただきないよ。それにあなた、この台所なんとかしなさいよ、いくら校了中だってお客様にこんな台所見られて恥ずかしくないの? そうそう、こないだも泊まっていらした方いたじゃない、ちゃんとお客様用の布団カバーと枕カバーも準備しておきなさいね。お泊まりになるんだったらお風呂の掃除も……」

この「心の姑」当然架空の存在であるから、言うだけで何も手伝わない。
かくして、仕事の打ち合わせ一つするために、大掃除がはじまる。
何を書きたいかなんてことはどっかに行ってしまう。
お客様が来る前にほかの仕事を片付けて、なんてこともできなくなる。

まあ、お陰でなんとか家が片付いてるし、打ち合わせに東京行くよりずっと楽させてもらってるんですけどね。

今朝は、裏の畑が雪で真っ白だった。すぐ溶けたけど、春じゃないみたいに眩しい。
昨日榛名に行っておいてよかったー。
午後、岩波書店来宅。


クルマ欲しい病回避

昨日は突発的に、また変態なクルマが欲しくなって騒ぎましたが、部品がない、ゴミ出しができない、犬が乗れない、キャンプいけないなどの点を整備士の友人に説得されました。クーぺは10万キロ記念スペシャルメンテ。(どこも悪くないのでオイル交換と定期点検になると思う)

そんなこんなで、妙にテンションがあがったため、仕事がすすみました。
午前中、群像「末裔9」の初校ゲラを送付。
午後は、本の雑誌「絲的モノ道具2」を書く。仕上がりは夜9時だったが、すぐに見てもらえてOKが出て嬉しかった。4月5日のGW進行締切を早めにクリア。
でも「末裔10」もGW進行なんだよな……

やりかけの、えらいかさばる仕事もあるんだけれど、こう毎日家の中にいると、さすがに外に出たい。
けれど行きたい峠は全部冬季閉鎖中。
ティーポで榛名山走って、帰りにスーパー寄るかな。


横着なヤギのがらがらどん

昨日、さんざん寝たので、起き抜けの感じではかなり回復しました。
今日はしっかり働こうと思います。

冷え込んだので、ウチでも霜がおり、氷が張り、浅間はまた真っ白になってました。

朝の散歩でおもしろいものを見ました。
ヤギ小屋のコースを歩いたんだけれど、ヤギが懸命に首をそらしているので、何してるんだろ、と見ていたら、
ツノで背中を掻いてました。
うらやましかったけど、便利というのはときに横着なもんです。


一日寝太郎

昨日の夜は、お誘いがあって女性4名での飲み会。楽しかったです。
いい意味でリラックスさせてもらったためか、
今日はゲラとエッセイをやりかけたら、もうどうしようもなく眠くて眠くて。

朝の犬の散歩から夕方の犬の散歩まで殆ど眠っていました。
1日も休めないとか言ったけど、だめだ、老体がついてこない。
それだけ寝ておいて、まだ眠いです。
ほんと、三年くらい寝ていたい。


ここ最近で一番おびえたこと

少し前の話だけれど、新潮社から本が送られてきました。
中身は筒井康隆氏の「アホの壁」。読みたくて、買おうと思っていたから嬉しいな、編集者が気を回してくれたのかな、と思って見たら、挟まっていたのは一枚のしおり。
「著者謹呈」
恐怖の大王が降ってきたような気分でした。
著者謹呈のしおりというのは、出版社の意向(乞御高評しおり)でなく、著者の指示によって送ったものですよ、という証拠です。
筒井さんからですよ。
ふつうだったら、大宴会したいくらいの喜びですがこのタイトル。
自分で買うのと、ご本人からいただくのではえらい違いです。
何度も言うけど、筒井さんからですよ。
筒井さんから、おまえはアホじゃと言われているかもしれないのですよ、本の中で。(考え過ぎか?)
お目にかかったことはないので、「絲山賞」以外は失礼を働いたとかそーゆーことはないんですが、震え上がって読みました。一般的な部分で思い当たることも、もちろん多々あったけれど「作家というものは」みたいなところで、何度もちびりそうになりました。

特に、今月発売の「本の雑誌」を読んだ方、ぜひ「アホの壁」を読んでみてください。

夕方FM。もちろん「アホの壁」をおすすめ本で取り上げます。セレクションはカム・オン「ディズニーランド」(すごく変な曲)。


カキ菜の王子様

昨日の晩、友人がカキ菜(摘み菜とも言う、いろんな呼び方があります)を山のように届けてくれた。
仕事の話をしていたら、とてもいい話をしてくれた。
自分の抱えている問題と反省すべき点がよくわかって、本当にありがたかった。
かなり気持ちがすっきりしました。

今日は午後、集英社打ち合わせ。5月に出る文庫の「ダーティ・ワーク」ではなく今後書くものについて相談。
「末裔」と「超然」の後のことを、もう考えなければいけない時期にきている。
私の場合、着想から書き始めるまでに異様に時間かかるので、終わってから準備では間に合わないのです。


仕事はあるけど米がない

天候がよくないため、取材は延期となった。
今日一日で、仕掛かり仕事が6つ。一番大事な「作家の超然」と「末裔10」は数えてない。
こなせるものはこなし、短時間でできるものを終わらせたが、達成感にはほど遠い。
ここんとこずっと、眠剤飲んでも3時間睡眠、早く目が醒めたからやっちゃえというのが、よろしくないのはわかってるんですが。

ドライカレー作ろうと思ったら、昨日買うの忘れて米がなかった。
共通の食材が多いからミネストローネにするって手もあるな。


出てきたぞ。

二十日大根か春菊かどっちだったか忘れたけれど、2本のうねのうちの1本に、
ぐじゅぐじゅと、こまっけぇ芽がたくさん出て来ました。

最近、腹を立てたり嫌になったりで、なんか心が汚い感じだったので、朝の散歩で神社を遥拝してきました。
小さいけれど、いい神社だったなあ。
犬連れだから神社の中には入れないんですわ。

今日はへばっていたので、どうしても読まなきゃいけない資料だけ読んでました。週明けの取材は天気悪くて多分無理。


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