Diary

9 to 5

私事で仕事が遅れてきたので5時寝9時起きで仕事。段ボールだらけの殺伐とした部屋に飽きて、午後はいつもの店に避難して書いていた。なんとか、未処理のファイルを空にする。小説と読まなければならない本はいくつか抱えているけれど、さすがに本を読むと眠い。
明日から4日間は何をおいてもゴミ出しだ。「前夜にゴミを出すな!」という憤りに満ちた文字の張り紙を見かけるのだが、そもそも夜というのは何時までなのか。私は3時からは朝だと思うが、自分より先にゴミが出てたら前夜と言われそうな剣幕なのだ。深夜や早朝の業務で収集車の来る時間ぴったりに出せない人って結構いると思うんだけど。


どたばたするのは沢山だ

無線LANをあれこれ調べたが結局ホタテ(iBook)は無理っぽいと判断、powerbookで無線をすることにした。AirMacexpressはビックカメラでもソフマップでも品切れで入荷未定だったので、とりあえずはホタテを有線で使うことに決めて7メートルの平べったくて細いLANケーブルと分岐ハブを買う。引き違い扉から入れるのでドアほど不快ではないだろう。それから(ソフマップの)隣の無印で最低限の家具(ソファ、仕事用テーブル、椅子、ライト)を買う。あとは生活しながら様子を見る。
でもAirMacexpressは要る。私はアップルストアが嫌いだ。なぜかと言うと、コンビニ払いにしたとき、納期がいつだか判らないのに先にお金を払わないといけないからだ。代引きにしてくれたらさっぱりするのに。手違いで未出荷や誤発送があったらどうしてくれる。「納期:3~4週間、発送後4日以内」ってそういうのは工業製品の納期とは言わない。前回プリンタを買ったときには、確定納期連絡もなかった。いつまでも物が届かないから納期はいつなのかと電話するといきなり翌日出荷時間指定OKになったりするところが気に入らない。あるならとっとと出しやがれ。でももう、これ以上手間はかけたくないので、仕方なく買った。あとは放っとく。


「ハナニアラシノタトエモアルゾ サヨナラダケガ人生ダ」

蒲田を離れるちゃんとした理由はない。気に入っているし、とても便利だ。自分でも、もう一度都内で引っ越すとは思っていなかった。でも、一所にいられないのだ。どの店で飯を食べても、最後なのかなと思う。
日常生活に使うもの以外は、殆ど梱包した。あとは、シャワートイレを外して給水管を原状復帰することぐらい。始めればどうということもないんだけれど、梱包するのが面倒くさい。


無題

会社時代の後輩が来て、引越荷造りを手伝ってくれた。半日でこれほどはかどるとは思わなかった。後輩と喋りながら手を動かすのは楽しい。すごく気分が楽になった。


絶滅危惧種

公共料金関係の移転の電話をして、2年前に比べて窓口の応対が格段に良くなったことに驚く。かつて「あんたの声は男だから本人じゃない」と某N社に決めつけられたり、某N・D社のわかりません三昧に呆れたこともあったが、今はどこでも嘘のようにスムーズで親切。区役所も感じが良くなったし、もはや偉そうな木っ端役人(電気やガスは役所じゃないけど)は絶滅危惧種なのかもしれない。違反したときの警察だってすごく丁寧だった。
マック2台(ホタテ9.0とpowerbook10.2)と同居人のウィンドウズ1台の無線LANのことで悩んでいる。AirMacはだめなので何か手を考えなければ。
夕方から小説現代同行で取材。


仕事に逃げる

いつもの店に行って「海の仙人」を献本した。流通を通して書店に並ぶのは月末くらいでしょうか。本当は引越の準備をしなければならないのだが仕事に逃避する。資料だの、郵送で届いたた印刷物だので部屋は戦場のように荒れている。唯一救われる点は食い物が一切ないことか。とか考えている間に本でも梱包してればいいのだが。うーん。
夜になって「アーリオ オーリオ」校了。


黄色い営業車、都内140キロ

ガキの頃、きちがいになると黄色い救急車が来るって言われたけど、東京だけだろうか。精神病院には普通の救急車なら時々停まっている。私は黄色いクーペで病院に行く。ここ数日だらだらしていましたと言ったら禿先生に、それはいいことです、と言われた。
「海の仙人」の見本が出来た、と言われて条件反射的に、講談社に行く用事があるのでその前に御社に取りに伺います、と営業のようなことを言ってしまった。車だと、新潮社と講談社は驚くほど近いのだ。
3時間半かかって「アーリオ オーリオ」再校ゲラをチェック、文章の練れていないところを片っ端からつぶす。もう三校は取れないので、これから大きく変えた部分だけワープロに打ち込んで、言葉の繋がりを見直す。夜は長い。


クーペの居場所

9月から業界誌で連載書評(3回)をやるので、その1回目の本を読んでいる。二段組なのにすごく分厚い。好きなテーマだからいいんだけど、長い。
新居では、歩いて5分くらいの駐車場(蒲田より随分高い)にとりあえず決めて、いつの日かマンションの下が空くのを待とうと思っていたら、不動産屋から連絡が来てマンションの下が一台空くことになったという。料金は同じで初の屋根つき、ラッキー。時期がずれるので現在停めてある車が出るまで、車だけ2週間くらい実家に置かせて貰えないか相談してみようと思っている。しかし実家と蒲田の駐車場、どっちが今度の場所に便利なのか、よくわからない。


無題

なんか今一つぴりっとせず、エッセイさえはかどらない。GWも盆休みもなかったんだから、このくらいのだらだらは許してもらおうと勝手に決める。鬱っぽいとかそういうのはないです。こういう日は、実際に書くよりも核心を煮詰めたり、資料を読んだり、先の仕事の構想でも練った方がいいのかもしれない。夜、友達と飲む。


新しいまち

不動産契約、駐車場の場所も確認。前後に同居人と街をうろうろ。小さな商店街で祭みたいなことをやっていて、呼び込みのオッペケペ節みたいなお姉ちゃんにつかまって焼鳥屋に入る。蒲田に来たときと同じで、今回も全然知らない街をなんとなく決めた。同居人も「じゃあそうする?」みたいなノリでこうなってしまったのだが、なかなか住みよさそうじゃないか。文房具屋がまだ見つからないことだけが気がかり。


TOP