Diary

今年もありがとうございました。

「妻の超然」推敲しながら14枚書いて86枚/100枚。もう今日は限界、血管切れそう。こうやって連日、朝から夕方までびっちり集中して書けるのは、本当に楽しくて気持ちがいい。「てにをは」いじってるときなんて、たまりません。書けないときの1日はつらくて長いけれど、書ける日はあっという間です。
でも、明日はFMなので、あんまりやり過ぎないようにします。

例年同じことを書いていて恐縮ですが夜は「カレ」とシャンパン飲んで、それから年越し蕎麦食います。

今年もいろんな人に支えていただいてなんとか無事に終わることができそうです。本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
皆様、よいお年を。


ラストカレー

朝から10枚書いた。直したり削ったりしながら書くので、10枚書けたとすると15枚くらい書いていることになる。集中力が切れたらへとへとになっていた。
合間に洗車、灯油も買った。シーツと布団カバーは昨日替えた。部屋は掃除機かけた程度。窓は拭いてない。窓なんて〆切過ぎてから拭けばいいのだ。

群馬のカレーと言えば、なんといってもパキスタンカレー。多分パキスタンのお店は年末年始それほど関係ないんじゃないかってことで今日の予定になりました。カレーだけならいいんだけど、ビリヤニが旨いんで食わないわけにはいかない。昼飯、もっと減らしておけばよかった。


恒例、目標振り返りと来年の目標

(2008年の目標)
・新潮(ばかもの)、小説現代(絲サバ)の連載完結。群像小説(タイトル未定)、講談社書き下ろし(北緯14度)単行本化。岩波の絵入りの本に取り組み。
・講演、対談、トークショーなどは、県外の仕事をもっとしなくては。
・セネガル再訪(プライベート)の計画、08年12月或いは09年初頭に。
・五年計画くらいで家を建てたい。群馬県内の町村含め、どこに住みたいか検討。
・健康を維持。体重はもっと減らします。

ー振り返り
・ばかもの、絲サバ、完結。ラジ&ピース、ばかもの、北緯14度、出版。岩波の絵本は来年早々に手がけます。バランスが悪く後半に三冊書籍がまとまりましたが、一応仕事量としてはなんとか例年並み。収穫としては、初めての文芸誌連載(ばかもの)が案外ペースに合っていたこと。
・県外の仕事は、せいぜい文芸誌の対談くらいしかできていない。
・セネガル再訪は、家の関係もあって今のところちょっと予定がたたない。
・家の建築。あれよあれよという間に土地も買って建築もすすんで2月末竣工。しかし住宅ローンを背負って青息吐息。
・健康はまあまあ。体重は減りません。去年よりも寄る年波を感じたりします。

(2009年の目標)
・絲サバ、岩波絵本、超然三部作(新潮)出版。あと講談社でもう一作くらい小説を単行本化すると4冊になっちゃうか。文庫は3冊出ると思います。
・野性時代での掌編小説を継続。小説すばるでの小説の計画→実施。結構仕事量多いけど大丈夫か。
・群像で、できればルポ連載を始めたい。毎日新聞では夕刊でエッセイ連載(3ヶ月)。角川・野性時代にて対談シリーズを始める。小説現代のエッセイ3シリーズ目もやりたい。
・3月〜 新しい家での生活を立ち上げ。犬の世話もあるので飲みに行く回数は減らします。休肝日を従来の週2日から、3日に増やしたい。
・健康の維持。病気の再発が仕事に影響しないように仕事のペースを整える。休暇をきちんと取る。

来年は家と犬のことが中心になりそうです。


ゴミの日が終わってからゴミは出る

早朝と午前中に仕事をすすめる。62枚、ちょっと抜け出した気がした。あちこち書くべきことがわかってきて、あと20枚くらいはするするっと行きそうだけど、妄想かもしれない。例によってラストの数行は書き始める前からできている。
昼はモツ鍋。山ほどニンニクと唐辛子とにらを入れて、あとで豆腐を煮るころにはモツからだしが出て相当いい味になった。最後は本来ちゃんぽん玉だけれど、群馬では手に入らないのでふつうのラーメンでいただく、旨い。

今年最後、といえばもう鍋も最後、ラーメンも最後で、逆に毎日がどんどん新しくなっていくような気がする。


寝てしまった

夕方5時に。酒も飲んでないのに。8時に起きたけどもうだめで、薬飲んで寝直し。
また今日はあとで更新します。


仕事があるのがありがてえ

昨日の夜になって、新しい仕事の電話2件。
ひとつは、以前から懸案だった角川・野性時代での対談連載の実現。さまざまな分野の人と会って「仕事」について聞いていきたいと思います。
もうひとつは、2月から3ヶ月間の毎日新聞のコラム連載。最近は、短いエッセイを殆ど書いていなかったので、これも楽しみな仕事です。

今日も仕事。昼はおいしいカレーを食べた。夜、飲み友達の誕生会。


さみ。

すげー風。最高気温4℃。榛名は雪雲。夜は氷点下ってwebの天気予報に書いてある。

原稿が行き詰まる。編集者に電話するが誰も出ない。もう休みらしい。ちきしょ、行き詰まってからが勝負だ。


ネギ最高

昨日の夜はいただいた下仁田ネギがあったのでカレとすき焼きしてました。おいしかった。そこへ近所の方がドカンと栃木産の「宮ネギ」を持ってきてくれました。我が家は今、ネギの楽園です。

今日はちょびちょびと「妻の超然」を書いてました。やっと50枚超えたかどうかというところ。このままずるずる年末まで仕事する予定です。


昨日の日記

つけ忘れてました。
昨日は、詳しい方に誘っていただき、旨い定食屋でコロッケなど食べたあと、農家訪問をしていました。
行ったのは下仁田ネギと、イチゴの農家さん。どちらも今が一番忙しいとき。
実際に現場を見せてもらって話をきいて、とても面白かったです。
そのうち書くかもしれません。

今日はふつうに仕事して、夕方工務店に行ってきます。


第五回 絲山賞発表

この一年に読んだ小説の中で一番面白かったものを、私が勝手にここで褒め称えるだけの絲山賞。第五回、めでたく受賞されたのは、

鹿島田真希さん 「ゼロの王国」(群像にて連載)

です。おめでとうございます!!
単行本は来年出る予定とのこと。

「聖なる愚か者」吉田青年の恋と冒険を綴った小説なのですが、舞台のような空間で、登場人物が、文体が、会話が、見え隠れする語り手としての作者が絶妙にからまってめっぽう面白かったです。変と言えば変な小説なんだけど鹿島田さんの持つ力強さがとてもよく発揮されていたと思いました。連載で毎回読んでいて、最後はどうなるかなと楽しみにしていたけれど、とてもよかった。

詳細は、1月7日発売の「群像」にて、絲山×鹿島田対談が掲載されます。お楽しみに。


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