2時間寝て、起きて作業してプリントアウトして、また3時間寝て作業。そのままがんばってます。食後は顔が痛いけれど、前よりは少しましになってきたかな。そうだと思いたい。
北九州の言葉を、新潮社経由でお願いした方に直していただいて気がついたこと。
1)近いけれど違う方言は難しい。
私が福岡の言葉を話せたのはもうはるか昔だけれど、北九州では使わなくて福岡では使う言い回しがつい、出てしまう。そうかと思えば福岡時代に会った佐賀や長崎の人の言葉が知らずに混じっていたりする。ヨソ者の限界はそういうところにある。
2)遠いのに共通する方言も難しい。
群馬弁と北九州弁で、語尾などで同じ言い方があっても、現在ふつうに使っている群馬弁が出たと判断してその言い回しを回避してしまう。
第三者に監修していただいたお陰で、会話が生きたものになりました。主人公の実家は福岡ではなく、北九州で正しかったんだという確信も強くありました。お願いして本当によかったです。ありがとうございました。
風が強いけれどすばらしい天気。ドライブに行きたい。温泉にも行きたい。七輪でなんか焼いて食いたい。ポイント5倍のスーパーも行きたい。本もすごく読みたい。でもなにより、ちゃんと寝たい。休みが欲しい。
多分午後、比較的早い時間に脱稿できると思います。
2009/11/14 土曜日
「下戸超」最終の一つ前のJ稿を仕上げて方言を監修していただく方のために送付。全体の枚数はクリア。あとは細かい部分の仕上げ。
昼過ぎに、犬の実家に行って茶色と牛の妹、弟犬を見せてもらった。まだ目も開いていないアカンボ犬を抱くというより手に包むと成犬よりずっとあたたかいので驚いた。
茶色と牛は、母犬に怒られて(怒られるととてもすまなさそうな顔をする)子犬のそばに寄らせてもらえなかったが、久々の実家で楽しくくつろいでいた。
庭の柚子をお土産に持っていったらブロッコリーをいただいた。さっと茹でて鶏肉と一緒にホワイトソースで和えてマカロニグラタンでおいしくいただきました。
「末裔」の五話以降の舞台となる鎌倉に日帰り取材。講談社同行。
市役所の方、文学館の方、とても親切にいろいろ教えて下さった。ありがとうございました。
歩き回って収穫も多かった。知らずに第四話で書いていたことの意味が理解できて鳥肌がたつこともあった。行かなければわからないことがたくさんあった。
帰りの新幹線でも降ってきて、ずっと書いていた。
今日の日記はまたあとで書きます。
2009/11/12 木曜日
午前、ペットシッターさん打ち合わせ。締切の後に近場に羽を伸ばしに行くのでお願いしてみることにした。(今後も取材とかでお願いすることがあると思う)。担当者はFMを聴いて下さっているとのことだった。
うちの「悪知恵さん」と「おバカさん」(お陰さまで飼い主に似て)は生まれて初めて「おりこうさん」とお世辞を言われて喜んでいた。
午後「下戸超」をすすめる。集中できた。枚数的にはあと4枚。残った課題二つを書けば帳尻が合う予定。
友人が知っている鍼灸院に行くことを考えていたが、ここ二日くらいひどい肩凝りと寝汗が出ないので様子を見たい。
2009/11/11 水曜日
昨日の話だけれど、
朝の関越を東京方面に向かえば、そりゃ眩しいわけです。当然サングラスをします。
ネックゲーターは鼻のあたりまで引き上げるとほっぺたが冷えなくて快適。そして耳対策は帽子。どれも黒系。
ふとルームミラーで自分を見たら、スノボやる人とかみたいじゃなくて昔の過激派でした。ゲバルトな感じでした。やけに前のクルマが譲ってくれると思ったら顔が怪しかったのね。
覆面作家という言葉が浮かんだけれど、違うなそれ。
今日は疲れたので昼寝した。
午前中と夕方「末裔(5)」を書く。「下戸超」は四つくらい書き足す部分があって、その後仕上げの作業に入っていく。
2009/11/10 火曜日
4時から仕事。
精神科通院日。状態は安定しているが今後疲労が出ないか少し心配。来月は年末進行で締切が10日早くなる。
眠剤と抗うつ剤のうちのルボックスに関しては、止めて一ヶ月になるが全く問題なし。
「離陸」という小説は03年に文學界新人賞をいただいた夜に編集者に構想を話し何度か挑戦したが、テーマが難しく力が足りなかったため書き進めることが出来ないままでいた。先日の入院中にいろいろ降ってきて発展したため、今日の午後、文春と三社連合担当者と打ち合わせをすることになった。新聞連載(北海道、中日及び東京、西日本)は数年後の予定だが、それに向けて文春編集者と原稿のやり取りをしながらある程度書いておく。新聞が終わってから文春で単行本化するというプラン。
2009/11/9 月曜日
最近は犬どもがかなりまともに歩くようになったので(猫を発見したとき以外。バッタ取りは趣味として容認)、朝の散歩のときは一日の段取りを考えるんだけど、やることが10を越えてしまうと少し慌てる。
でも、リストに書き出してみれば「(性格的に)早くやってしまいたいだけのこと」と「(業務上、生活上)本当にやらなきゃいけないこと」の整理ができるのでテンパることなかったんだなと気づく。
ここのところ毎日やっていたので、今日は下戸超に休みをとらせます。
10月14日に「痛み休業」して以来休んでいないので、私も休みたいところだけど、20日までは無理っぽいなあ。
とりあえず柚子湯に入って落ち着く。あったまるし、自律神経にもいいらしい。「いいらしいぞ」と体によく言っておいた。庭でたくさん成ったので今年は贅沢に使える。
2009/11/8 日曜日
午後、新潮社来群。
「下戸の超然」の原稿と、文庫本「エスケイプ/アブセント」のゲラと表紙、あと契約関係の書類。これらは仕事だから準備するのは当たり前だけれど、打ち合わせとなると、無駄に広い家の掃除と夕飯の買い物や準備がついて回る。仕事は朝5時から、掃除は6時半からはじめて、今はスーパーに行く前の貴重な休み時間。朝食を食べるとまた痛くなりそうで食べていない。
お町に住んでいたときは打ち合わせの後半は店でしていたが、こういう場所だし、日曜返上で来てくれるわけだし、必然的に何か出すことになる。その上、午後3時ともなればそわそわするケモノが二匹庭にいる。バタバタするのは嫌いなのになあ。
こんなときだけ、壺の中から出てくる魔法の奥さんがほしい。普段はいりません。
全然関係ない話。
昔NHKでやってたキャンディス・バーゲンの「TVキャスター マーフィー・ブラウン」がバカバカしくて好きで、また見たいなと思ったんだけどDVDになってないんですね。何でも手に入るかと思ったらそうでもないんだ。
2009/11/7 土曜日
夕食を食べていたら激痛。食事を中断したが、口の痛みがアゴから脳天まで繋がって耳に抜けるまで15分くらい文字通りのたうちまわった。
痛み止めも筋肉の薬も効かない。水を飲んでも痛い。
肩、首ががちがちになったので風呂であたためたりあちこち動かしたりするが、上がって仕事をしていたらまたあちこち痛みの気配。もう寝ます。
働きたいのにこれじゃ無理がきかない。というか無理したから痛いのか。
中断した食事は温野菜とブイヨン味のチャーハンだったので明日トマト缶を入れてリゾットに化けることになる。味付けは違うけれど、作り方は犬メシと変わらないなあ。