Diary

急性料理中毒返上

料理は楽しいはずなのに、料理に苦しめられていた。3日分の献立を常に暗唱するとか、山のような食材を買い込んで、実家に行くたびに冷蔵庫をからっぽにするとか。余った食材を腐らせるのが勿体なくて自分の体に捨てていた。
冷蔵庫なんていつもからっぽでいいんだ。野菜も肉も使う日に買えばいい。できたら魚重視にしたい。料理なんてたまに楽しめばいいんだ。今夜はおでん屋に行く。最後に飲んだのは今月二日で、ボトルが入ってるはずだ。明日はお呼ばれだから目くじら立てて昼飯作ることもない。
急性料理中毒をやめよう。作るものはご飯と味噌汁でいい、後は買ってきたっていいじゃん。その通りにするかどうか判らないけれど、そう考えたら少し目先が楽になるような気がする。


無防備

夕方にはすっかり晴れる予報だったがなかなか冷たい小雨がやまなかった。何が困るかというと荷物が肩掛けバッグとハダカのiBookってことだ。濡らしたらまずいし、ビニール袋に入れると滑ってうまく持てないだろうし、リュックは蒲田に置いてあるし。出発の時リュックを担ぐとコートと合わないと見栄を張ったのがいけなかった。何しろ中学二年の時に買ったデイパックだ(流行ってたざんしょ?)
ま、雨はそのうちやんだので1時間少し切るベストタイムの乗り継ぎで帰って来れたんだけどね。だんだん気分も回復してきた。単なる日内変動かもしれないけれど。


業務連絡

だめだ、ずっとさぼっていたらフルートが鳴らない。お姉さん、今回楽器はかんべんしてください。
業務連絡といったらタワーの通販はけしからんね。1月10日に3点注文してうち一点が在庫確認中になって久しかった。なければないと連絡するのがスジだろうに今日見てみたら2点発送済で一点キャンセルされていた。なんでメールくれないのよ。今は怒るだけでしんどいから我慢するけどさ、しっかりしたまえ。25日受け取り開始、半月もかかった。


物入りである/鬱が来た

眼鏡を作りに渋谷に行く。目は両目とも悪くなっていた。今は便利なものがあって、フレームを決めるのにデジカメで写真を撮って似合うやつを決めることが出来る。近眼だから眼鏡をかけて見られるのはありがたい、フレームは良くても改めて見るとしけた面してんな。
7,8年使っている財布だが、2年くらい前から財布のチャックが壊れていた。だらしないのでこの際直すことにする。1ヶ月かかるそうだ。昔の財布で代用しないと。
車のライトまわりの警告灯がつく。前照灯、尾灯、ブレーキランプは大丈夫、ウィンカーも大丈夫だろう。回路の問題かもしれないし警告灯そのものがイカれてることもあると言う。心配なので今夜再確認する。これも一人じゃできないもんね。
こういうことがあるから、月々でやっていけても駐車場は借りられないのかもしれないなあ。「2万3千円からあります」の不動産屋の看板が手の届かないものに思えてきた。
夕方、煙草を買いがてら蔦屋に行った。ヨハンセンの出ている映画でも借りようと思っていったのだが、「洋画コメディ」と書いてあるポップの前で突然鬱に襲われた。はちまきをぎゅっと締められたような違和感とどっぷり厭な感じが来た。B級映画どころじゃなかった。やっぱり今日、電話して病院に行っていた方がよかったかもしれなかった。


350万人という数

(詩 yokohama になりました)


ネコカースト

実感のない一日、頭に鬆(ス)が入っているようだ。なにをやってもモヤモヤしてる、春なのかしら。(そういうモヤモヤじゃないぞ)そのくせ新聞読んでもクローズアップ現代見ても涙が出てくる、目か、目が悪いのか。ぼーっとしたまま朝から晩まで、あっという間だった。
実家から蒲田にiBookとゴミをとりに行ったのだが、車の運転が非常に怪しかった。家から車に戻ると路駐した車のすぐ後ろで白ぶち猫が晩餐の準備、すごい顔で威嚇してきた。ネコにも威嚇される私ってネコ以下なのか?


メモ

調子が落ちてきた。落ち着かないような心もとないようなとてもさびしい感じがある。幻聴はなし、幻覚、人間に見られている感じはたまにある。ロドピン6~8t/日→4t/日に減。食欲は限られた時間に爆発的にある。今までにないこととして、寝起きがとても悪く、二度寝~四度寝くらいまでする。
躁の終わり目の混合状態だろうか。この針が大きく振れると面倒だ。
食べた分だけ落ち込むとは禿先生が言った通り、食べた分だけ太るのは私の体の素直なところだ。人と全然喋っていないのが嫌になって学大に行くが今日はケーキは食べない、一度はゆるくなっていたワークのパンツがきつい、くよくよ歩こう。体重なんて減らないが1時間以上の時間の浪費と190円の交通費の節約になる。コーヒーを飲みながら思った。小説がかけなくて焦っても焦らなくても、出発の仕方はいろいろある。何もかも嫌になる寸前まで何かをしていよう。


二重生活

つまり俺は、毎週歯医者か精神科かその両方かで実家に帰っているのである。歯医者は家のそばで、精神科は遠いからこそ車で行った方が早くて安い。車も乗ってやらんと悪くなるしだ。一度実家に顔を出すと翌日の晩の献立まで決められる。泊まらないで帰ってくるのは至難の業だ。俺としても、ちょっとここだけの話飽きてるんですがプールもあるし、練習全然してないんですがフルートもあるし、iBookさえ持っていけば2,3日はすぐ過ぎる。
しかし、蒲田の自炊生活とそれに伴う生ゴミと、毎週二重生活をするのは結構疲れる。俺はこの家に来てから食い物を腐らせたことが殆どないが、そういう主義もまた邪魔なものだ。やっぱ外食の方がいいのかね。多分近々、何もかもが面倒くさくなる時期が来る。


10倍セールと心の隙間

今日はオオゼキの10倍セール、100円で1点のポイントが100円で10点になる日だ。早い話が全品一割引である。商品は食品しか置いていないが、行ってみると戦々恐々としたオバハンでいっぱい。普段はちょっとぶつかっても「あらごめんなさいね」なんて言うのがこの辺りじゃ普通なんだが、先に「すんません」と言っても「ドケバカ光線」を返してくる。店内は安く、多く見せるレイアウトでごちゃごちゃしている、至るところで店員が商品を積み直している。
で。店員はみんな大きな声で叫んでいるのだが、これがいまいち私にはしっくりこない。「へぇーい、ご利用ご利用~、ポイント10倍でおっ買い得~」あれ、なんで「ベンキョーベンキョー!」じゃないのか、「お値打ちお値打ち!」じゃないのか。ああそうか、ここは東京なのだ。私は一人暮らしは長いけれど東京の一人暮らしはまだ二年生になったばかりなのだ。
前の会社の先輩で「子供の頃、魚屋と八百屋が怖かった」と言った人がいたが、それ、よくわかる。
ふと心に隙間が出来て見直すと、どの商品も底値よりかなり高いじゃないか。雰囲気だけじゃん、安いの。しかし店内は大変な人込み、商品を元の棚に戻すのは容易じゃない。ベルトコンベア式に買わされちゃうってわけだ。今日の予測外出費は一ノ蔵5合、煮干し、エコナ油、板チョコであった。


愛すること

もうすぐ、蒲田に来て一年になる。今でも商店街を歩くのは楽しい。高校の頃は新宿を毎日歩き回って飽きなかった、予備校のお茶の水もそこそこいけてた、福岡の頃も西新の商店街を歩くのが嬉しかった。今、私は病気で貧乏だけど、愛する街に住めるのは幸せだ。逆かもしれない、不安要素を克服するために街を愛するのかもしれない。
この部屋に会えたのもよかった。天井の高い隠れ家みたいなところだ。狭さがかえって落ち着く。群馬の時もそうだったけれど、病気で辛いときでも愛する部屋で過ごせるのは幸運だ。埼玉の2DKは落ち着かなかった、西日がカンカンに入って向かいのスーパーが一日中呼び込みのテープを流していた。
蒲田の部屋
ここには最低あと1年はいられる。その後どうするかは判らない。続けて住むかもしれないし、都営住宅(手帳があれば優先権がある)を探すかもしれないし、京急沿線に進出するかもしれない、友達と部屋をシェアするって話もあった、それも悪くない、それともさっさと唐津に行ってしまうかもしれない。今は難しいが次はきっと愛するティーポと一緒に暮らす。
働くこと、はどうしても気にはなるが、今はできないのだから優先順位は低くていいのだ、愛することの方が大事なのだ。


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