2010/7/11 日曜日
犬の政治(くだらないので読み飛ばしてください)
牛くんに、どこに投票するか聞きました。
「ごはんを増やしてくれるとこです。あと散歩をもっと長くしてくれるとこに入れます」
「牛くん、それは政治の問題じゃなくて、私の問題だ」
「なんかよくわかんないから、おかーさんに一票いれます。世田谷のおばあちゃんにも一票いれます。でもほんとはかまってくれれば誰でもいいんです」
茶色にも聞きました。
「わたしが立候補します」
「ほう? 茶色は政治家になって何をしたいの?」
「まず、海は怖いのでなくします。花火も危ないのでなくします。犬手当をもらって毎日肉入りの手作りごはんにしてもらいます。あとはおかーさんの独裁政治から脱却してなんでも多数決で決めます。絲山家では当面犬の過半数が確保される見通しです。吠える言論の自由を確立します。環境政策としてはカエルやバッタで税金が払えるようにして、将来的におかーさんの外出を25%減らします」
犬どもよ、おまえらに天下は取らせない。絲山家の封建制は続く。