Diary

野女と美獣

都内から後輩が来て、野女が美獣、もとい町内の美女たちが町内の美味な牝牛を食べる会に参加します。私の行動範囲どんだけ狭いんだ。

もちろん駅までは、あの目立つクルマで迎えに行きます。「住所わかるんで高崎駅から自力でも行けますよ」なんて気軽に言われて「あー、都内の人はそーふーなんだぃねー」と思ったけど、絶対無理。駅前のタクシーは、知らないと来られないのが基本です。「駅」とか「市役所」とか「なんとか温泉」とか「山の上」とかなら大丈夫ですが、あとは地元流のランドマークで説明しないとタクシーは走らない。地図見て別の目印言っても、理解してくれないのです。それどころか帰りの道順まで説明してあげないといけなかったりします。番地はめちゃめちゃだしウチは農地だったのでナビ使えません。もちろんゼンリンにも載せませんでした。いままでも幾多の無謀な編集者が試みたことはありますが、出発できないか、もしくはとんでもない場所でタクシーが立ち往生して半泣きで電話してきました。難易度で言うとセネガルで一人でタクシーに乗るのとあんまり変わらない。

さて。中途半端に片付けると軍手と文芸誌ばっかり出て来て部屋がよけい散らかって見えるという現象をこれからなんとかしなければ。


TOP