2010/2/9 火曜日
朝は5時から脳汁が出まくって(こういうのは下りてきたとは言わない。違いはうまく言えないけれど)、「超然」の原稿が怖いほどすすんだ。犬の散歩の間もメモをとりたいくらいだったのに、10時過ぎて止まったら日常生活が何もできなくなってしまった。
銀行、酒屋、コンビニと行くべき場所をなんとか決めて町へ下りてみたが、請求書を忘れて振込ができず。なにやってんだか。
顔の痛み、傷のひきつれがひさしぶりに強めにきている。明日は雨(か雪)でしょう。
2010/2/8 月曜日
昨夜ぐじぐじやってたら「末裔8」の内容と先日の取材の生かし方が下りてきた。
自分で書いていて、無責任みたいな話だが、よくまあ毎月なんとなる、というか神様が下りてきてくれるもんだと思う。
ここんとこ、締め切り当日にしか出していないので、今月は少し早めに出したいな。早く出して何があるってわけじゃないけど。
偉いと思う野菜はカブ。
和風洋風パスタそして浅漬けと、使い方によって違う野菜みたいになる。だから一人メシでも全然飽きない。葉っぱもざくざく食べられてずっしり重い束が140円は安い。葉っぱと実の結合部の泥のついたところは、1/4に切って犬メシに煮てやれば喜ばれてゴミも出ない。
ここんとこ、ほとんど誰とも会ってないから人間より野菜の方がずっと身近で、それで思いを寄せたりしてしまうわけです。
2010/2/7 日曜日
わざとこちらに背を向け、足を崩して座ったところから振り向きざまに流し目で見つめる、なんてワザを私が知っていたら人生変わっていたかもしれないが、これは茶色犬が勝手に覚えたアピール。しかしその一時間後、古い座布団を二つに折って枕にしてごろ寝する背中はオヤジそのもの。それにしても犬のくせに座布団を折るって、どうやって覚えたんだろう。
朝3時からと、散歩はさんで午前中いっぱい、小説を2本並行して書いていたので昼寝しました。起きたらもう夕方の散歩の時間。なんだかなあ。
以前「沖で待つ」でちょっとだけ出てきた九州の地酒「寒北斗」を今年も送っていただきました。
日本酒で好きな銘柄三つ選べって言われたら、この寒北斗(玉ノ井酒造/福岡)と、馥露柑(ふくろかん、牧野酒造/群馬)と、磯自慢(磯自慢酒造/静岡)です。新潟の鶴齢(かくれい)が次点かな。
もちろん、そんなに味覚が優れてるわけじゃありませんし、気分で好きなお酒がどんどん出てくるのですが。日本酒党の方、もし見かけたら味わってみてください。
2010/2/6 土曜日
昨夜、iMacが来た。
21.5インチディスプレイの方だけど、目の前にあるとやっぱり、でかい。このディスプレイでキャプテンズのDVDはキモチワルくて、ちょっと見たくない感じのでかさ。
姿勢良くして老後に備え、拡大画面でたくさん書いたつもりになるのだ。
ちなみに、マジックマウスはすごく使いやすい。何も考えずに操作に慣れた。
このタイミングで買ったのは、予算の関係もあるけれど、12月に二台セットアップしたばかりなので、段取りを忘れないうちに、というのが一番の理由。
PC屋さんとiPadのことから、電子書籍ってどうなんですかね、という話になった。やっぱり問題は縦書きだと思う。私は毎日wordの縦書きで文章書いているけれど、ディスプレイでは本当に読みづらいので、慣れの問題じゃないと思う。だからと言って、横書きで小説というのは、行間や会話文の表現が思ったようにいかないので、スモールトークの単行本で懲りたなあ。
iMacとは関係ないけれど、トップページに画像をつけました。ブスなので私は後ろ姿で失礼します。撮影してくれた友人が「母子画像」とタイトルをつけてくれました。牛くんの模様は、実際はもう少しくっきりしたホルスタイン柄です。
2010/2/5 金曜日
寒い寒いと毎日言っているが、あまりにも漠然としていると思った。
そこで、犬が丸くなる寒さを「犬丸指標」と名付けた。これは気温だけでなく、日当たり、風といった条件にも左右される。ちょうど私がベランダで仕事ができなくなるのも犬が丸くなるとき。家の中で手がかじかむのも、昼間から風呂を沸かしたりするのもこの指標と関連すると思われる。(思われるのかほんとに)
早く春の指標がほしいなあ。
最近買ってよかった文房具あれこれ。
【レターオープナー】 カッターとはひと味もふた味も違う。山のような郵便物をさくさく開封するとやる気が出る。(多分気のせい)
【スタビロ バイオニックワーカー】水性ボールペン。するするインクが出て書き味がすごくいい。四色あるのも助かる。
【お道具箱】小学校のとき使っていたようなやつ。FMでも番組中のメールや資料の整理に使っているが、箱が一つあるだけで書類整理が楽になる。
【ゼブラ シーサイン】これは最近じゃないけど、一番気に入っている水性サインペン。サイン本はすべてこれで書いてます。
2010/2/3 水曜日
実家で新潮の小説を書いていた。
最初は「おとなしいのねえ」「いい子だねえ」と言われていた犬どもも、三日目となると「よく寝る奴らだなあ」と言われるようになる。
節分なので、今夜群馬に帰ったら、「犬は外」と言ってドッグフードでも蒔いてやろう。犬からはどう見たって、私の方が鬼だろうけれど。
2010/2/2 火曜日
末裔取材のため、東京前泊。犬連れ。
クルマは冬タイヤ、オーバーパンツも持ってきたのに長靴忘れた。
先週の旅行のときもそうだったけれど、寝汗対策でジャージ系がたくさん必要なので、運動部の合宿みたいな荷物になる。
雨雪が落ちてこないように二階のベランダにシートなどを敷きなさいとか、うんともすんとも言わないけれどいなくなったんじゃないかとか、鎖がからまってないか見てきなさいとか、父も母もかわいがること心配すること。一度閉めた雨戸をまた開けて見たりしている。外犬だから大丈夫ですよ。東京はあったかいんだし。
2010/1/31 日曜日
昨日の日記、書いたのに手違いで消してしまいました。たいしたことは書いてません。家の中の方が外より寒いよと、そんだけです。
ガソリン入れた帰りに産直でかき菜と卵を買いました。強火でさっとツナと炒めて卵とじ。柔らかくてやさしい味。いただきものの赤大根は白キムチのたれで浅漬けに。大根なのに自然な甘みがあって、歯触りよく色も美しい。いや、なにがおいしいって、野菜で飲む辛口の地酒。
新潮の超然三作目は、動きそうで動かない。いくつかのエピソードはあるんだけれど、全体を動かす力にまではなっていない。
2010/1/29 金曜日
午前中、本の雑誌のコラムを書いて送付。
午後、ハンガリー語版、二冊目の短編集の質問の回答をまとめる。二冊目は「海の仙人」と「ばかもの」で一冊となります。全集みたいで嬉しい。
iMacを発注しました。これまでずっとノートだったけれど、なにしろもう中年でよれよれですから、目と首と肩にやさしい21インチデスクトップを導入することにしました。
ちなみに父もiMac(G4、本体が丸くて餅みたいなやつ)。父はもう、四半世紀Mac一筋です。テンキーを使う仕事なのでマウスを左手で操作するというクセを持っていて、空港かどこかのパソコンを使ったときにうっかり隣の人のマウスに手を伸ばして驚かせたことがあるそうです。