Diary

静かに考える日

食事と睡眠はまともになってきたんだけれど、一日二食作ると思うと鬱陶しい。夜だけにしちゃえ。今日は休肝日。水を研ぐ水が冷たい。

今日は、いくつかの要点を書き出す程度の仕事しかしていない。でも休みではない、自分が何を書きたいかをじーっと探っている。ときどき、主人公の名前やエピソードがぽんと出てきたりもする。
書きたくないことでも書けば仕上がるけれど、そういうのは後々、不本意な仕事になることが多い。(読者がどう受け止めるかとは全く別の話、案外これが好きなんですと言われることも多かったりする)。
ほんとはこういう日が大事なのに、最近忘れてたし、薬が効いているときはだるくてモノを考えるどころじゃないからなあ。新しい仕事は年内入れないようにと医者が言ってたけれども、生きてる以上、何か思いついちゃうんでそうもいかない。


アントニオの仕事っぷり

イタ車なんて、どぉーーせアントニオ(男っぷりは最高で仕事っぷりは最低と想像される)とかが作ってるんだから部品も入らなくて当たり前だ、ウィルヘルムや太郎と一緒にするな、と人様に言い放って来たんだけど、3ヶ月ともなると自分の待ちとしても限界で、車検も近づいてきてちょっと弱気になっていた。が、さすがのアントニオも遂に、モーターとして組み上げることはしなくてもバラの部品を出荷する気にはなったらしい。来週、所沢経由で家に部品が届く。それで週末から旅行に行っている間に、車検や冬タイヤともどもクルマを近所の整備工場に預ける段取りが出来た。よかったー、もうこれからは通院日のたびに異常なほど天気予報を見なくて済む。

相変わらずメーラーの具合が悪い。今度はエアエッジのメール送受信が出来なくなってしまった。あれこれいじっていたらへとへとになった。


終わらない今年

朝、ハナコの最終回を送付。「エスケイプ……」単行本でも最後の直し。チャーハン食って薬飲んで午後は寝ていた。遊びに行こうと思ったら小現から絲サバのゲラ。
12月は遊び惚けて今年を終わらせるつもりだったが、鼎談が3つもあるし、パブリシティもサイン会もあるし、一人キャンプもあるし、車検もあるし(ワイパー再度納期交渉、このままじゃ通んないよ!)、結構人並みに忙しいのかもしれない。私はなんでも7〜8割方先にやっといて余裕かますのが好きなんで、こうまんべんなく予定が入っているのには弱い。
と、言いつつ今日も免許更新に行きませんでした。来週行ってきます。


「勤労感謝の日」

そんな小説あったなあ。
今日は、ハナコの最終回原稿とエスケイプの三校ゲラ。夕方はFMぐんま。働いてるうちにすーっと寒くなってきた。明日は7℃くらいまで下がるみたい。

FMぐんまでやってる「おしゃべりカフェ」と「二回から目薬」はポッドキャストで聞けるようになってるんだけど、聞けないのが「絲山セレクション」。私が強引に曲をかけているコーナーで、今日四回目は「うわさのカム・トゥ・ハワイ」ザ・ナンバーワン・バンド。初回からの曲を記すと「よろけた拍子に立ち上がれ」藤岡藤巻、「コステロ音頭」エルヴィス・コステロ、「幼虫の危機」ヒカシュー、といったラインナップです。

誕生日メール、HP経由もラジオもありがとうございました。一年間また頑張りすぎて叱られます。


四十にして迷う

誕生日の朝は通院。薬価が¥5000越え、高いようジプレキサ。
帰りに近道を探し、清瀬と所沢の間らへんで道に迷う。まあ楽しかったし、最終的には思ったとこに出たからいーんだけどさ。

今日の午後は薬で半くたばり状態になって、パスポートの申請をして、ハナコのエッセイを書きはじめて、夜はなんとしてでも飲みに行く予定。そんながんばるなよ四十なんだから、と言ってみるが、まだ抵抗したい自分がいる。


渋滞してもタバコは増えず

昼から下京。高速を降りると道は大混雑。師走でも年度末でもないのになにごとだ。
まず、世田谷区役所に行って戸籍謄本を取る。面倒くさいがなんとかクリア。パスポート取得へ、後の作業は全て高崎でできる。
その後、実家で父と一緒に料理(の前に4時からもう飲んでいる、追いつかなければ!)、この料理を書けば1年続いたハナコは最終回となる。
実家に無線LANを導入してやろうと思ったらディスクを間違えて持ってきてしまった、また次回。
タバコが減るとみんなに褒められるんだが、嬉しくもおかしくもない。私はおいしく吸えればそれでいーのだ。


不届き者

朝、メールの送受信が二台とも出来なくなってちょっと不届き者って感じだった。結局、一台は送信のみできる(一昨日までは受信のみ出来る子だった)ようになり、もう一台は完全に回復した。午前中で良かった。明日の下京にはでかい方のPCを持って行くことになる。

傘を買うタイミングってなかなか難しい。雨の日に2本持つのもイヤだし、晴れた日に買うのはもっとイヤだ。今日はしびしびとやる気なさそうに降っていたので折畳みで出かけて、やっとまともな傘を買った。帰りにはもうやんでいたので持って帰った。

今週の目標。免許更新。パスポート申請。名刺の整理。苦手なことばかり。


タバコ減り くちびる寒し

絲サバ第二回d稿を仕上げて送付した後、服薬して眠ったり起きたりしているうちに日が暮れた。
久しぶりに昼、夜と自炊してちゃんと食べられた。ちゃんと、というのは量の問題で、質の問題ではない。
アタマの方は相変わらず、二台目のクルマが欲しい。正気に戻ったらバカだと思うんだろうけどなあ。
タバコは減りっぱなし。昨日も、明らかに編集者よりも本数が少なくてさびしかった。


お一人様って何様

12月に例のカレと、「海の仙人」の舞台でもある敦賀〜金沢へ旅行に行くことにしている。昨日はJTBに行って切符を取って宿を予約した。
「お一人様ですか」
「二名です」
「失礼ですがカップルですか」
「違いますとも! 女ですよ女!」
なぜそこで天下取ったような顏をするんだ、私。

夜、自分のPCで旅程表を作り直していたら躁が強まって盛り上がってしまって困った。ちょうど薬も切れていたのだ。人様に電話とかはしないように務めたけど、友達に手紙を便箋十枚も書いた。

今日は夕方、小説現代(絲サバの今後について)打ち合わせ。
躁がきつかったら、また日記更新するかも。


干支カレンダー手帳

この季節になると思い出す、会社員時代、年末といえばカレンダー配りだった。カレンダーだけならいいが、焼き物の会社ということで、翌年の干支の置物も配っていた。著名な作家が作っているらしく、なかなか渋くていい置物だった。だから、私の頭の中では干支とカレンダーはセットになっている。引き継ぎを受けてショックだったのは、干支にマジックで目玉が落書きしてあったことで、その店を私は大嫌いになってしまった。
あまり早く配りすぎると、「もうお宅には来ないよ」っていう感じが丸見えだったが、催促されてから持って行くのもよろしくない。頃合いというものがあるのだ。苦手な客先に、十二月中旬に干支とカレンダーを届けてしまえば、「もう今年は行くもんか」と、嬉しくなったものだ。

手帳はあまり外部には配らなかったが、A4のなかなか使いやすいもので、文藝手帳みたいに作家の住所(むしろ編集者の自宅の住所電話番号を入れて欲しいものだ)や都庁の電話番号(都庁なんかに電話して何をするというのだろう)などは書いていないが、計量の単位(オンスとか、ヤードとか、もちろん尺貫法も)や、慶弔の文例などがついていて便利な一冊だ。今年は手帳なしで、PCのカレンダー管理だけで過ごしていたが、やはり出先で困ることが多かったので、ついにかつての同僚にたかってしまった。この時期ならたかっても一冊くらい許されるだろうという見通しがある。

今日は午後、群馬朝日の正月インタビュー。


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