Diary

ちょぼちょぼ書いて、新潮の新作はやっと40枚超え。


どーでもいいクルマの話

立川通院。日の出が遅くなってきたので散歩してから出かけるのはやや慌ただしいものの、ここ数ヶ月で一番気持ちよく通院。睡眠時間が大幅に伸びたことを報告。処方も再発前とほぼ同じになった。

高速を走っているとき、「あったら怖い覆面」というくだらないことをいつも考える。(私だけじゃないよね?)赤帽さんに似せた覆面がめちゃめちゃな加速で追いかけて来るとか、恐怖のユニック車、まさかのADバン梯子のっけ(←実はこれ速いんです。朝の関越では一番速い)、とか。遠方のナンバーってのも騙されるなあ。仙台とか大阪だったら8ナンバー見落として追い越しかけるかもしれない。どーでもいい話ですが、宮崎ナンバーと高崎ナンバーは紛らわしいです。

クーペは10万6千キロ。立川通院の回数が多かったり、富山、新潟取材に行ったりしたためだけれど、またオイル交換かってくらい乗ってる。ティーポの後釜の車は、程度のいいのを探してもらっています。今回はすごく好みってわけじゃないけどまあ許容範囲で、珍しくもなんともないクルマなのですぐ出て来ると思います。


犬の伸びしろ

昨日は牛犬の伸びしろを見て驚いた。道に落ちていたカカシのニオイが嗅ぎたいんだけど、怖いから腰が引ける、シッポ下がる、嗅ぎたいから頭が前に出る、でも後ずさる、後足踏ん張ったままおそるおそる前脚が出る、そんなこんなやっているうちに「こんな長い犬だったのか!」ってほど、伸びた。猫は伸縮自在なイメージがあったんだけど、犬があんなに伸びるとは。

今朝も雨。誰も散歩してないくらいの雨。ベランダでメシ食わせて遊んでやって行きたくないなーと思いながらコーヒー飲んでたら、前触れもなくばたばたっと二匹が座って「殿、何卒散歩を!」「お願いでございます!」。いつも時代劇ごっこやってるのでこういうタイミングと態度にはとても弱い。仕方ないので最短コースをまわってきた。

今日はエフエム行って新刊のプレゼント本にサインして来ます。あとはまた家で、はかどらない小説を悶々とやることになると思います。


夢でもかっこよかった。

キース・リチャーズの夢を見た。なんとランチに招かれる夢。

「オレ二日酔いで頭痛いから、あんたのその小さいクルマ(クーペ)乗り回して来ていい?」

と言われて有頂天。しかも夢だから都合良く日本語で喋ってくれる。ちなみにキースのクルマは、今まで見たことないほど美しくてかっこいい紫色のオープンカーでした。そのあと、一緒に来ていた母がお庭のバラをいただくことになって(図々しい!)、庭を掘り返していたら、ホラーなものがいっぱい出てきて大騒ぎになった。「そーゆー人なんだから仕方ないよ」と私が母をなだめていたとこで目が覚めました。

現実でいいことないから夢に逃避するってのはわかるが、なんでイヤな終わり方するかね。そしてなぜ親を連れて行く!? 残念ながらギターは弾いてくれませんでした。


いきなり冷え込んだ

2時に起きて寒いと思ったら10.9℃。寒いはずだ。でも庭のケモノは全然平気。朝の散歩でよく行き会う、家庭菜園をしているおじさんに「野菜大丈夫ですか」と聞いたら「大丈夫。かえって涼しくていいみたいよ」と答が返ってきてほっとした。

人間と、動物と、植物とは、きっと気温や季節のセンサーが違うんだろうなと思う。人間は弱いから、すぐあたたかいものを食べたがる。歩きながら「おでん、グラタン、粕汁、おでん、グラタン、粕汁」と唱えていて、買い物に行くのが面倒なので本日の二食は鶏肉と有り合わせの野菜やきのこをホワイトソースで和えてグラタンにしました。

仕事は、ここ数日は時間がとれるので、新潮の新作と『末裔』の初校ゲラをやるつもり。


ひっつき虫について

空気が澄んですばらしい天気、山もよく見えた。

「ひっつき虫」がなんという植物なのかわからないが、まだ青い「ひっつき虫」がうじゃうじゃなっているのを見つけた。冬になると茶色が必ず三つか四つくっつけてきて、取ってやるのが日課になる。茶色と牛は一緒に生まれた姉妹だけれど雑種だけあって毛質が違っていて、牛がひっつき虫をつけてくることは滅多にない。その上、茶色はいつも薮の中を歩きたがり、牛は道の真ん中を歩きたがる。茶色はステップの犬で牛はサバンナの犬、と私は理解している。


取材の悩み

寒いので犬もまるまって寝ております。私は鍋焼きうどんはじめました。

今日は『妻の超然』の新聞取材。ほかにも合同取材日を東京と拙宅で二日とってあります。今日は一社だから問題ないけれど、三社続けて家に記者が来るとき、お茶出しはどうしたらいいんだろう。出がらしを出しちゃ失礼だから毎回入れ替えなくてはとか、新潮社の人数まで入れると茶碗が足りなくならないかとか、洗っている暇はあるのかとか、ウチってでかいマホービンないんだよなとか、本筋と全く関係ないところで悩んでいます。


ビタミンカフェ特別バージョン

夕方FM、産休に入られる田中香アナとの出演はラストです。(私は10月以降も同じ番組に出ます)。できるだけたくさんメール読みたいと思っています。まあ、いつも通り台本一切なし、打ち合わせは3分くらいですが。

本日は一日セレクションで4時代から全部私の選曲です。8月から迷いに迷って決めましたが、書き出してみるとどんな番組だよってくらい好き放題。

ひとつだけ(矢野顕子、ゲスト忌野清志郎)、ホワット・ア・フール・ビリーブス(ドゥービー・ブラザース)、メイル・モデル(ジ・アンダートーンズ)、イズント・シー・ラブリー(スティービー・ワンダー)、シューズの紐(憂歌団)、アスク・ジ・エンジェルズ(パティ・スミス)、とどめをハデにくれ(theピーズ)、ドント・ルーズ・ユア・テンパー(XTC)、エモーショナル・レスキュー(ザ・ローリング・ストーンズ)、セミ・チャームド・ライフ(サード・アイ・ブラインド)など。順番は田中さんに決めてもらいます。ワイド番組なので場合によって曲を省略することもあります。

本来のセレクションのコーナーは前橋ブルース(北川大介)、エンディングはホンダラ行進曲(ハナ肇とクレイジーキャッツ)、本のおすすめは2週連続で拙著『妻の超然』。今週は装丁以外のこともなんか言わなければ。

その後新刊インタビューと新しいパーソナリティとの顔合わせ、引き継ぎなど。


正面に稲妻

足利通院。眼科と耳鼻科。眼球の異常もなく、CTの結果、骨折により空気が入ってしまったところも塞がったため視神経の感染症の心配もなくなったとのこと。

夕方の散歩あたりから雷様。きれいな真っ白い稲妻が窓からよく見える。明日から急に寒くなるって言われても、何を着ていいかわからない。犬どもには冬毛を用意するように言っておいた。


メスグロヒョウモンみつけた

今朝、茶色犬に、わざとマテをしない、呼んでも無視をするなどの反抗的態度があったため、直ちに仕置きの上、牛くんだけ散歩に連れて行くふり(ほんの20メートルくらい)の刑。あいつはときどき、そーやって人を試すようなことをする。でもいじけたり根に持ったりすることはない。一寝入りしたら元の快活な犬に戻ってすり寄ってきた。

昨日外に出なかったため、野菜も肉も麺類も卵にいたるまで食いつくし、ドッグフードも品薄、シャンプーやボディシャンプーまで底をついて、買い物に行かないともうどうにもならん状態、しかし午後は来客だから掃除をしなければいけない。ダスキンも来るという大ピンチの中、お手伝いさんが来て掃除兼留守番してくださって本当に助かった。

午前中、窓にメスグロヒョウモンのメスらしき蝶が止まっていた。メスとオスが全く違う色、柄の蝶なのだ。夕方の散歩で、遥か下の方でオスをみつけた。出会ってほしいのはやまやまだが、幼虫はあまり出会いたくない感じなのでメスよ、牛くんに食われる前にがんばって飛んで行け。


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