Diary

エフエム8年目

エフエム群馬のビタミン・カフェ(隔週水曜16時〜18時)ですが、幸い10月からも首は繋がってるみたいなんで8年目に入ります。今日も選曲とか準備とか新企画とかあれこれやってた。基本的に、アナウンサーと私と技術さん3人でやっているので、大きな局とは感じがちがうと思います。予算かかること以外ならなんでもできるし。
 
ビタミンは最近スマホで遠方から聞いて下さるひとからメールいただくこともあって嬉しいです。私も本間ちゃんのAIRJAM FRIDAY(Date FMの番組、仙台出張で何度か聴いてファンになりました)が聴きたいんだけれど残念ながらガラケーだ。スマホにしないのって聞かれても、使いたい用途が本間ちゃん以外なにもない。
 
明日は休み。明後日は夕方、新潮社打ち合わせ。


パワポ嫌い

9月第二週に出張があり、会議のための資料を作っている。会議資料でも講演資料でもワープロで4枚もあれば2時間や3時間分のものなら十分間に合う。1時間半の会議なら3枚で十分だと思う。じゃないと聞かないし話し合わないから。
もちろん字は大きいです老眼だから。
私はパワーポイントがどうも嫌いで、あれを見ると(決してバカにされているのではないが)だんだんバカになったような気がしてくる。バカになった気がするというのは、利口になった気がするのと大変良く似ているから始末が悪い。そして会議をしてるフリが鼻につく。打ち合わせでも会議でも血の汗したたらせてふらっふらになるまで考えてするもんだろ。パワポ見てるとそういう気になれない。
そういえば世の中には(決して読者をバカにしているのではないが)だんだんバカになったような気がしてくる小説も多々みられるのだが、そんなものには目もくれずに生きていたいものである。あっ、11月の読売季評が終わったらね。


ぶどう峠を越えてプラムを買った

9月の「街道」は長野県佐久市〜群馬県上野村〜埼玉県秩父市を予定しているが、国道299号線(十石峠)は年内の開通はないとのことで(以前「末裔」の取材で走ったことはあります)、代替道路のぶどう峠を下見で往復。特別展望台とかはないがふつうに走れるし舗装は新しくきれい。なにより交通量が少なくて快適。ちなみにぶどう峠は、葡萄ではなく武道です。北相木村で博物館を見て同じ道で戻り、上野村でいのぶたを食べた。温泉は迷ったがこの次にした。
 
帰りに神流町(万場)〜甘楽町の塩沢峠を越えた(林道で藤岡方面、富岡方面とも行ける)。こっちの方がすごい勾配もすばらしい景観もあった。そして道を譲った営業車の速いのなんの、惚れそうになりました。
 
帰りは榛名町の直売所に行って、プラム「太陽」を買った。発送するほかに自分の分も買ったら傷の入った梨もおまけしてくれた。


ライナーノーツの仕事、原稿は書き上げたが諸般の事情で掲載を辞退させていただくことになりました。
 
27日は立川通院。躁による乱買は「エネルギーを使いたい」ということなので、買い物したくなったらドライブに行く、草刈りをする、洗車をするなど、家計と対人関係に響かないように動き、体を疲れさせてぐっすり眠ることと言われる。(だが帰りにビームスとユニクロに寄ってしまった)

帰って来て「今は限り」のゲラを直して戻した。
夜はハマグリごはん。


早朝「離陸」の再校ゲラを戻す、あとは校了時の細かい確認で終わると思う。
新潮「今は限り」のゲラは明日。
  
9月は出張もあって実質12日まで休みナシなんだけど、榛名湖では久しぶりにワカサギ釣りが解禁になる。行きますよ近いから。昼あがりでも行きます。
過去の釣りから、人がいるだけで気を遣って楽しめないし指導いただくとかえって慌てて余計に不器用さが増すこと、一人行動なら失敗しながらも地道に物事がすすむことがわかったので、どんだけボートがまっすぐすすまなくても一人行動を徹底する。いくつか足りないものがあるなーとチェックしながら、今は道具を出したり仕舞ったりしているだけで嬉しい。


帳尻野郎

下にも書きました「今は限り」(15枚)がギリギリ今月校了に間に合い、9月7日発売の新潮に掲載されることになりました。
そのほかトップページのトピックスをやっと更新しました。


18の並行世界

新潮の掌編(短編より短い、20枚以下のもの)は、5月号(4月売り)の「始発まで」から始めて、今日書いていたのが「今は限り」。多少時間がかかっても掌編小説集を作ろうと思っている。
私は、掌編小説集でやりたいことがあります。編集者にはぶっとんでると言われましたが出来ると思います。
全部で18編(なんとなくそのくらい)で本にするんじゃないかと思っています。登場人物は重複するけど連作ではないです。なぜなら矛盾を前提としているから。18編の掌編は「正しい一つの世界」には属さない。18のパラレルワールドがある、と考えてください。ある作品では死んでしまったひとが別の作品では生きていたりするし、仕事や家族構成や特徴も、属する各々の世界によって異なるかもしれない。でも妙な「本質感」だけはある。
って書いて意味わかりますかね? 
そんな小説を並べた掌編小説集は、いわば整合性を最初から壊してあるのだから、ひとつひとつは読みにくくないのにまとめて読むと厄介だと思います。連作だったら読みやすいし、スッキリしますが、でもやりません。
もちろんクオリティだけはどんだけ原稿料が安くても絶対に落としません。
  
文學界「離陸」が終わってから、新潮では「薄情」という連載小説もやります。掌編と連載同時にやります。「薄情」は形式的にはよくある感じです。内容はまともじゃないと思いますが。


雨が降る前に散歩、ゴミ出し、草刈り。
午後、新潮の掌編「今は限り」を書く。文体を大きく変えた。


佐藤の相談

早朝、文學界の初校ゲラを戻したので、町に出て文具店へ。ここではクリアファイルや蛍光ペン等オーソドックスかつ必要なものだけを購入できた。そのあと使ってなかったサングラスの度数を合わせようと眼鏡屋に行った。気がついたらスタルクの眼鏡買ってた。気に入ったから仕方ないけど、やっちまったなあ。
釣り具屋に行くのは延期した。バカみたいにまた買い込んでしまうに違いない。ユニクロも禁止。
冷やし中華作ってロドピン飲んで大人しく資料整理しよう。
 
夜は「離陸」の職業取材でもお世話になっているみなかみ町町長と上毛新聞との会合。「離陸」の主人公佐藤のことを、まるで私が友人の行く末を相談しているみたいに心配して下さる。


元気ないけど動きたい

昨日のエフエムは、4時opアイ・キャン・シー・フォー・マイルズ/ザ・フー、セレクション ヨンキ・タイム/トム・バーレイン、おすすめ本は司馬遼太郎著「モンゴル紀行 街道をゆく5」(本家本元はやはり中身が濃くてすばらしい)、5時台opは電車でお出かけ/the ピーズ、5時台edはルック・アウェイ/シカゴ。
今日は無理なテンションアップとかしなかったら、面白いメールたくさんいただいてるのに意外にノリ悪かった。番組のあとの一人反省会もせずに、まっつぐ帰った。
次回特集音源のほかに、サウンドステッカー(コーナーの合間に20秒くらいで番組名言うやつ)の音源を4曲持参。かっこいいの出来るかな、楽しみ。
  
  
動きたい。
長い距離を走りたい。黒部ダムに行きたい。ダムマニア(大したマニアじゃないけど)として、すごく見たい。
次回の「街道」は長距離、これの下見も楽しみだし、本取材にはいつもとは違う大きな企画からめています。
遠距離走るなら通院だけでもいいのだ。音楽たくさん積んで、クーペでがーっと走りたい。
今年は実に3年ぶりの榛名解禁。わかさぎの秋のボート釣りやりたい。てことで釣り具屋さんめぐりが始まります。まずは家で道具がどーなってるのか見てどうしても足りないものをリストアップしよう、それも楽しみ。
六合村でキャンプがしたい。もちろん犬どもも連れて行きます。
無意味に新幹線のなかで掌編小説がーっと書いたりもしたい。捗るんですよあれは。
  
ひとにはわかりにくいけれど躁がまだ強い。モノが買いたくて仕方ない。ピアジオ・ポーター(イタリアの軽トラ)欲しい、日本の4DW軽トラバンを迷彩で塗っちゃってもいいなあ。でも、ちょっとずつ、人様に失礼がないよう気をつけつつ、ふつうの流れ作って行きたいんだよなあ。


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