Diary

昨日は吉川忠英さんのライブに行ってきました。ライブ行ったのは久しぶりで、03年のジョアン・ジルベルト以来かもしれない。すばらしかったです。


水曜日のエフエムの選曲は4時台opがU2「ビューティフル・デイズ」、セレクションはthe ピーズ「カラーゲ」、5時台opはレイ・チャールズ「我が心のジョージア」、5時台edはスピッツ「さらさら」。おすすめ本のコーナーで絲山賞と小川洋子さん「ことり」を紹介しました。
 
昨日、今日で上毛新聞「街道を行ぐ」を書き上げて送付。掲載は17日(火)の予定です。


第十回 絲山賞

第十回絲山賞は小川洋子氏の「ことり」(朝日新聞出版 12年11月30日刊)にさしあげたいと思います。
これまでの絲山賞につきましてはこちらをご覧ください。
 
これほど静かで、濁りのない小説を私はほかに知りません。慎ましく生きていても、大切なものはひとつひとつ失われていく。読後の余韻が長い間心に響きます。哀しさはあっても甘さは抑制されていて、作者が本当に小説を大切にしていることが伝わってくると思います。心が騒がしくなっているとき、素直になれずに苦しいとき、ぜひ読んでいただきたい本です。


1月売りの「離陸20」脱稿。今回は苦戦しました。2月売りが最終回になります。
  
明日は「第十回絲山賞」を発表します。


つまみに水炊き

飲むと全然食べないくせに鍋がしたかった。それで水炊きにした。昼間のうちに鶏ガラスープだけしっかり作っておいて、入れるのは鶏モモと下仁田ネギだけ。ポン酢も使わず、醤油と柚子、薬味に柚胡椒。
美味しいです。
一人鍋はあんまりごちゃごちゃしない方がいいのだと悟りました。
あとで雑炊。


木曜日は上毛「街道を行ぐ」取材で東毛方面にお邪魔しました。11月は休みだったので取材がとても新鮮で楽しかったです。(殆ど人と行き会ってないせいもある)
 
昨日、今日でエフエム12月分の選曲。「離陸20」はなかなかすすまず悩んでいたけれど、この週末でなんとかしたい。 


水曜日のエフエムはキャンディーズミニ特集でした。オンエアしたのは「春一番」「やさしい悪魔」「年下の男の子」「ハートのエースが出てこない」「あなたに夢中」。おすすめ本はよしもとばなな「スナックちどり」でした。
 
仕事は年末進行の「離陸20」と12月末締切の短編を書いていますが、どうもうまくいかなくてぐずぐずしています。


志賀直哉の列

今日は午前中、小説のことを考えながら車でほっつき歩いた。
 
午後、志賀直哉全集を読み進め、「和解」で、大泣きした。何度も読んだことがあったのに前とは全然違うかたちで心がガタガタ揺れた。
ほかの小説もとにかくすばらしくて、今までそれに気がつかなかった自分はどれだけ幼かったのかと思った。
自分はそこそこ短編なんか書けてるんじゃないかと思ってたけれど、まだ全然だめだ。目が覚めた。「志賀直哉の列」の一番後ろにおとなしく並ぼうと思った。


4時起きで離陸19のゲラと、離陸20の調べ物などをして家事も済ませた。今日は誕生日なので、午後は白ワインをちびちびやりながら大好きな志賀直哉の全集を読もうと思う。


昨日は立川通院。体調はすこぶるよく睡眠もとれているので薬が減った。
今日は離陸のゲラをやりつつ、筑前煮(がめ煮)など作ろうと思っている。
 


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