Diary

高崎東高校に行ってきました

開校記念式典の後、1時間半ほど話をしてきました。
準備のメモは見ますが、私はプリントやパワポは使いません。自分も相手も気が散ってしまうからです。(大学ではたくさん板書をします)
今日は一人一人に話しかけるつもりで、たくさんの質問やイメージを使い、意見を聞く代わりに挙手をしてもらいました。約500人の生徒さんがどのように受けとめてくれたかはもちろんわかりませんが、いろんなことを一緒に考えてもらえたように思います。真剣なまなざしがたくさんこちらに向いていることを感じました。説明が足りなかった部分への勇気ある質問にも、生徒会長からの謝辞があらかじめ用意したものではなくて私の話を聞いて考えてくれたものだったことにも感激しましたし、帰りにすれ違った生徒さんが皆、明るく挨拶をしてくれたのもとても嬉しかったです。
 
これまで年上の方や同年配の人から群馬のことや暮らしのことをたくさん教えてもらってきましたが、地域への感謝の気持ちは、こういったかたちで若いひとたちに自分なりにお返ししていくこともできるのかもしれないと思いました。また機会があれば高校生の考えや意見を聞いてみたいです。いい印象をいっぱいいただいて、家に帰りました。ありがとうございました。


東京堂書店 トークイベント御礼

東京堂書店での安藤礼司さんとのトークイベント&サイン会にお越し下さった方にお礼申し上げます。聞いて下さる方々の表情に励まされたり、メモを取って下さる方の多さや質問の的確さに「すごい人たちに読んでいただいているんだな」と感心したり、私にはとても充実した時間でした。ありがとうございました。
 
今回は新聞・雑誌取材や台風の心配もあったので、犬連れで前日に来て実家に泊まりました。犬どもは実家では散歩以外「借りてきた犬」のように大人しくしておりましたが、散歩中に騎馬警官を見たときには「ぎょえっ!」となっていました。仔牛や山羊に会ったことはあるけれど、犬から見た初めての馬というのは、怪物みたいなものかもしれない。
 
帰ってきて明日は、高崎東高校での講演があります。「それぞれの社会観」というタイトルです。価値観と社会観の違い、それらの尊重とはなにかを具体的な質問で生徒さんたちに挙手してもらいながら話し、そのあと「なんで大人は若者に読書をすすめるのか、本ってなんだろう」ということについて、考える時間にしたいと思います。私はこんな仕事をしていても人に「本を読め」とは言いたくないタイプなのですが、あれこれ考え、わかりやすく話せるかどうか悩みながら準備をすすめました。


富山取材

10月、11月掲載の北日本新聞「I×TOYAMA サイコロの旅」の取材で、富山に行ってきました。お会いした方々はとても親切で、いろいろなことを丁寧に教えてくださいました。皆様、ありがとうございました。
 
高崎市から富山市まではおよそ350キロ、距離的には東京ー名古屋とほぼ同じ。上信越道から北陸道というルートで行きますが、慣れてくればそんなに大変とは感じません。初日は早めに着いたので、ナビなし地図なしで市内をうろつき、地元人から「鍋田のびっくりガード」と呼ばれるコアな場所に出会ったりしました。富山は、太陽のほかに、立山、国道8号と41号があるので少々迷っても安心です。家に帰ってから地図帳を見て答合わせをするのが楽しみなのです。次回はまだ車で行けるかな。雪の季節は越後湯沢からほくほく線になります。春の北陸新幹線の開通も楽しみです。


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