Diary

検査結果

べろは大丈夫でした。
頸部しこりのMRI所見は、良性腫瘍だけど取った方がいい、との見解でした。確定はしていないのでまた改めてどこの病院行くかを決めて、検査をして、ころっと切ってもらおうと思います。短気の入院が必要になるかもしれません。その辺りも全く決まってないのでこれからです。詳しい人に現在相談中です。


茶色の日記

私がようすいろのふちを歩いていると、おとーさんが、
「おちるなよっ」と言います。
私はちらっとおとーさんを見上げて笑います。
また私がようすいろのふちを歩いていると、おとーさんが、
また「おちるなよっ」と言います。
私はおとーさんをよこめで見て笑います。
そのあと私がようすいろのふちを歩いていると、おとーさんが、
「おいっ!」と言いました。
私はようすいろに落ちました。
おとーさんはげらげら笑って、あたまをなでてくれました。


種明かし

地図を見るのが好きだ。
でも、クルマに地図は積んでない。
県内だったら少々間違うことはあっても迷って困るということは滅多にない。たとえ迷ってもそのうち、知っているところに出るか、見当がつく。
行きに地図をぱぱっと見てから出かけて、帰ってきてから地図を見て、こんなところを通ったのかー、と思うのが楽しい。
料理も同じで、食べたい野菜を買ってきて、気になるものを料理して、後でネットで栄養成分などを調べる。
なるほど、と思う。大体足りないものを欲しがるようになっている。
きっと事前に調べて、「これはカルシウムがあるから、これはタウリンが入っているから」などと思って食べたらおいしくない。
種明かしの時間が楽しい。

夕方、FM。セレクションは、藤山一郎「東京ラプソディー」、本のおすすめはウリツカヤ「ソーネチカ」


お粗末

群像の「末裔」ちょっとすすむ。
まだ折り合いがつくような段階ではない。
「ばかもの」と同じでラストシーンだけは鮮やかに浮かんでいるんだけれど、まだまだ悩んでばかり。

今日は日記に書くことが何もないので、代わりに書いてくれないかと茶色に言ったけれど右から左へ流されてしまった。


おとーさんもたまには怒るのだ。

昨日の葉書を送ってきた両親が帰国したので電話した。
怖くて、阪神のことは言えない……

今日の仕事は群像の小説とFMの選曲や音源準備など。
あとは調べ物を山ほど。

近所で一番相性の悪い犬に吠えていた茶色がうるさいので仕事しながら(いつものように)「シッ」と言ったら、こっちをまともに見てけんか腰で吠えた。
怒ったね。犬の分際でそんな態度があるか。がらっと網戸を開けて洋風縁側にライターを叩きつけた。
茶色はびびって首を縮めた。これはまずかった、という顔をした。見ているうちに、どうしよう、という顔に変わった。
怒りっぱなしというわけにもいかないから仕方なく仕事を中断して庭に下りた。
茶色はちぎれんばかりに尻尾を振ってすり寄ってきた。牛はいつもと同じで、にこにこ、べたべた。


雨には負けるが風には負けず

「長い柄のついた、どぶさらいの道具みたいな鎌」を「じょりん」と言うらしい。調べると「じょれん(鋤簾)」だけど私が聞いたらそうは発音してなかった。そういうものをどこの家も持っていて、町内会の草刈りのときや、畑で使っている人もいて、遅まきながら私も購入しました。
庭の中はそれでも、犬をおっ放したときにちょこまか草刈りしているんだけれど、外まわりを放っておいたら雑草がはびこって、大変鬱陶しくだらしないことになっていたのだ。
「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」などとほざきながら、手にマメをこさえて草刈りしました。
(「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ」って一日四合は多くないか?)

精米に行ったので、昼は炊きたてごはんをネギトロ丼でいただいた。小ネギの他には海苔、しそ、キュウリなんかもちょろっとのっけて。お吸い物の実はとろろ昆布とオクラとミョウガ。あとは衝動買いしたもずくも食べた。おいしかった。

父からハガキが来たと思ったら、犬宛でした。散歩の前に座らせて読んで聞かせたら、嬉しそうに聞いていました。


ソーネチカ

「ソーネチカ」リュドミラ・ウリツカヤ著
現代ロシア文学(ソビエト時代の女性の一生を書いた中編)。先日家に来たハンガリー人がすすめてくれたので早速取り寄せて読んでみた。いい本だったなあ。

食べ物で言うと、前はそんなに食べなかったのに、最近三つ葉やオクラやあおさ海苔がすごく美味しい。
ロシア文学もそんな感じ、身についてない栄養だから気になる。ドストエフスキーは(読んだのが子どものときだったせいもあって)苦手意識が強いけれど、トルストイは再読したい。チェーホフは一冊くらいかな。ツルゲーネフは読んだことがない。


宝の持ち腐れ

昨日早寝して今日は4時起き復活。
夕飯の下準備をして、庭の草刈りと洗車をした。洗車なんて、いつぶりよ。クーペは立川で時間が余ったときに一度水洗いしたけれど、ティーポなんて引っ越してから一度も洗ってなかった。

犬の方は、茶色の冬毛がまだどんどん抜ける。遠目に見るとあちこち禿げてるみたいだけど、夏毛の色が濃いだけなんです。牛は抜けないが同じ扱いにしてやらないと僻む。ブラシしながらあれこれいじくってて気がついた。
なんでオマエら水かきあるの?
もしかして、先祖に河童入ってる?
間違ってもレトリーバーとかは入ってないと思う。
茶色のお腹の長い毛も日本犬らしくないし、牛なんか横から見たら洋犬だし、雑種ってほんとに不思議で面白い。
でも立派な水かきがあるのに水が嫌いで仕方ないとは宝の持ち腐れ。散歩中に田んぼや用水路に飛び込まれなくて助かると言うべきか。

夕飯の献立。
ガスパチョ(冷たいスペイン風トマトスープ、エディアールの瓶詰め)
ラムチョップ(コーラと醤油、にんにく、生姜に浸けたものをオーブンで焼く)
大根と三つ葉とホタテのサラダ
あさりごはん

ええそうですよ。カレが来ます。私が料理を作って出す相手は圧倒的に女性が多いです。


カラダ夏仕様

今日はなんだか疲れ気味。
でも、なんでも食べられるようになったので、野菜をばりばり食べてます。
飲み物は麦茶一辺倒。毎日煮出してます。
クルマのクーラーなしは厳しいが、家はまだ快適。どこまでクーラーなしで行けるか楽しみになってきた。

それじゃ、もう寝ます。


舌切りばあさん、こぶとりばあさん

頸部のぐりぐりのMRIを撮りに病院へ。十年前、はじめてMRIを撮ったときは怖かったけれど今回はコンコン音がしてすぐに熟睡。造影剤の注射で一旦目が覚めたけど、またぐーぐー寝た。気持ちよかった。
舌の組織検査の結果はまだ出てないので、MRIの結果と併せて来週また来るようにとのこと。
一応本人なので、あれこれ推測して心配だったり不安だったりはしたんだけれど、今はもうあれこれ考えるのに飽きて、なるようになるだろ、と思っています。

クルマの中でトモフスキーの新譜「幻想」聴いてます。「我に返るスキマを埋めろ」「ねる日」「記憶のコントロール」など、結構ぐっとくるなあ。
トモフスキーとtheピーズの歌詞は、ほんとに私にいろんなイメージを与えてくれる。私の文章のスカスカ具合もこのひとたちの影響かもしんないと、改めて思ったりする。


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