Diary

無題

寝不足でつらかった。朝、病院。五等日月末で大渋滞。夜は知人と会って情報収集。


無題

新潮社にて日経WOMANのインタビューと、単行本打ち合せ。インタビューの掲載は9月だが、ちょうどゲラが仕上がっていいタイミングなので早めに予定させていただいた。
巨人戦の日だけはなるべく予定を入れないようにしてきたが、この三連戦は今日しか見られない。なのにラジオを聞きながら眠ってしまう。少し夏ばて気味かもしれない。


低級外車、首都高を走る

講談社と取材、打ち合せ。低級外車で乗りつける。前回講談社に行くとき汐留料金所付近で故障したので、雪辱を果たした思い。「今日は大丈夫でしたか?」とあちこちで聞かれる。人騒がせな車だ。
小さな取材だったが、思わぬ収穫があった。資料についても相談してあれこれ揃えていただく。当初書き下ろしの予定だったが、単行本に先立って群像10月号に掲載されることになる。
行きは首都高が混んでいて1時間半以上かかったのに(それでも定刻よりやや早めに到着)帰りは40分そこそこで帰ってきてしまった。


秘密兵器

登場人物の名前は勘で決めてきた。迷うと野球選手から盗んだりもしたし、女優のリストを検索したこともある。作品が増えて登場人物も増えてきて、困って講談社に相談したところ「人名読み方辞典」という素晴らしい本を送ってくださった。名字編と名前編が別れている。電話帳の他に、こんな秘密兵器があるのだ。
って、すぐネットにアップしたら秘密じゃないじゃん。今日は、いつもの店で仕事。


昨日のご報告

授賞式は緊張したが、大好きな津島佑子さんから賞を贈呈されたことを、ずっと忘れないだろうと思った。津島さんとは二次会で、そして辻原登さんとはパーティーと三次会でお話ができて大感激した。パーティーは気後れするだろうと思っていたが、大量名刺交換で気後れしている暇はなかった。新潮社はじめ各社の担当編集者が場慣れしていない私にいろいろ気遣って下さってありがたかった。あまり話は出来なかったけれど恩師や友人が来てくれたのは嬉しかった。(くす玉、胴上げはなかったです、念のため)ともあれ、これで一区切り。
居候と一緒に帰って今日はのんびりした。


授賞式

川端賞授賞式、パーティ(三島賞、山本賞と併せて行われる)。お洒落をするのはこっ恥ずかしいし(まだそんなこと言ってるか)、たかだか髪の毛や化粧のために2時間も3時間もとるというのはアホみたいだが、ありがたい式のためなので、3分で化粧して原稿書いてた方がいいとか言わずにがんばってみる。お迎えのセルシオでオークラへ。多分帰りが遅くなるので、ご報告することがもしあればまた明日。


古田からのメール

先日から野球界が大変なことになっている。選手会にとっては、今回の件は選手会のあり方を決めてしまうほど大きなことだと思う。個々のチームのファンクラブはあっても、野球全体としてファンの意見を伝えるしくみはない。それで、選手会HPを見て、思うところと激励のメールを出した。
そしたら、翌日来たんだよね、返事が。もちろん返信フォーマットなんだけれど、古田の書いたちゃんとした文章だった。しかもナベツネネタのオチまでついていた。引用はしないけれど、内容といい、事務局のレスポンスの速さといい、ファンを大事に思う姿勢が伝わってきて感激した。
私自身、芸能人とかには興味がないし、野球選手であってもサインを貰って喜ぶとか全然ピンと来なくて、だから自分が初めて本にサインするときにも相当気後れした。「古本屋に売れなくなる」とか「本を私なんかの汚い字で汚すのはなあ」とか思っていたけれど、貰った相手は喜んだりするのかな、と少しだけ思った。


こうやって働きすぎてダウンする

朝、NAVI試乗最終回。半年で合計9台乗ったことになる。凄い車に乗せて貰えることも嬉しかったが、初めての連載ということで得たことも多い。なに総括してんだか、過去形ではなく苦戦は8月の校了まで続くのだ。
試乗が早めに終わったので、いつも行く店で講談社の書き下ろしを書きまくる。今は睡眠時間削ってでも書きたい。(長続きしないけど)


ところが生まれた

午後、講談社(群像・書籍)打ちあわせ。単行本「袋小路の男」に収録する書き下ろしについて。当初考えていた作品はいろいろ検討したが事情があって延期、全くの白紙の状態から話し合う。「袋小路」「小田切~」とのバランスがあるので難しい。何でもいいと言うわけにはいかない(例えばの話、勤労感謝のようなカラーの作品を「袋小路」に入れるわけにはいかない)、しかし似すぎていてもよくない。次回予定の群像の作品を無理に縮めるわけにもいかない。そんな都合よく物語が出てくるものなのか、と思うでしょう? 私も全くそう思っていました。
ところがなんとかなるのである。思うところをぱらぱらと話し合ううちに不意にイメージが浮かび、それを話すうちに詳細が後からどんどんついてきて、行けそう、となった。帰ってきて早速やれるところから始める。何せケツが決まっている。


ああ月曜日

夕べ寝る前に「明日、仕事やだなあ」と思った。そんな健全なことを思ったのは久しぶりだった。たった一日の休日でも少しはマシで、朝から「海の仙人」のあとがきをやって、ゲラを送付。それから「新潮」の新作、講談社書き下ろしなどで苦戦。中公の書き下ろしも取材前最終バージョンを送付。
台風は好きなので嬉々として出掛ける。講談社にて小説現代編集長に挨拶、担当者と連載エッセイ(9月号より掲載)について打ちあわせ。エッセイとしては一回分の枚数が多めなので、勢いを保ちつつしっかり楽しめるものにしたいと思います。


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