Diary

ともあれ

躁病の方は先週から比べてかなりよくなってきたとのことで、薬の調整を行い、問題がなければ4週後ということになった。

痛みがひどいのでロキソニン飲んで、眼を冷やして、腕は温湿布という状態で、とても散歩に行けない。犬どもにはレバ焼き豆腐+ドッグフードと「ヨシヨシ100回」で勘弁してもらった。明日、足利の医者に相談してみます。耳鼻科だけどそこをなんとか。

一ヶ月くらい前、病気の衝動で死にたくて仕方なかった人間が、ベッドから落ちたくらいで「痛い痛い」って騒いでも説得力なし。

【読者によるインタビュー2】本日までとなっております。既にかなりの数をいただいておりますが、まだこれからという方はお忘れなく。


カウント8で立ち上がれ

起きたら、左の顔面と左脚と右腕が痛い。脚にはでかい痣。目のまわりは殴られたみたいに腫れてる。
思い出した。ベッドからしたたかに落ちたんだった。
散歩してるうちに痛みが増してきた。
満身創痍でこれから立川へ。斜視だから片目の運転なんて当たり前ですが、でも気をつけます。

【追記】
いくら薬が強すぎたとはいえ、どう考えても、行くべきは精神科ではなくて、某市民病院のケンカ外来。(落下外来はさすがにないだろう)。
帰ってきて鏡見たら、嫁入り前(ずっとだよ!)の顔がすげーことになってた。そのへん出かけるのはサングラスでいいけど、明後日は辻原登さんとの対談があるのだ。どうしよう。ベッドから落ちるのに顔から行くやつなんて、リアリティなさすぎだろう。

コンビニで売っているペットボトルの「ハンディ ロックアイス」は、打撲を冷やすのに優秀です。万華鏡をのぞいてる人みたいに運転してました。榛名山片手運転の修行(?)がこういうときに役に立つとは。


サイン会のお知らせ

『妻の超然』の刊行が9月30日となりました。
定価は1470円です。

高崎と東京でサイン会をさせていただくことになりました。
お問い合わせは、下記の書店さんまでお願いいたします。

高崎
2010年10月9日(土) 午後2:00~3:00
ジュンク堂書店 高崎店
(問い合わせ)
027-330-6611 要整理券(先着100名)
〒370-0849 高崎市八島町46-1 高崎ビブレ7階

東京
2010年10月16日(土) 午後2:00~
紀伊國屋書店 新宿本店 9階イベントルーム
(問い合わせ)
03-3354-0131 要整理券(先着100名)
〒163-8636 新宿区新宿3-17-7


犬と草刈り機

昨日の朝、涼しかったので草刈りをしようと思ったが、草刈り機のエンジン(紐でひっぱるやつ)が、固くてなかなかかからない。前回も苦労したけれど、初期はかかりにくいとのこと。

茶色は、最初は座って「がんばれがんばれ」のリズムで尻尾を振っていたが、二度目に私が「だめだ、疲れた」と言ったときには尻尾を垂らして立ち上がり「しょうがないですねえ」と愛想笑い、三度目のギブアップのときにはもう諦めた様子で寝ていました。
牛は最初からずーっと板きれかなにかをかじっているだけで知らん顔。二時間前の散歩のときにピギャッと鳴いて飛びついてきたのと同じ犬とは思えません。


新しい小説とワカサギ

新潮の新しい小説が、確実に自分の中に棲みついていて、なんかのはずみでちょろりと会話のシッポが見えてはっとすることがある。
それで、どうしても富山、新潟取材に行きたくなってしまった。行って主人公の見た景色を知っておかないとその後会話にならない気がするのだ。
こうやってちょろちょろするってことは、そいつにやる気があるか、私をからかう気があるのだ。
10月はどーにもなんないが、9月なら動けるのでペットシッターと自分の宿を確保した。
療養計画、どうなっちゃったのよ。

今朝、ワカサギの名人が下さったでっかい舞茸の最後をチャーハンで(卵多め、チャーシュー、焦がし醤油最高!)いただきながら思い出した。
いかん忘れてた。9月といえば榛名湖のボート釣りが解禁になるんだった。
いつ行けるかなあ。
ゲラが一段落したら、道具だけでも出してみよう。釣具屋行くのも久しぶりだ。


結局ありあわせがよかったりする例。

結局、iPodも専用スピーカーもすぐ飽きて、昔のPowerBookG4のiTunesをふつうのスピーカーにラインで繋いで聴いている。
原稿の時期で言うと、ニートやエスケイプを入れてたPC。
ウチのマックは次から次へと、イタ車よりよほど致命的な壊れ方をしてそのたびに初期化でまっさらになってしまうが、2003年に買ったこのG4だけが生きている。そのままじゃ音は悪いし、夏は暑くて触る気がしないので、長い間放置していた。
iTunesに入ってるのはこの頃が一番よかった。無心にCDを食わせてた感じがするのですよ。

新しいiMacのiTunesがダメなのは、FMの選曲をやっているからで、シドバレットやタックアンドパティの後に、突然「ドリフのズンドコ節」や「サザエさん」や「上海帰りのリル」が流れ出して我ながらびっくりする。G4のは1300曲くらい入っているが、再生されるのは圧倒的にXTCが多くて残りのニューヨーク系や、ストーンズの中期や、もちろんピーズも入ってるし安心して聴ける。

【読者によるインタビュー2】へのご応募、31日までとなっております。トップーコンタクトのフォームよりお願いします。応募詳細は8月7日の日記をご参照ください。
43歳の変なおばさんと雑談するつもりで、気楽にどうぞ。食べ物のこと、犬のこと、生活のこと、群馬のこと、もちろん文学のこと、なんでもテキトーにお答えします。(FMに近いノリかなあ)
ほかの方がどんな質問されるかも、楽しみにしていて下さい。9月中旬には発表できると思います。


宿題がイヤな学生の皆さんへ

私も『妻の超然』の三校は、いっそ燃やしてしまいたいくらい読みたくないです。自分の書いたものでさえ、そうです。

だから、二学期から学校やめちゃいたいくらい、宿題したくない人たちの気持ちがすごくよくわかります。
でも結局は私も君らも、文句たれながら、やらんわけにいかないんだろうけどね。

ラジオで相談が来た「読書感想文の書き方」。
私も読書感想文なんて大嫌いでした。
でも、ここはひとつ気分を替えて「芥川賞(直木賞でもなんでもいいけど)の選考委員になったつもり」で、その本のいいところを挙げて推薦するつもりで書いてみましょう。選考委員って言ってもえばる必要はないんですよ。きっと、その本のいいところも、書き手のいいところも出ると思います。もちろん「悪いところもあるけれど、それ以上にここがいい」っていう書き方でもいいんです。
(この手の相談は普段はラジオでお願いしますね。ポッドキャストでも聴けますから)


現実と非現実

「いつもお家がキレイだから掃除の必要なくていいですね」
と編集者に言われたことがあるが、とんでもない。来客の日は、お客様が汚くて不快な思いをしないように、朝の5時から掃除するのだ。
普段の私は大変だらしない。庭の草ぼーぼーを見ればわかる。仕事場も汚いし、寝室なんか人に見せないから大変なことになっている。
だが見栄っ張りだから、来客時には、掃除だの、ハンパない量の雑誌や段ボールの片付けだの、お茶や食材の買い物だの、そういうことのために肝心の打ち合わせの準備が一秒たりともできなくて困っていたので、
お手伝いさんをお願いすることにした。
といっても2週間に1度程度、2〜3時間のアルバイトさんだ。
(それ以上のギャラを払えるほど、私には収入がない。会計士には相談、報告したけど)
条件は読者ではなく、作家稼業に関心がなく、淡々とやって下さる方。もちろんプライバシーも守ってくださる方。
友人の紹介でいい方が見つかったとのこと、やっと今日、お会いできる。仕事の範囲を話し合って細かいことを決めたいと思う。

ここまでが現実。以下、非現実。

あとは、外国に憧れているウスマン(『北緯14度』に出て来るセネガル人運転手)が、庭に小屋でも建てて住んでくれれば強力な用心棒にもなるし、代行さんの代わりもやってくれるし、気分悪いときは病院に送ってくれるし、草刈りもしてくれるし「作家になりたい」とかまさか言わないし、日本語わかんないまじめな奴っていうのは国内では捜しにくいし、イスラム教だから酒は絶対飲まないし、お祈りの日(金曜日)は伊勢崎か大泉のモスクに行けばいいし、いいのになあ、と思うこともあるけれど、よく考えたらセネガル人はまず寒さに弱いし、それに犬なんて蠅や蚊くらいにしか思っていないのだった。あっちの犬はかなりの確率で狂犬病持ってるからね。やっぱりウスマンは無理だなあ。

以下、再び現実。

「そんな、アフリカの人を呼ぶなんて近所で噂になって大変よ。それより結婚しなさい」
と、母(心の姑ではなく実の母)に言われましたが、母上さま、なんでもっと若いときじゃなくて今頃になってそんなこと言うんですか。
私にとっては結婚なんかするよりもセネガル人呼ぶ方が、気分的にすっごい楽なんですけど。


今年も来ました運動会

10月、町内運動会に出ることにしました。歴史もあって、かなり盛り上がるようです。
去年はたまたま、兄夫婦が来たので差し入れだけして失礼したんだけれど、こう見えて運動会は好きなんですよ。

むかでは迷ってやめて、リレー(40代枠)と綱引きに書いておきました。
中学の頃から長距離は大嫌いだけど、短距離とかリレーとか障害物競走とか跳び関係とかは燃える方。
ダメならダメでげらげら笑ってビール飲みゃいいじゃん。
どうせこの町内に一生住むんだから、70くらいになっても玉入れとかしてたいよね。

楽しみだなあ。晴れるかなあ。


なんか最近音楽がないとだめなのよ。

バルネチールは、私の今の状態には効きすぎた。
15時すぎに飲んで、やっと薬が醒めたのが22時すぎ、それからまだうとうとして1時くらいかな、まともになったのは。
私の躁状態、興奮状態がそこまで強くないいうことなのだろう。あとは患者それぞれと薬との相性、慣れもあると思うが、麦茶を取りに台所に行ったり、大雨が降ってきて窓を閉めることさえ容易じゃないほどヨタヨタになった。寝たり起きたりしていたが、当然いい眠りなんかじゃない。気持ちよくなんて全然ないですから!
メシなんてとんでもない。犬はオヤツをやってごまかした。(今朝はしっかり散歩した)。バルネチールは、私に関して言えばロドピンより効いた。とてもじゃないけどお酒飲もうなんて気にならないっす。(もちろんこの薬で助かっている人はたくさんいるし、昔の私ならちょうどよかったかもしれないし、だから薬が悪いとかじゃないです、念のため)。

今日はFMだから昼間っからそんなのは飲めない。せめてリーマス、テグレとロピプノール、ベゲBくらい。クルマを運転して、そしてテンションもちょうどいいとこでキープする限度。
事務用品が不足していて、あとはまだiPodと専用スピーカーもやたらと欲しくて、街まで買いに行きたいんだけれど、無理かな、どうだろう。買い物しすぎだろうか。

FMのおすすめ本は中島京子氏(直木賞の人ですね)のデビュー作「FUTON」。セレクションは井上堯之バンド「太陽にほえろ! メインテーマ」、エンディングテーマはストーンズ「アラウンド&アラウンド」(←ヘタクソバンド時代コピーしてました)


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