Diary

地殻変動時代

犬のバケツの氷は石で割ればいいなんて石器時代はあっという間に過ぎ、石くらいじゃ割れません。表の水道も当然凍ってますから、バケツをゆすったりぶつけたりしてなんとか氷を割るという地殻変動時代に突入。

それでも、枯れ草ばかりだった庭のあちこちに青い草が見えるようになった。日照時間で反応してるのかな。

昨日の夕方、迷い犬がいた。雑種なのかよくわからないが犬に愛想のいい茶色の美男子で、立派な体格に青いハーネスをしていた。ちゃんと帰れたのか心配。

寒気と頭痛がしたので昼間寝ましたが、特に風邪とかじゃなかったみたい。


狂言 忠犬蔵

茶太郎冠者「次郎冠者、殿が新刊の『ぶすう』が少なくて無念じゃと嘆いておられるのを聞いたか」

牛次郎冠者「『ぶすう』というのは主人がいないときに盗み食いをする、あの甘い毒であろうか」

茶太郎冠者「犬の身ではよくわからぬが、低く評価されて悔しいと言うておられたぞ」

牛次郎冠者「殿は切腹するであろうか」

茶太郎冠者「殿が切腹したら家臣の我々は仇討ちをせねばなるまい」

牛次郎冠者「はて。仇討ちとは何ぞ」

茶太郎冠者「音羽にある敵の城に乗り込んで狼藉の限りを尽くし、ついでに3Fのカフェテリアでランチなんかも食らうことではないか」

牛次郎冠者「音羽といえば江戸。江戸ならば仇討ちの帰りに爺様、婆様にも会って可愛がってもらえることであろう」

茶太郎冠者「また江戸で遊びたいものだ。殿が早く切腹してくれぬかのう」


石器人が語る鎌倉時代

わざとじゃないのは十分わかってますが、
誕生日    講談社ゲラ
クリスマス  新潮社取材
バレンタイン 講談社見本 ←今ココ
次は3/14ですか。イヤですよ。ほかの日だってあいてるんですから。

今朝もマイナス5℃。犬の水は手で割ると痛いので石で割ればいいと考えついた私、ついに石器時代の幕開けです。榛名湖も凍り始めたとの情報がありました。氷上ワカサギ釣り出来たらいいなあ。

夕方FM。セレクションはエルビス・コステロ「ウェルカム・トゥ・ザ・ワーキング・ウィーク」「アリソン」。エンディングはブルース・ブラザーズ「エブリバディ・ニード・サムバディ」。おすすめ本は五木寛之「親鸞」。歴史の教科書では親鸞と一緒にたくさんお坊さんの名前が出てきたんだけど、誰が何の人だったか忘れたので私も復習しました。受験シーズンですので、今日は鎌倉時代の仏教を1分半程度でおさらいします。ちゃんとストップウォッチで時間も計って、出来不出来は別としてこれでも準備に時間かけてるんです。


炊事記、ブタ装丁お楽しみに。

昨日の文春打ち合わせは収穫あり。今後の予定を考えるとこの時期にどうしても打ち合わせを入れておきたかったので良かった。来客週間が終わって今日は眠いです。この後はしばらく新潮「不愉快な本の続編」に集中します。

14日発売の『絲的炊事記』の見本が届きました。単行本『末裔』は2/17発売に決まったようです。

私事では、トップページの写真を撮ってくれた友人が今年の犬カレンダー(前半)を作ってくれました。私がつけた写真タイトルは「牛ちゃん目ぱっちり」「七輪肉待ちます待ちます」「ぺろり茶色」「行く犬来る犬」です。いつも庭にいるものですが、カメラとの距離はまた違うので面白いです。


今日は粕汁作りながら「不愉快な本の続編」の原稿。

五木寛之氏の新聞連載「親鸞 激動編」が毎日楽しみで仕方ない。去年出た単行本も買ってしまいました。これ読み始めるとほかのこと何もできないんだよなあ、多分。


顔面気象警報

去年の冬、気圧が下がると手術跡(首の右の付け根)が痛みの気象警報を出したが、今年は警報が減った代わりに、注意報くらいの頻度で眼窩底骨折の後遺症が出る。具体的には左顔面の眼の下から下の歯茎まで割と広い範囲でしびれる。必ずキカイダーを思い出します。

今朝は警報と注意報が両方出た。冬型崩れたな。空を見ると上越国境を越え、榛名山を超えてちぎれた雪雲がどんどん流れてくる。こういう空を見ると、いつも軍艦が押し寄せるイメージが浮かぶ。

今日はくたびれてたので、取材の準備だけ少しやってあとは休みにして寝てました。


外で寝る犬、窓を開ける人

この寒いのに、茶色は犬小屋から毛布を引きずり出して外で寝ている。なんで小屋で寝ないのかと呆れていたけれど、そーいえばワタクシも正月に帰省したときに東京が暑くて窓をちょっと開けて薄着で寝てました。犬と変わらない。さすがにこのところの冷え込みだったら東京でも窓閉めて寝られるかもしれないと思った。

早朝、講談社『末裔』の帯や献本、新潮「不愉快な本の続編」の富山第二回取材、群像新連載などをちょこまかやる。午前中の2時間は、お手伝いさんが来てくれるので掃除をお願いして、その間に食材買いにに行ける。助かるなあ。

午後はダ・ヴィンチと群像担当者来宅。『末裔』のインタビューを受ける。その後、群像の新連載について打ち合わせ。


出張で来られる編集者へのお願い

遅れそうなときは電話を一本入れましょう。できれば前日に確認のメールを。

人数が多い場合はご相談ください。自宅でなく外の会議室などを取ることも可能です。

打ち合わせのテーマくらい決めましょう。

借りたものはすみやかに(3ヶ月くらい?)返してください。

大勢で地方出張すると旅行気分になりがちです。でも一応仕事ですよ。

帰るときには挨拶をしましょう。

 

いやもう、ビックリ。今日の群像と週明けの文春は安心だけど、ときどきあります。散歩から帰ってこない人とかもいたし。群馬ってそんな解放感ありますか。


雑煮の次は粕汁

最低マイナス5.1℃、冷え込みました。犬の水バケツにも分厚い氷が貼り、用水路もすっかり凍ってました。去年、ゲンコツでバケツの氷を割ろうとして痛い目に遭ったのを思い出した。空手の真似してほんとに怪我する小学生かよ。

昼間はからっ風。いい天気だけど上州弁で風のある日は「わりぃ日」。

年が明けたら粕汁とずっと思っていたので、午前中に牧野酒造(蔵元)へ。社長が「ばかもの」を見てくださったとのことで、嬉しかったです。倉渕には映画のロケと「作家の超然」でお世話になった場所。普段はお酒と野菜を美味しくいただいているので私の血中倉渕濃度はかなり高いです。(上州豚濃度も高いけど)

夕方集英社来宅。引き継ぎなど。


昨日の午後は友人来宅。七輪囲んでたくさん喋りました。犬もスペアリブの骨もらって大喜び。

今日は「銀行は木曜の午後に行け」の家訓に従って銀行回り。帰って来て未入金の確認など。


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