Diary

「傘がない」

梅雨前に映画の現場に行ったときに傘を忘れてそれっきりだけど、困らない。
移動もゴミ出しもクルマなのでいらない。
長時間降り続くことは滅多にない。
そもそも歩くと言ったら犬の散歩くらいで、降っているときはゴアテックス上下に帽子、長靴の完全武装をすれば、奴らの大好きな水たまりだらけ、草ぼうぼうの道にも入っていける。

雨がやんで、一瞬だけ蝉が鳴いたがひっこんでしまった。
湿度がすごくてゲラが重い。
牛犬がびたびたの地面に寝っ転がったまま、横目でこっちを見た。よくもまあそんなとこで寝れるなあ、と言うと、いいんだもん、と目をそらした。

午後、新潮来群。「下戸の超然」打ち合わせ。


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