Diary

今日もだらしねー暮らし

昨日、東京より帰る。環八が予想以上に渋滞していて、生ゴミ回収時間に間に合うかどうかということもあって関越は軽くぶっとばしました。夕方はクルマを替えてFM群馬へ。たくさんのリスナーからお帰りなさいメールをいただいてとても嬉しかった。セレクションはXTCの「Too many cooks in the kitchen」。

今日も体調は相変わらず。ちょっと掃除をし、ちょっと洗濯をし、ちょっと仕事をして、大いにくたばる。散髪しなきゃいけないんだけどほったらかし。予定が少しずつ入り始める。


定期更新できずすみません。

通院日。医師から、疲労の解消まで一ヶ月くらいは休めるときは休むようにと言われる。鬱とは別物と聞いてほっとする。帰って来て一週間が経つが、相変わらず日本での生活に現実感が戻らない。
午後、実家の近所で群像打ち合わせ、そのあとセネガル書き下ろし打ち合わせ。講談社の百周年に合わせるため、再来年の出版となる。


いつまでぼんやりしてんだ

日本の夏には間に合わないと思っていたので、夕べ花火を見て嬉しかった。蚊にさされて痒いけど、こっちの蚊はマラリアにならないから平気だ。
コーヒーは、お土産にもらったスパイシーなカフェ・トゥーバだし、タバコは自分で巻くモーリタニアタバコだ。どっちも強い味がする。友達のラップ(へたくそ)のCDを聴いている。
なにが過剰で、なにがこの程度なのか、ここで、ちょうどいい感じがまだよくわからない。スケジュールも優先順位も決まらない自分がばかっぽい。


宝探し

無事帰って来たものの、それからまる二日というものこんこんと眠り続けてやっと今朝3時にすっきりと目が覚めました。エンジンがかかって、これから洗濯です。
セネガルに過剰適応してしまい、帰って来ても日本料理がいまいち気持ち悪くて食えない、食ってもお腹を壊すという変な状況に陥っています。言葉の面では、変にウォルフ語を喋ったりはしないけれど、日本語がちょっと不自然。これからリハビリです。

非常に困ったことがひとつ。出発前に実印と群銀のカードをどっかに隠したのですが、実印は変な場所から見つかったもののカードをどこに隠したか全く思い出せません。ばかだなー。


はぁ、けーらー。

はぁ、けーらーはウォルフ語でもなんでもなくて群馬弁で「もう帰るよ」って意味。
さんざん日記もさぼってきたけれど、帰ったらまた毎日やります。原稿は現在200枚超。
おかげさまでマラリア発症もなく、元気に家までたどり着けそうです。

なんにせよ、セネガルの友達がたくさんできてよかったです。今日は泣くだろうなあ。
明日未明の飛行機でミラノへ。マルペンサ空港は禁煙なので、タバコを吸うためだけにイタリア入国することになりそうです。めんどくせー。群馬に着くのは21日の予定です。


バナバナ

ダカールと言えばバナバナ。商品を持って市内を練り歩く行商人のことを「バナバナ」と呼ぶ。人口200万人のこの街にはデパートもなく、スーパーと市場があるだけだ。それでどうしてもバナバナに目がいく。携帯電話のプリペイドカードのような必需品から、浮き輪だのアイロンだのモップだのスカーフだの、ありとあらゆるものを持って歩いている。できることなら私も温水洗浄便座を首から下げて売りたいと思うほど。
同じものを売っているバナバナでも、笑顔のきれいな子供にはつい、負けてしまう。例えばホテルのベランダにいても、君から買うよ、とか、あとで買うから待ってて、とか、また今度ね、とか、ありがとう、とか、こっち流のジェスチュアで話ができるようになった。声をかけるには歯の間から強く「スー!」と音を出せば振り向いてくれる。

今日、私はサンルイという街から帰って来たのだが、朝からダカールは大雨で大変だったらしい。道中、水たまりもたくさんあったんだけど、そんなことよりダカールの傘売りバナバナの多さ。一体この国のどこにこれだけの傘があったのか、と呆れるくらい。一体何売りから転向したのか聞きたいくらい。

私も自分の本のフランス語訳(現状、沖で待つしか出ていない)を持って売り歩きたいなあ。


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