Diary

雷と鬱

雷は上州名物と言うけれど、夕べの雷雨は物凄かった。長い間、頭の真上でバリバリ炸裂していた。冷たい風が吹いて、台風よりも強い雨が降った。私は家中のコンセントを抜いてまわった。冷蔵庫だけは抜かなかったが、買うときに雷の保険に入っている。

今日は鬱っぽさが強まった。だるくて原稿を読んでも頭がはたらかない。エッセイも苦しくて書きにくい。乗馬クラブで月に一度のコース走行会(90cm障害飛越)があるので、ぼろぼろになってきます。


豚肉に詫びる

これまで、群馬では基本的に三食自炊で、一度も食い物を捨てることなくやってきたのだが、ここのところの食欲減退で消費がすすまず、どうにもならなくなった。食材に申し訳ない。とてもいやな気持ちだ。

「へたれ」三校を戻してこれで手が離れた。書評の本の参考資料も今夜には読み終わる予定。


なつやすみ

客人来群。
飲めば余計暑くなるのはわかっているのに、暑いからまあ一杯と飲んでしまうのが酒飲みというものだ。


ルボックス、ピレチア追加

午前「商工たかさき」インタビュー。午後、小説すばる電話打ち合わせ。喋るのがものすごく下手になっている。最近いつも疲れているのは夏バテかと思っていたけれど、この「頭が悪くなった感じ」は、ごく軽い鬱かもしれない。飯が食えなくてちょっと痩せた。


9月に似た日

今日は9月に似ていた。
台風のあとの強い風は夜までずっと吹き続け、空気は乾いていてぐるりの山が一日中くっきり見えた。日中の気温はあがったが、風があるのでクーラーはいらない。
明後日来る客人に「おととい来やがればよかったのに」と言いたいような日だったが、日本語としておかしい。


嵐の中で笑え

絲的メイソウを何が支えてくれるかって、イラストである。イラストレーターにお会いしたことはないから、どんなのが来るか想像がつかない。原稿を直している間、イラストは一度も見せてもらえない、雑誌ができ上がってから初めて見るのだ。弱いネタを持ち上げてもらったこともあれば、一本取られた! と笑ってしまうときもある。
今月は刷り出し(見本)が東京へ送られてしまったため、イラストがどうなってるのか気になって仕方なかった。それで散歩に出たついでに、台風ですいている書店に入って立ち読み、というか立ち見した。その場で笑うわけにいかなかったから、こらえて書店を出て嵐の中で改めて笑った。立ち読みで毎月読んで下さっている方々の苦労が少しはわかった気がした。
(p.s.書店さん、買わなくてすみません。でも私の本も置いて下さい)


明日は雨

明日は台風が来ると天気予報に書いてある。ふだんは平気でひきこもるが、台風のときはじっとしていられない。街に出る。海に行く。川へ行く。まだ群馬で台風のとき川に行ったことはない。発病も再発も夏だった。群馬での最初の休職のときは鬱状態で、台風で利根川が暴れてたくさん車が流されたというのをラジオで聞いて、怖くて布団の中にもぐっていた。


波状攻撃

「疲れは波状に来ますよ」と医者が言っていたけれどそれは本当で、ここ二日くらい、遊んだ分仕事もせねば、と思ってちょっと無理したせいもあるが、今日は目が覚めても起きられないほど疲れていた。一夜にして体重が倍になってしまったような感じだった。今はもう大丈夫だけれど、あせった。
普段、朝の4時とか5時に起きてるから、昼間の3時とかに起きると一日がおそろしく早い。

カレーを作ろうと思っていたがまた一生懸命やってしまいそうなので延期。今日は外出を控えて仕事だけする。


今日は涼しいけれど

群馬の夏の音。

アブラゼミ、たまにカナカナ。
FMの高校野球中継。
町内会ごとにやっている祭太鼓の練習(練習の方がなんだか夏っぽい)。
マフラー切ったバイクで農道を走るガキ。
ここんとこ鳴ってない雷。
それと夜は蛙。


自転車くらい買え!

ここの生活はテレビも電子レンジもないし、コンビニも滅多なことでは使わないんだけれど、別に不便をありがたがっているわけではなくて、自転車くらいあったらいいなと思うことはある。今日みたいに暑い日に郵便局に行くとき、自転車に乗った行きつけの美容院の人に挨拶されると「いいなあ」と羨望のまなざしを向けてしまう。こればっかりは鍋釜みたいに東京から車に積んでくるというわけにはいかない。 今日は高校野球を見に行った。暑かった。日焼けした。夕方から涼しくなって快適。


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