Diary

志賀直哉の列

今日は午前中、小説のことを考えながら車でほっつき歩いた。
 
午後、志賀直哉全集を読み進め、「和解」で、大泣きした。何度も読んだことがあったのに前とは全然違うかたちで心がガタガタ揺れた。
ほかの小説もとにかくすばらしくて、今までそれに気がつかなかった自分はどれだけ幼かったのかと思った。
自分はそこそこ短編なんか書けてるんじゃないかと思ってたけれど、まだ全然だめだ。目が覚めた。「志賀直哉の列」の一番後ろにおとなしく並ぼうと思った。


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