Diary

富山に来ました

9日は北日本新聞社との打ち合わせ。企画自体も大きくすすんだし、全く関係ない掌編に関することで大きな発見があったり、非常に恵まれた日でした。
10日は黒部ダムに行きました。自然の厳しさと人間の凄さが拮抗していて、圧倒されっぱなしでした。もはや黒部は私のなかの「一生に一度は行ってみた方がいいランキング」の最上位で阿蘇と並びました。あまりに充実していたので、死ぬほど疲れていたのを忘れましたが、とてもじゃないけれど今日350キロ運転して帰れないのでもう一泊します。


佐久〜上野〜秩父

6日は上毛同行、佐久では「街道」のポイントをいくつか訪問(「末裔」に出てきた場所が懐かしかった)、撮影したあと、南木佳士さんのお家で対談をさせていただいた。群馬のことばや長野との違い、小説のこと、山歩きのことなどたくさん興味深いお話ができた。そして奥様のすばらしい手料理をいただき、とても幸せな時間でした。
 
一泊して7日朝群馬に戻り一休みしてから書店と文具店で必要なものを揃え、3時間かかって地図のトレースなど作り、9日の富山での会議で提出する資料ファイルを仕上げる。なんか小説家の仕事の範疇越えてるが、好きな作業ではある。ぼろぼろに疲れて風呂に溶けるかと思った。
 
今日は「街道」の残りのルート、上野村で取材・見学、そこから秩父まで走ります。
明日からの富山出張もクルマです。ほんと気をつけないと。
 


南木佳士さんとの対談

今日は長野県で南木佳士さんと対談します。一部分は上毛新聞「街道を行ぐ」国道299の佐久市の部分で、もっとしっかりしたまとめとしては、上毛新聞文化面に掲載されます。
「ことばについて」をテーマに対談する予定ですが、群馬県のご出身であり、今でも晴れた日に山を見れば妙義の向こう、八ヶ岳の手前に南木さんがお住まいなのだなといつも思うので(お世辞とかではなく本当に)、お目にかかるのは初めてですが先輩に会うという感じが強くしていて楽しみです。


名曲カバー特集

昨日のエフエムは名曲カバー特集。4時台opはダンス天国/J・ガイルズ・バンド、セレクションはジゴロおばさん/ソフトボーイズ、ほか4時台はタイム・アフター・タイム/タック&パティ、恋は水色/the ピーズ、ウェイティング・フォー・マイ・マン/トム・ロビンソンバンド、5時台opはデイ・ドリーム・ビリーバー/タイマーズ、ほか5時台はカム・トゥゲザー/エアロスミス、ジョニー・ビー・グッド〜ロードランナー/セックスピストルズ、スタンド・バイ・ミー/ジョン・レノン、ツイステイン・ザ・ナイト・アウェイ/ロッド・スチュワート、エンディングはヒア・カムズ・ザ・サン/ニーナ・シモン。おすすめ本は「ゆうじょこう」村田喜代子著
  
状態が、また7月あたりの躁鬱混合状態に戻ってしまって非常につらいが、忙しくなる前に前倒しで体調を崩しておいて、当日からは意外に乗り切れるいことも多いので深く考えないことにしたい。
今日は、明日の対談準備その他出張準備、事務作業。明日から出張(県外宿泊、県外日帰り、県外2泊)が続く。


朝、東京へ。講談社面談。帰って来て午後は自宅で(資料が多いため)文學界「離陸」打ち合わせ。


国境をちょいと越えて

昨日は、越後湯沢にて新潮と打ち合わせ。
高崎は日曜定休の店が多いため、家で打ち合わせをするとごはんを作らなければならないのが面倒だった。
それに、高崎ではあちこちで声をかけて下さる方がいる。普段は嬉しいけど恋愛小説の打ち合わせを(端々であっても)人様に聞かれるのは大変恥ずかしいものなのだ。
それで、知り合いのいない越後湯沢(新幹線で25分)に行って掌編と連載の計画を話し合った。
 
夕立が降ってきたので足湯に入ったのは気分転換のためにも大変よかったが、アホなので足湯から上がったら脱ぎっぱなしの靴がびちゃびちゃでした。編集者はちゃんと靴をひっくり返していて無傷でした。
 
9月に入って、実質21日まで休みがない。今日もいろんなことの準備で多分外には出られない。ワカサギは月末まで無理かもしれない。


エフエム8年目

エフエム群馬のビタミン・カフェ(隔週水曜16時〜18時)ですが、幸い10月からも首は繋がってるみたいなんで8年目に入ります。今日も選曲とか準備とか新企画とかあれこれやってた。基本的に、アナウンサーと私と技術さん3人でやっているので、大きな局とは感じがちがうと思います。予算かかること以外ならなんでもできるし。
 
ビタミンは最近スマホで遠方から聞いて下さるひとからメールいただくこともあって嬉しいです。私も本間ちゃんのAIRJAM FRIDAY(Date FMの番組、仙台出張で何度か聴いてファンになりました)が聴きたいんだけれど残念ながらガラケーだ。スマホにしないのって聞かれても、使いたい用途が本間ちゃん以外なにもない。
 
明日は休み。明後日は夕方、新潮社打ち合わせ。


パワポ嫌い

9月第二週に出張があり、会議のための資料を作っている。会議資料でも講演資料でもワープロで4枚もあれば2時間や3時間分のものなら十分間に合う。1時間半の会議なら3枚で十分だと思う。じゃないと聞かないし話し合わないから。
もちろん字は大きいです老眼だから。
私はパワーポイントがどうも嫌いで、あれを見ると(決してバカにされているのではないが)だんだんバカになったような気がしてくる。バカになった気がするというのは、利口になった気がするのと大変良く似ているから始末が悪い。そして会議をしてるフリが鼻につく。打ち合わせでも会議でも血の汗したたらせてふらっふらになるまで考えてするもんだろ。パワポ見てるとそういう気になれない。
そういえば世の中には(決して読者をバカにしているのではないが)だんだんバカになったような気がしてくる小説も多々みられるのだが、そんなものには目もくれずに生きていたいものである。あっ、11月の読売季評が終わったらね。


ぶどう峠を越えてプラムを買った

9月の「街道」は長野県佐久市〜群馬県上野村〜埼玉県秩父市を予定しているが、国道299号線(十石峠)は年内の開通はないとのことで(以前「末裔」の取材で走ったことはあります)、代替道路のぶどう峠を下見で往復。特別展望台とかはないがふつうに走れるし舗装は新しくきれい。なにより交通量が少なくて快適。ちなみにぶどう峠は、葡萄ではなく武道です。北相木村で博物館を見て同じ道で戻り、上野村でいのぶたを食べた。温泉は迷ったがこの次にした。
 
帰りに神流町(万場)〜甘楽町の塩沢峠を越えた(林道で藤岡方面、富岡方面とも行ける)。こっちの方がすごい勾配もすばらしい景観もあった。そして道を譲った営業車の速いのなんの、惚れそうになりました。
 
帰りは榛名町の直売所に行って、プラム「太陽」を買った。発送するほかに自分の分も買ったら傷の入った梨もおまけしてくれた。


ライナーノーツの仕事、原稿は書き上げたが諸般の事情で掲載を辞退させていただくことになりました。
 
27日は立川通院。躁による乱買は「エネルギーを使いたい」ということなので、買い物したくなったらドライブに行く、草刈りをする、洗車をするなど、家計と対人関係に響かないように動き、体を疲れさせてぐっすり眠ることと言われる。(だが帰りにビームスとユニクロに寄ってしまった)

帰って来て「今は限り」のゲラを直して戻した。
夜はハマグリごはん。


TOP