Diary

がぶ飲みヴィシソワーズ

夏バテで食えなくて、昨夜はとうとう高級瓶詰めのエディアールのヴィシソワーズ(冷たいイモのスープ)に手をつけた。イモだからお腹にもたまるし、味は濃いけどおいしくてすうっと入る。ああ助かったと思った。
夏風邪や鬱、歯痛の方などへお見舞いにおすすめです。(ちょっと高いですが)伊勢丹で売ってます。

『ばかもの』文庫本のゲラを一通り読んでみたけれど、完全に自分から離れてしまっていることに驚く。描写なんかも、あらこんなこと書いてたんだって感じ。自分が書いた感がない、というのはそれはそれでいいことかもしれない。
作者がこんなこと言っていいのかわからないけれど、もう自分の中で額子は内田有紀さんのイメージになってしまっている。内田さんは小説の「読み手」としても凄い方だから、余計そうなんだと思います。

新潮新作がメモ帳で20ページを越えてしまったので、そろそろパソコンにA稿を打ち込まないと収集がつかなくなる。
タイトル未定、テーマもまだ本物とは思えない、エピソードもまだ。比喩がほんの少し。
なにそれ、と思うでしょうけれど、登場人物の声だけははっきりしていて、殆どが会話のメモ。
その声の感じだけは逃がさないように書いておかないといけない。


ワル大仏

昨日、ゲラの速達を出しに本局まで行ったついでに眼鏡とサングラスを作った。
去年の手術以降、乱視も減ったし視力そのものも(老眼とはまた別らしい)向上している不思議と、不便。
もう長いつきあいの店なんだけど、
サングラスはどういうのがいいですか? と聞かれ、「ワルそうなの」と答えたら笑われた。
レスザンですごいかっこいいフレームがあったので、出来上がったら「ワル大仏」みたいな顔でうろうろします。

昨日今日と、見事に夏バテ。キライなクーラーのせいもあって食欲もなし。
(今年はクーラー5回が目標とか無理。もう3回使った)
久しぶりに一日寝てようと思います。

犬もばててるかと様子を見たら、がっつり寝ていました。
それでもズルい方のやつはまだ日陰から出てきて「参りましたねえ」という顔をしたけれど、シロクロは「いやー日なたで寝ちゃいましたよ」。お願いだからバカも休み休みやってくれ。


犬にコールマン

「作家の超然(新潮 8月売り)」初校ゲラやっと完成。
次はもっとぶっとんだの書きたいと思ってます。

手順としてはこれを入校して、再校ゲラ待ち。
その間に『ばかもの』文庫本初校ゲラをやる。
ところが『妻の超然』単行本初校ゲラが26日には出て来る。
自分でもわけわからんが、どうやら月末あたりに三つゲラが揃ってしまう不吉な星回り。
とはいえ、原稿と違ってゲラの場合は集中とリセットの繰り返しなので、そんなに忙しい感じではない。

西小山から高崎のアパートに来たとき、赤いキャンプ椅子は仕事椅子として使ってました。意外にかさばるのでキャンプからは引退して、ここに引っ越してからはベランダで毎日座っていたけれど、ついに布がやぶけた。私の体重も重いけれど、その上に15キロの犬がどかんと飛び乗ったりするから、かなりハードな老後であった。

タープのように日よけにつかっていたすだれも昨日崩壊。犬にコールマンは贅沢だが日よけがないとかわいそうなのでヘキサゴンタープを張ってやる。広い日陰ができたので、機嫌よさそうにあっちでごろごろ、こっちでごろごろしております。(そんなにヒマなら本局行って郵便出してくれよ)


夏もはたらくキリギリス

犬の散歩で毎日行き会う方から、今採ったばかりのきゅうりをたくさんいただいた。いいきゅうりって、スイカみたいにずっしり重い。
まずはワイルド食い。やばいよこれ、塩だっていらない……フルーツかって思うくらい甘くて爽やかでみずみずしくて歯ごたえがいい。
キリギリスと呼ばれてもカッパと呼ばれてもかまわないほどこの時期、きゅうりが好きです。

そのあと町内の集会所の掃除でどっぷり汗をかく。そもそも集会所自体が懐かしいような空間だけど、久しぶりにダイヤル式の黒電話見て、仲良しの近所の奥様と和みました。

一休みして、午後「新潮」のゲラを仕上げてしまおうと思っています。
既に文庫のゲラも届いているので。


マイペースの夏はどこに

先日打ち合わせをした新潮の新作が、具体的に動き出した。
会話と、登場人物の声が聞こえてしまった。えーっこいつかあって感じで。
話の筋なんかまるでわからないけれど、雰囲気が掴めてしまった。
まだ来月掲載の初校ゲラも終わってないのに早すぎないか。
来ちゃったってことは書かなくちゃいけないってことだ。ゲラだけしっかりやる(そして適度に遊ぶ)筈のマイペースの夏はどこに。
もちろん、気が抜けちゃって何も書けなくなることを思えばありがたいことなんだけど。

榛名神社のことを大いに語ったら、妙義神社と貫前神社もすごくいいよと言われ、友人に連れて行ってもらえることになった。
昨日はお礼だけで何もお願いしてこなかったので、今度の仕事のことをお願いして参ります。それしかないのかって? ないんだよ。


信じていいのか悪いのか

榛名神社は特別に好きな場所。
躁状態で身体はめちゃくちゃだったけれど無事に「末裔」を終え「超然」も自分の力以上のものが書けたので、お礼に行った。
おみくじを引いたら、以前引いたものと同じのが出た。
職業:作家 商売:本を書け
びっくりしたけど心の底から信じられないのは、前回一緒に行った兄嫁(会社員)が「芸能人」って引いたから。

イレギュラーだけど『ばかもの』の文庫が9月に新潮文庫から出ることになりました。
そんなわけで9月初旬までの仕事は「新潮」と『妻の超然』単行本と、『ばかもの』のゲラまみれです。
さて、神社で気分もさっぱりしたことだし、焼きまんじゅうも食べたことだし、がんばろ。


因縁の対決

朝の散歩で、うちの犬どもが出会い頭に宿敵に襲われた。
向こうはリードをはずしていたんだけれど(都会じゃないし、いつもは利口ないい犬)、犬的によほど腹に据えかねることがあったのか、いきなりとびかかってきて二匹とも噛まれた。
まあ犬の喧嘩なのであんまりどうこう思わないんだけれど、収集がつかなくなるのも困るので怒鳴りつけ、蹴飛ばして離そうとしたが足元でガウガウ唸るうちの二匹が邪魔。ほんと邪魔。なんだってこんなに邪魔なんだ。
そのときはわかんなかったけど、あれはひょっとしてワタクシを守ってくれた(つもりだった)のか? 
どうも、そんな気がしてきました。
勝ちも負けもなかったけれど、やけにそのあと二匹とも機嫌がよかった。

今日は「作家の超然」のゲラをやります。

夕方FM。おすすめ本は、本じゃなくて雑誌だけれど「日経サイエンス」。セレクションはザ・ジャムの「タウン・コールド・マリス(悪意という名の街)」。


通院、バーゲン、バカタオル

昨日は立川通院。久しぶりの躁だったので、状況など聞かれる。いつも飲んでいるリーマス、テグレトールを一錠ずつ増やして効いたのでよかった。ロドピンやジプレキサが出て来るとこちらもつらいので。(禿先生は「いざというときはジプレキサが効くんでしたね」とにやり)
時間があるときは、昼でも眠剤飲んで寝てしまっていいんですよ、と言われた。

病院のあと、ルミネと石井スポーツのバーゲンで短パンとかTシャツとかを買った。立川はなんでもあって危険な街です。

今日は自宅にて打ち合わせ2件。
渋川市立図書館は10月の「著者を囲む会」について。9月新刊の『妻の超然』を早速テキストに使う予定です。
夕方の新潮は、まだ来月号の初校ゲラも終わっていないのに早くも次の小説について。

ローカルな話ですが、今年もFMぐんまの「バカタオル」が届きました。
私も一応関係者ではありますが安易にくれないところが好きです。ちゃんと毎年買ってます。
一人2枚まで、限定5000枚が番組中に売り切れてしまうという人気商品なのです。去年は3000枚が1時間ちょっとで売り切れたのかな。
「今日はこればっかりの配達です」と言いながら、いつもの佐川のお兄さんもにこにこしてました。


草刈り機を返しに行った帰りに、伊勢崎のスマークに行った。普段はショッピングモールなんて行かないので、商品の多さに目が回った。


犬の政治(くだらないので読み飛ばしてください)

牛くんに、どこに投票するか聞きました。
「ごはんを増やしてくれるとこです。あと散歩をもっと長くしてくれるとこに入れます」
「牛くん、それは政治の問題じゃなくて、私の問題だ」
「なんかよくわかんないから、おかーさんに一票いれます。世田谷のおばあちゃんにも一票いれます。でもほんとはかまってくれれば誰でもいいんです」

茶色にも聞きました。
「わたしが立候補します」
「ほう? 茶色は政治家になって何をしたいの?」
「まず、海は怖いのでなくします。花火も危ないのでなくします。犬手当をもらって毎日肉入りの手作りごはんにしてもらいます。あとはおかーさんの独裁政治から脱却してなんでも多数決で決めます。絲山家では当面犬の過半数が確保される見通しです。吠える言論の自由を確立します。環境政策としてはカエルやバッタで税金が払えるようにして、将来的におかーさんの外出を25%減らします」

犬どもよ、おまえらに天下は取らせない。絲山家の封建制は続く。


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