Diary

「末裔」

群像の小説は、ヘンなタイトルをやめてもう一つ考えていた「末裔」というタイトルにした。枚数が増えそうなので、一挙掲載ではなく連載することになった。8月売り開始か9月売り開始か、考えているところ。

歯医者で舌を診てもらった。口内炎だと思うとの所見だったが、少し経過を見ることに。あとは歯の方でしばらく通うようにとのこと。うがいぐすりをもらった。
首、肩、背中、腰もここのところカチコチになっていたのでついでに接骨院へ。仕事椅子が悪いことはわかっている。ちゃんとしたの買わなくちゃいけないなあ。(今は無印の折りたたみ椅子)

疲れがたまっていたので帰ってきて爆睡した。


いただきものでいただきます

四日連続誰かしら来ている。
今日は群像打ち合わせ。小説の相談。タイトルもヘンなタイトルでいいのか相談。

そのあと、簡単にごはん作って一緒にいただきます。
献立はこんな感じ。
タケノコごはん(いただきものの真竹)
紫タマネギ(新玉)スライス(いただきもの)
和歌山のさつま揚げ(いただきもの)
鶏の香草オーブン焼き(鶏肉だけ買った。オリーブオイルはいただきもの)
小松菜の味噌汁(懸案事項)

腕だの足だのみっともないほど蚊に食われている。茶色が食われた跡をひとつずつそっと舐める。それは犬畜生の習性なのだと思っても、なんだかほろりとしてしまうのです。


ちゃんとしなくちゃ、いろいろ

歯医者に行きたしと思うへども
歯医者はあまりにも遠し

実はまだ舌が痛いんだけれど、昨夜より少しよくなったので様子を見ることにした。
精神科は立川、歯医者は高崎駅前、ちっとも遠くはないんだけれど。心の中の距離は覚悟に比例する。
痛みがあるときは弱気になって病院関係に詳しい人に相談するくせに、痛みが和らぐと医者に行かない理屈をあれこれ探し出す。ダメな奴だと自分でも思います。なんとか今週中に行くようにします。

今日は新潮社5人来群。映画の契約書の説明(驚かれる方もいると思いますが、クランクアップ寸前の映画なのにこっちはまだちゃんとした契約書もらってないんです。この業界は万事そんな調子)と、次作「下戸の超然」打ち合わせ。


「楽しい週末」

昨日はランチの後、知る人ぞ知る安中の注文販売のパン屋さんへ。古民家でとても居心地がいいところでした。その後、だるま屋さんへ行き、北海道の友人に贈るためのオリジナルだるまの打ち合わせ。デザインと文言を決めたので、後日下地を作っていただいてから絵を描きに行きます。だるま屋さんご夫婦ともいろんな話題で盛り上がりました。連れて行ってくれた友人に感謝。
とれたてのホワイトアスパラをいただいたので、夜は七輪で焼いて食べた。美味しい!こちらも感謝。余った分は緑のアスパラともども茹でて生ハムを巻いていただきました。

今日はまた別の友人たちが来てたくさん喋って、たくさん笑った。
遊んでばかりの週末でしたが、月曜からは出版社三社が続々来群。打ち合わせで、ちょっと忙しくなります。


気がついたら髪の毛が大変なことになっていたので、散髪に行った。
町まで下りたついでに生活用品の買い物をして帰ってきた。

「日経サイエンス」の定期購読をすることにした。
いつも病院で表紙をちらちら見ていたのだが、私が朝一番の患者なので待ち時間がなく、読めなかった。まさか診察の後読みふけるわけにも行かないし。
7月号の見出しは「実は存在しない? 暗黒エネルギー」「消えたミツバチの謎」「超大陸分裂が産んだ恐竜の進化」「戦争体験とPTSD」など、文芸誌にはないわくわく感がある。絵がいっぱいでわかりやすい。巻末のブックレビューも、知らない本ばかりでそそられる。


マウスピースして寝ろ

FMはやはり、ばかもの映画化に関するメールが多かったです。
出演者のファンというものはもちろん、エキストラ参加や、縁のある場所がロケ現場になったことなど、いろいろなメールがありました。自分に結びつく映画として群馬の人々がとらえていて、いいなあ、と思った。ふだん滅多に自分の本を読み返さないけれど、主演の二人にお会いしたあと、私も彼らの姿や相談されたことを思い浮かべながら読んでみたら新鮮でした。出演者がステキというだけでなく、風景というのか、画もすごく美しいと思ったので(特にラストシーン)公開は来春ですが、いろんな面で一緒に期待したいと思います。金子監督のこれまでの作品から想像、妄想するのも面白いかもしれません。
原作読む読まないはもちろん、おまかせします。予備知識を入れずに楽しみにしたい人はいっぱいいると思うので。

それはそれとして、今日はうまく喋れないか心配だった。寝ているうちにベロを齧ってしまって、食べ物の味もいまいちだし、水を飲んでも痛いし、咳をしても痛い。「かきくけこ」を言うのがしんどい。どうしてこれほど噛んでしまったのかわからないが、舌は噛むもんじゃありません。
セレクションはジャニス・ジョプリン「クライ・ベイビー」、おすすめ本は東海林さだお「おでんのまるかじり」。

ここから下は単なるメモです。来客が多いのでサラダのリスト。
・ニンジンとクレソンのサラダ(クレソンが高いので少人数)
・水菜とタコのサラダ(簡単・少人数)
・コールスロー(マスタードを忘れないように)
・ハムのレタス巻き(新鮮なレタスに限る)
・ほうれん草とサーモン(まだ作ってない)
・サラダ・ニソワーズ(材料の水気をよく切ること)
・ナスのマリネ(早めに作って冷やす)
・トマトとオイルサーディンのサラダ(まだ作ってない)
・大根とホタテのサラダ(青いものをトッピングする)
・セロリとカニ缶のサラダ(カニ缶を買う勇気がない)


牛くんの、切なくない初恋

朝の散歩で牛犬が初恋。相手はかっこいい猟犬でした。二度すれ違ったけれど完全に無視されました。牛犬は10回以上振り返って彼を追いかけようとしていました。でも、人間と違ってすぐに諦め、すぐに忘れるのが犬畜生のいいところ。

今日は午前中、鶏ガラと野菜とブーケガルニでダシを取りながら掃除洗濯、そして仕事。
カレ(定期的に言うけど、オンナです)からのリクエストで、午後から通称「トマト鍋」を行います。
鶏ガラスープにトマト缶、魚介類、レタスなどの野菜を入れます。「豚キムチにジンクスはあるのか」にも書いた夏の鍋です。
じっとしていれば肌寒いくらいなので、ちょうどいいかも。

とある人から「こんな小説を書いて欲しい」と言われたことが、あまり人の影響を受けない私にしては珍しくひっかかっている。すぐには無理かもしれないけれど、集英社の打ち合わせのときに一つの案として話してみようかな。


さぼってやった

今日は掃除と洗濯をさぼってやった。
仕事もさぼり気味だった。
犬の散歩もばれない程度に短縮してやった。
買い物もさぼろうかと思ったけど、必要に迫られたので行った。その代わり一食分さぼってパンを食った。
それでもまだ足りなくて、家の中ではジャージで過ごした。
たまにはいいじゃん。


甘えとよろめき

やっと晴れたので、嬉々として洗濯。

群像の小説が少しずつすすんでいる。いつものことだけど最初は単語でのヒントしかなくて、手探りで書いていくうちに、なるほどそういう話だったのかー、そりゃ知らなかった、と納得していく。
そろそろ打ち合わせのタイミングかな。

犬どもは元気です。牛犬はいつも上機嫌でぐうぐう喉を鳴らしながら甘えるけれど、茶色は甘えるとき、実につまらんという顔をしながら、どん、とぶつかってじわじわと体重をかけてくる。体重10キロとは言え、不本意にしゃがんでいたりするとよろめきます。


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