Diary

あゝ文明の草刈り機

このサイトからのメール、昨日届くようになりました。こちらのトラブルでご迷惑おかけしました。メーラーがだめだったときサーバにたまっていた分もいただいております。ありがとうございました。

今朝は、すてきなお姉さんと頼りになる若い衆が、朝ごはんと草刈り機を持って助けに来てくれた。(あと、桐生のコロリンシュウマイも)犬の散歩ルートの下見もしてくれた。草ぼうぼうだった庭をきれいにしてもらって、みんなで食べる朝ごはんはとてもおいしかった。

午後は、7日に行われる「利根川治水同盟治水記念大会」講演会の準備をすすめた。書く仕事は締切よりずっと早くできるんだけど、喋る仕事はぎりぎりのことが多い。題目は「川と文学」。ばててるんだから寝てればいいのに、始めるとくたくたになるまでやってしまう。


ご心配おかけしています。

昨日行った県外の病院に転院することが決まりました。治療方針などは検査の結果を見てからなので、後日となります。
検査結果(これから出るものも)を持って、そちらに通院することになります。
1ヶ月で検査しながら4軒の病院行脚もこれでやっと落ち着きます。
納得して治療を受けるということが、大変で大切なことがよくわかりました。
疲れが一気に出て、昨日の午後も今日も、犬の散歩以外ずっと寝ていました。


朝っぱらからご報告など

昨日の朝メーラーを下手にいじくってしまい、本アドレスはいいのですが、このサイトからのメールが一時的に受け取れなくなってしまいました。管理会社に連絡をとって正しい設定を教わって復旧しますが、数日間ご迷惑をおかけします。新規の仕事関係のメールはお手数おかけしますが出版社経由にてお願いします。

腫瘍の件、昨夜新たな症状が出たため、今日、新しい病院に行ってきます。また何か進展があればここでご報告します。

訴訟の件、新聞に出たのは随分前のことでしたが、未だ訴状が届いていません。今後、文春の弁護士に委任して、対応することになります。弁護士、文春と内容についてきちんと相談して、正しくすすめていくつもりです。


転院ドナドナの気持ち

今日は暑い。冷房を入れたのは今年3回目。
まだへたばっているが、食事が摂れるようになってきた。

朝、大学病院耳鼻科にて細胞診。医師の説明は2週間前の繰り返し。
約3ヶ月間で小豆大から6センチと、急激に腫瘍が大きくなったため受診したのだが「急激には大きくなりません」と言われるだけなので、全く話がかみ合わない。放置すればいずれ障害が出るが、手術も放射線もやらないと言う。
埒があかないというのは、こういうことを言うのだろうなあ。
遠方ではあるが、来週、紹介状なしで他院へ行くことに決めた。

夕方FM。セレクションは、ヴォーチェ・アンジェリカ「ドナドナ」、本のおすすめは丸岡大介「カメレオン狂のための戦争学習帳」


脱走対策

昨日から腫瘍に痛みを感じるようになった。最初はごく弱いものだったが、今日はだんだんはっきりしたものになり、感じる回数も増えている。MRIを撮ってから一ヶ月でかなり腫瘍が育ったので、周辺の神経を圧迫しているのかもしれない。
検査結果が出たら、症例の多い病院に転院して手術の段取りをすすめたい。

鬱でもないのに体力の消耗が激しく、寝たり起きたりしながら、講演会の内容や、週刊文春の取材の件など整理している。

犬の散歩を短縮しているので、もっと庭に放してやりたいのだが、茶色に脱走傾向(悪いと知っていてわざとやる)があるので脱走経路の封鎖を友人にしてもらう。後日追加工事、難攻不落のフェンスを目指す。


だりーだりー。
掃除洗濯をさぼり、犬の散歩も(朝夕とも)短縮コースで騙し、病院に行ってCT。今日は検査のみ。MRIと違って眠るヒマもなく、残念。
大したことないけど、造影剤の副作用で頭が痛い。


ぐえー(具合)が悪いんさね

午前中、本の雑誌と小すばのエッセイ。

母、帰る。一日に四本しか来ない循環バス「ぐるりん」にどうしても乗りたいと言うので、犬を連れてバス停まで散歩がてら見送りに行った。すっかり懐いた犬どものことを「孫」と呼び「世田谷に遊びに来られるようにお父さんに話しておくからね」と言っていた。どうかなあ、父が許すかなあ。

夏ばてなんだか、体調が最悪で、メシが食えず3ヶ月で8キロ減った。(元がおデブなので「痩せました!」と威張れる体格ではない)近頃は朝から晩まで体力不足で具合が悪く、いつもの犬の散歩のコースでも途中でへたばってしまうていたらく。

親とよく話し合い、仕事以外は手抜きをせよと諭された。
信頼できる友人たちにお願いして、体調が良くなるまで家のことなど少し手伝ってもらうことになった。群馬に来てから、たくさんのいい友達に恵まれてありがたい。

鬱っぽいとか不安とかはないけれど、精神的には手術の日程、術後の後遺症の程度がわからない状態がずっと続いているのがきつい。準備段取りの好きな性格なので、先の仕事の予定が入れられないのが、まるで筋が通ってないことをしているみたいに苦痛なのだ。


猫をかぶった牛

昨日、両親来群。
涼しいから長袖も持ってきて下さい、なんて言ったら思いっきり気温が上がった。
早起きして念入りに掃除、洗濯、買い物をして料理の下準備、それからクルマで駅まで迎えに行ってへろへろになって帰ってきたら、「散歩の時間なんですが」と犬が目で言っている。くたびれた。
牛犬のリードを母が持つと、散歩する態度ががらりと変わったので驚いた。ちゃんと年配者を心配して、振り返りながら大人しく歩いている。引っ張ったり、虫や蛙を追いかけたりしない。母はすっかり牛が気に入ってしまった。

父にはドナルド・キーン「日本人の戦争」を、母には伊藤比呂美「とげ抜きー新巣鴨地蔵縁起」をあげた。少し読んで気に入った様子。

今日の昼、父が帰り、母だけもう一泊することになった。
夕立が来て、すっかり涼しくなった。


「傘がない」

梅雨前に映画の現場に行ったときに傘を忘れてそれっきりだけど、困らない。
移動もゴミ出しもクルマなのでいらない。
長時間降り続くことは滅多にない。
そもそも歩くと言ったら犬の散歩くらいで、降っているときはゴアテックス上下に帽子、長靴の完全武装をすれば、奴らの大好きな水たまりだらけ、草ぼうぼうの道にも入っていける。

雨がやんで、一瞬だけ蝉が鳴いたがひっこんでしまった。
湿度がすごくてゲラが重い。
牛犬がびたびたの地面に寝っ転がったまま、横目でこっちを見た。よくもまあそんなとこで寝れるなあ、と言うと、いいんだもん、と目をそらした。

午後、新潮来群。「下戸の超然」打ち合わせ。


夏の高校野球(県予選)

高校野球の群馬県予選が、今年は面白いことになっている。
シード校や強豪と言われる学校が次々と姿を消し、ベスト8にこれまで注目していなかった公立、市立校がいくつも出てきた。いいピッチャーもいるし、強い打力のチームもある。どこが勝ち残るか予想がつかない。今日の準々決勝、富岡ー桐生南もいい試合だった。
でも、甲子園に行ってしまうと、そこまで追いかけきれなくなるんだな、毎年。

昨日の21冊買い大赤字の原稿を、忘れないうちにざっと10枚書いた。
読む本がいっぱいあって迷うなあと思っていたら、群像から再校ゲラが来た。明日の新潮打ち合わせの準備もしなくてはいけない。

週末、両親が泊まりに来ることになった。私が心配をかけているせいだが、電話していて「熱帯夜なんて一度もない」と言ったのも魅力だったらしく一気に話が具体化した。


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