2011/5/4 水曜日
六合(くに)に一緒に行った後輩の感想と私の感想。キノコのコマ打ち面白い!(木の手応えがすごく面白かった。来年の秋が楽しみ)/六合の人たち面白い!(飲むともっと面白いよ)/凍った野反湖すばらしい!(私もこの時期は初めてだったけど美しい!)/ほんとに、だんべえだんべえ言うんだね(えっ? ふつうじゃん)
今年もキャンプ場が開いたら寒すぎて誰も来ない時期に犬連れて行きます。去年は夏前まで「作家の超然」と「末裔」の仕上げで忙しく、躁病が治まってからは「不愉快な〜」の取材で走り回っていたので遊べなかったけれど、今年は県内のあちこちでキャンプしたいです。犬どもは、よそ様のいないテン場では放牧ですが、地元の方々との飲み会の間くらいは留守番できます。
真っ昼間に人と遊んだなんて久しぶりだったなあ。短く楽しい休日は終わり、友達を駅まで送って帰って来たら初校ゲラ(校正はまだ)が来ていたよ。
今日のFMはストーンズ特集やります。4時台は、ファイト、ワイルド・ホーセズ(セレクション)、ダンスパート1、ワナ・ホールド・ユー、メモ・フロム・ターナー。5時台は、ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー、エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベグ、マーシー・マーシー、メモリー・モーテル、ハング・ファイア、エンディングはソルト・オブ・ジ・アース。おすすめ本はカミュの「異邦人」。
2011/5/3 火曜日
野反湖でキャンプするたびに宴会でお世話になっている六合村(現在は中之条町)の方に連絡したところ、原木にコマを打ち込むきのこ植えのイベントをするとのこと。その後山に原木を入れてもらい、2年後きのこの収穫に再訪する、という面白げーな話です。ちょうど桜も開花したらしいですし、残雪の野反湖も楽しみ。ドライブがてら後輩と遊びに行ってきます。
連休明けたらアルファもオイル交換だなあ。キモチ悪いほど調子はいいです。
2011/5/2 月曜日
都内から後輩が来て、野女が美獣、もとい町内の美女たちが町内の美味な牝牛を食べる会に参加します。私の行動範囲どんだけ狭いんだ。
もちろん駅までは、あの目立つクルマで迎えに行きます。「住所わかるんで高崎駅から自力でも行けますよ」なんて気軽に言われて「あー、都内の人はそーふーなんだぃねー」と思ったけど、絶対無理。駅前のタクシーは、知らないと来られないのが基本です。「駅」とか「市役所」とか「なんとか温泉」とか「山の上」とかなら大丈夫ですが、あとは地元流のランドマークで説明しないとタクシーは走らない。地図見て別の目印言っても、理解してくれないのです。それどころか帰りの道順まで説明してあげないといけなかったりします。番地はめちゃめちゃだしウチは農地だったのでナビ使えません。もちろんゼンリンにも載せませんでした。いままでも幾多の無謀な編集者が試みたことはありますが、出発できないか、もしくはとんでもない場所でタクシーが立ち往生して半泣きで電話してきました。難易度で言うとセネガルで一人でタクシーに乗るのとあんまり変わらない。
さて。中途半端に片付けると軍手と文芸誌ばっかり出て来て部屋がよけい散らかって見えるという現象をこれからなんとかしなければ。
2011/5/1 日曜日
昨日はクーペのオイルとタイヤ交換をしてもらいました。整備士の友人がクーペで出て行くと、犬どもは私が出かけると思ってレレレのおじさんみたいに見送ったんですが、終わって帰って来たときは私が家にいるので「レレレ?」ってなってました。
昨日から今日にかけては細かいことあれこれ。連絡とか書類とか、FMの準備とか選曲とか、書籍や事務用品の手配とかドラッグストアとか。リビングと水回りの掃除は昨日ちょろっとやったので、今日は休み休み仕事場と寝室の片付けをすすめます。
余震のとき飲み屋なんかでテレビを見て、どうしてNHKの支局ってのは、映るに決まってるのに全国どこでもあんなに散らかってるのだろうと思いましたが(人によるけど、全体的には出版社の方がキレイ)、私の仕事場もヨソの会社のこと言えなくなってきました。
2011/4/30 土曜日
昔はストーンズのチャーリー・ワッツ、そして往年のドリー・ファンクJrも超好みのタイプですが、このたびのウィリアム王子ご成婚のお写真をニュースサイトで拝見してなんて素敵になられたんだろう、と思いました。不敬に当たるかもしれないので理由は書けません。絲的メイソウあたりを見て「ははーん」と察していただければ幸いです。そして断言しますが、そういった素敵な方は、高貴でなくても有名でなくても世の中にたくさんおられるのに決して私に近づいてきてはくれないのです。好みのタイプの男性から露骨に避けられています。
小説入稿してやることないのに、4時に起きちまいました。掃除洗濯はするとして、あとどーすっかな。
5月14日には、こないだまでJ1だった東京の大変立派なチームが、敷島の昭和醤油スタジアムに来てザスパ草津と対戦するそうです。全国どこでも観戦に行くサッカーバカの兄、来てくれないかなあ。もちろん兄をスタジアムに捨てたあと、仲良しの兄嫁と観光&温泉コースで楽しみたいです。そして夜は、ザスパに負けて悔しがる兄の顔を見ながら、美味しいお酒が飲みたいもんです。
2011/4/29 金曜日
90%以上仕上がった原稿だったけど、主人公が取り憑いたみたいな状態になって二日で10枚以上加筆したので、これ以上はもうゲラで直さないと判断を誤ると思って脱稿にしました。なにが5月10日締切だよなぁ。連休中からゲラ作業に入れるじゃん。
恒例の脱稿祝いで、犬どもへのメシが「さんまの筒切りとほうれん草の根っこのおかゆ」という、我が家では相当なご馳走になりました。明日の朝、もし機嫌良かったら大好物の豆腐入れてやってもいいな。
連休は原稿と決めていたのに、明日からゲラが来るまで何しよう。広報は配るけどそんなのすぐに終わるし。人様の休日に出かける趣味はないし。今日は道普請のあと庭の草刈りもしちゃったので、大掃除でもしますか。
今朝は6時から道普請。県内のほかの市の人に聞いたらそっちは8時半からとかで、地域によって差があるみたいです。道普請での班長業務は、出られなかった人から出不足金をいただき、それを11軒分の茶菓子に替えて一軒一軒配ること。これもならわし。皆さん出てくれますように。
GW遊びの予定は町内の肉食女性たちと、町内産のすばらしい牝和牛を食らう会。どっちがどっちだかわからなくなりそう。七輪で焼かれないように気をつけます。都内の後輩が遊びに来て飛び入りします。
5/2は大学そのものが休講。5/4はエフエムでストーンズ特集やります。メジャーじゃない曲を中心に11曲、しかも「ダーティ・ワーク」という昔出した本の章タイトルともかぶらない曲を、全部違うアルバムから選曲しました。(やりすぎか)連休で関越道を通りかかる方がもしいらっしゃったら、午後4時から86.3Mhzでお会いしましょう。(県内は場所によって周波数違います)
高崎の行きつけの飲み屋は暦通りに休むので街には行かないと思います。公用車のクーペは、こないだ片品からの帰りにヤンキーに負けたという理由で夏タイヤに替えますが、アルファはいずれ野反湖に行くことなど考えてスタッドレスをもう少し維持しよーかと思ってます。どうなんでしょう? 六合村の方見ていたらメールください。今年も寒いうちに伺いたいと思ってます。
本業は入稿直前の原稿の「てにをは」とか「改行」とか「細かい言い回し」とか「会話のつながり」などを、連日変態みたいにいじくり倒します。小説を書いていて、この段階が一番好きだなあ。主人公も変態だけど、作業してる自分もどーかしてるんじゃねー? ってくらい直します。連休明けには入稿して、またゲラでいじくりまくり。そうやって見るのもイヤになるまでやるので、文芸誌が出た瞬間全力で忘れて、本になった頃にはほかの本と同じく捨てたオトコみたいにどーでもよくなってるんだろうな。
2011/4/28 木曜日
コンビニでのおばちゃんとの会話。「前は何吸ってたん?」「ピースライト」「あーねー、ピース系は香りいいから人気なんだぃね」「ケムが出りゃなんだっていんさね」。
出荷停止のとき、なんであんなにパニクったんだろ。セネガルじゃ2ヶ月マルボロ吸ってたのに。ラッキーでもマルボロでもなんでもいいんだけど、(ゴロワーズレジェールあったら最高だけどさすがに売ってない)でも、喉のことを考えて今日からしばらくマルメン。
FMではもう長いこと、575の投稿のコーナーをやっているのですが、4月から相方パーソナリティが生まれも育ちも高崎の女子アナになったということで「上州弁で575」を始めました。メールの数も「絲山のキャッチコピー」「暖房器具で575」以来のすごい数で、中身もレベルの高いコアな方言ネタばかりで、いいぞと思ってちょっと思い上がってました。
それがひょんなことからBSN新潟放送の「今すぐ使える新潟弁」のコーナーを聞いて、あまりの面白さに爆笑、悶絶。勝ち負けで言ったらコールド負け。ウチの上州弁はポッドキャストでは聞けませんが、新潟弁は聞けます。他局ですがおすすめします。
なんかめらめらと闘争心かき立てられましたよ。あっちのパーソナリティには逆立ちしたってかなわないが、ウチはリスナーがなっからおもしれーから、まーだいけるんじゃねー? とか。断られるだろーけどいつか対決してやんべ、とか。
今日は6月売り新潮掲載の「不愉快な本の続編」の仕上げを続けます。編集者の言葉を借りてどんな小説かちょっとだけ紹介すると、「『金貸しが趣味の変態のヒモ野郎』が主人公の小説が過去にあっただろうか?」という内容です。ですので、くれぐれもイヤな人は読まないようにお願いします。後から文句とか絶対に言わないでください。ただ、読まない人には悪いけど純文学としてのクオリティは高いよ。
2011/4/27 水曜日
昨日一日ひきこもってのんびりしたので、元気横溢。
今日からは「僕は会社には行きませんが、GW中に仕上げていただけるってことでいいんですね」と言われている新潮の小説を再開しなくては。例年GWはもめますが、今年はちゃんと連絡がつくそうです。よかった。(あれ? 当初締切10日じゃなかったっけ)
午後遅めに片品訪問。自慢とか偽善とか言われるかもしれませんが、ピンポイントで文化の出前(本、CD、DVDのご用聞き、あとは手前味噌なラジオの宣伝も)をやってます。友人たちの協力もあり、心強いです。しかし滞在が1ヶ月以上となり、基礎化粧品やクリームが不足してきてるんじゃないですか? と、親しくなった宿で聞いたら、福島美人さんたちからメーカー指定、型番指定でたくさんリクエストもらえました。ジェンダーを超えたワタクシが言うのもなんだけど、女性ってドンピシャの「これ!」っていうクリームや化粧水じゃないと、しっくりこないもんですよ。イイモノは別として、中途半端なお仕着せは、どうでもいい作家の本を人からもらうくらい「うーん」って感じなんですよ。そういう意味では化粧も文化なんだろうなあ。しかし、ワタクシは先日も温泉で「お客様、そちらは女湯ですよっ!」と言われ、高速のパーキングのトイレで手を洗っていたら、後から入ってきた女性が(男トイレ? と)慌てて出ていきました。なんなら今すぐここで脱ぎますか!? と思った時期もあったけど、もう慣れたよ。