Diary

7月21日(月祝)と8月10日(日)に、高崎経済大学のオープンキャンパスがあります。私の授業で行ったインタビューの成果も、学生たちが作ってパネル展示する予定です。大学と授業の雰囲気の良さが、高校生や父兄の方々、地域の方々に伝わればいいなと思います。
次回は、この講義の集大成である部外者をお招きしてのインタビュー(職業取材、人物取材)です。ラスボス攻略なので、グループごとではなく全員で意見を出し合って準備をしました。
  

水曜日のエフエム、選曲はソウル・マン/ブルーズ・ブラザース、夏のお嬢さん/榊原郁恵、いとしのセシリア/サイモン&ガーファンクル、オー・プリティ・ウーマン/ロイ・オービソン、おすすめ本は吉村昭著「史実を追う旅」文春文庫。諸国漫遊は愛媛県、次回は静岡県。
  
昨日は文藝打ち合わせ。来年4月の掲載になりますが、新しい小説の打ち合わせをしました。200枚くらいだと思います。非常にいい感触で、すすめていけそうです。


20日の締切が今月は少し厳しくて、終わってから集中力が切れそうになったが、そうもいかなかった。文藝と新潮のゲラが、初稿、再校で各2回、単行本「離陸」の初稿ゲラの締切、あとがきと参考文献の整理と続いて6月が終わってしまった。
 
単行本「離陸」は、9月11日発売が正式に決定したそうです。エッセイも含めると20冊目の単行本で、これまでで一番長いものになります。内容は、どうなんだろう。自分としては短距離選手が10万メートル走り終わったみたいな感じかなぁ。短編とは達成感のようなものがまったく違う、というかよくわからないです。まだ再校ゲラでも悩みそうです。
 
間があいてしまったれど6月25日エフエムのオンエア曲は、シーナ・イズ・ア・パンク・ロッカー/ラモーンズ、レモン・メレンゲ/フィッシュボーン、い・け・な・いルージュマジック/忌野清志郎+坂本龍一、モア・ブラームス/カーラ・ブレイ。おすすめ本は「もしものときのエンディングノート」江崎正行監修・二見書房。エンディングノートはカード紛失時の連絡先や通帳管理、親兄弟の電話番号など、もしものときではなくても書きこんでておくと役に立ちそうです。


前回のエフエムでは山中千尋さんのYagi Bushiをピックアップしたのですが、本当にすばらしい。鮮やかで心がどんどん前にすすんでいくような、かっこいい曲でした。
アレンジ名言の大賞(各コーナーごとにナンバーワンを決定、番組ホームページに掲載しています)は、RN ネオじいさんの「堪忍袋の緒が切れる」のアレンジで「確認不足で、俺切れる」でした。まさにそれを何度も思い出すような新潮「薄情3」の締切を昨夜終わらせたところです。
 
18日は親善大使として、片品村の武尊牧場キャンプ場で行われた武尊山の山開きに参加してきました。ほんとうに美しい景色の場所で、レンゲツツジがちょうど満開でした。夏山リフトからの眺めも最高です。この夏はぜひ、涼みにいらして下さい。片品は尾瀬の入り口で知られていますが、温泉と美味しい野菜(「ばかもの」にも書きましたが片品のトマトは格別!)、それに湧水もたっぷりお楽しみいただければと思います。


高経大に行く途中、ルノー4とすれ違って嬉しくなった。色はデザートイエローというか、ベージュみたいな色。現役でがんばっているのがすばらしい。クルマも愛されて幸せだと思う。
 
授業は半期なのでもう後半。来週から私へのインタビュー実習ということで、今日は私から学生へのインタビューを行った。社会問題や進路、世代観、ネットや本のことなどいろいろ聞かせてもらいました。「今の学生はおとなしい」と言われるけれど、質問すればそれがどうしてなのかちゃんと答えてくれる。意欲もあるし、いろいろ自分なりの考えや鋭い観察眼を持っていて、話を聞いていてとても面白い。
 
お昼は生協のカツたま丼を食べました。卵とじのカツ丼ではなくて、炊きたてのご飯、揚げたてのとんかつの上に卵あん(塩だれみたいな感じ)をその場でかけてくれる。初めて食べましたが、とんかつの衣がびしょびしょしなくて美味しかったです。


一時暑かったので、冷やし中華をいつでも作れるように材料を買ってきたら翌日から梅雨で涼しくなった。炒め物作るとき、野菜入れたステンレスのざるに穴があいていてひっかかった小指から出血、外すのに手間取った。罠ってこういう感じなのね。新しい長靴を用意しておいたのになにも考えずに雨のなか古い長靴で散歩に出かけて足がびたびた。一昨日の立川通院で薬が減りました。
今日は9日締切の文藝秋号の掌編「飛車と騾馬」を書き終えた。7月7日発売予定です。掌編なので5枚なんだけど、50枚〜100枚分くらいの設定を使った。登場人物に興味があって私がもっと話を聞きたいので、なにかこの人たちの出てくるものを改めて文藝に書くかもしれません。
週末の仕事は、エフエムの準備、授業の準備、「離陸」のゲラと参考文献等まとめ。来週から「薄情3」。


今日から6月だと思っていたら5月は31日まであったのでした。
更新が滞りがちですみません。
 
28日はエフエム。4時台opはスペイド・クーリー/ライ・クーダー、ピックアップはプレシャス・プレシャス/オーティス・クレイ、5時台opはレヴォリューション/ビートルズ、5時台edは銀河と迷路/東京スカパラダイスオーケストラ。おすすめ本は「日本の黒い霧」松本清張。
諸国漫遊は広島がテーマで、YouTubeのアップル製品の広島弁吹き替えシリーズを、動画管理者の北臺如法様の許可を得てご紹介しました。「不愉快な本の続編」で、広島弁を勉強するために(最終的には広島出身者に直してもらいました)繰り返し聴いたものですが、本を書いたあともときどき聴いています。声がすてきなんです。次回は山形。
 
29日は「離陸」の初校ゲラが出てスケジュールや造本その他について文春と打ち合わせ。仕事は離陸のゲラのほかに文藝の掌編を書いています。
昨日はやっとアルファを夏タイヤに換えました。
暑くなって、夏野菜がぐんぐん美味しくなってきました。犬どもは冬毛がまだらに抜けてぼろ毛布みたいになっています。

 


水曜日のビタミンカフェの選曲、4時台opはキッス・オン・マイ・リスト/ダリル・ホール&ジョン・オーツ、絲山ピックアップはオンリーワ/TEE、5時台opはベイビー・カム・バック/プレイヤー、5時台edはヒム/ルパート・ホームズ。おすすめ本は「日本史の謎は『地形』で解ける(文明・文化編)」竹村公太郎著、PHP文庫。諸国漫遊は「東京」次回は「広島」。
 
昨日は、職業取材で高崎市内の神社にうかがいました。神主になるためにはどういった勉強や資格がいるのか、また参拝者からは見えない仕事の内容や忙しい時期など、宮司様と奥様がとても親切に、詳しく教えてくださいました。取材なのにとても和やかな雰囲気で、古事記の楽しさなどに話が脱線していくうちに、つい調子にのって「海の仙人」や「神と増田喜十郎」に出てくる神様のことなども話してしまいました。
 
今日は名古屋に来ています。上越、東海道新幹線のなかで来週の大学の予習を済ませました。名古屋に着いてすぐ食べたホームのきしめん屋の「冷やし海老天きしめん」美味しかった。
これから街の取材です。私はかつて名古屋に四年間住んだことがあって愛着もありますが、それだけでは小説は書けません。登場人物が私と同じようにものを見るわけではないので、彼女の気持ちに添って少し遅い時間まで歩きまわりたいと思います。明日は東京で新潮社に寄ってから帰ります。ばててますが締切が終わるまでなんとか引っ張ります。


ツバメというものは、ちょっと迷惑な場所にいつも巣をかける。許せないほど迷惑ではないんだけれど、そこじゃない方がいいなあと思う。そして勝手に巣を作っておいて私や犬が現れると威嚇したり大袈裟に警戒したりする。でも今年の巣は落ちる心配はなさそうだから我慢しようと思う。
 
セリーグは9連戦が終わったが私は今日から6連戦。大学、通院、エフエム、職業取材、一泊で名古屋取材。


群馬県高等学校教育研究会・図書館部会での講演。
読書は、その習慣のない人にとっては、初めて一人でラーメン屋(寿司屋、銀座のバー)に行くくらい勇気がいること。無理矢理読めと言われると、眠っているところを起こされてラーメンを食べさせられるくらい苦痛だったりもする
本は鏡だから、読書感想文やあらすじを書くことはとてもおそろしいこと(必ずではない、作品や読み手による)
教育はたくさんの引き出しを用意するイメージ
再読して好きになる本もある。何度も繰り返して読んでいるうちに愛読書との別れが来ることもある。これは友達と同じ
小説家として、登場人物の社会観を尊重することはとても重要。でも殆どの読者はそれが自然に出来ている。実生活でも大切なことだと思う
そんなことを自分の読書体験を交えてお話しさせていただきました。
 
終わってからもっとうまく説明すればよかったと思う点、質問に対する答えで不十分だったと反省する部分がたくさんありました。
教育の現場におられる先生方に生意気なことも申し上げたかもしれませんが、本好きでひねくれ者だった生徒のなれの果てとして聞いていただけたらありがたいと思いました。


火曜日は道普請。
昨日はエフエム。4時台opはラニング・オン・ザ・スポット/ザ・ジャム、ピックアップはお富さん/天童よしみ、おすすめ本は「あのころはフリードリヒがいた」ハンス・ペーター・リヒター作、諸国漫遊は島根県、次回は東京都。5時台opはクローサー・トゥ・ホーム/グランド・ファンク・レイルロード、来月の575お題は「設定変えて575」、5時台edは明日はいずこへ/ウィッシュボーン・アッシュ。
メールをたくさんいただく番組なのですが、4月からまた新しく投稿して下さるかたが増えた感じがしています。コーナーはもちろん、学生さんや親御さんからの進路相談、対人関係のお悩みにも全力でお答えしています。県外からradikoやスマホアプリで聴いて下さる方も、お気軽にメールくださいね!
 
エフエムの後は、高崎で新潮の連載「薄情」の職業取材。実際の作業に携わっている方でなければわからないことをたくさん教えていただきました。


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