Diary

おとーさんもたまには怒るのだ。

昨日の葉書を送ってきた両親が帰国したので電話した。
怖くて、阪神のことは言えない……

今日の仕事は群像の小説とFMの選曲や音源準備など。
あとは調べ物を山ほど。

近所で一番相性の悪い犬に吠えていた茶色がうるさいので仕事しながら(いつものように)「シッ」と言ったら、こっちをまともに見てけんか腰で吠えた。
怒ったね。犬の分際でそんな態度があるか。がらっと網戸を開けて洋風縁側にライターを叩きつけた。
茶色はびびって首を縮めた。これはまずかった、という顔をした。見ているうちに、どうしよう、という顔に変わった。
怒りっぱなしというわけにもいかないから仕方なく仕事を中断して庭に下りた。
茶色はちぎれんばかりに尻尾を振ってすり寄ってきた。牛はいつもと同じで、にこにこ、べたべた。


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