Diary

立川通院。疲れやすく睡眠時間が長いことについては、4、5月がハードだったから回復に時間がかかると言われた。前回増量した分のテグレトールは様子をみながら調整、減量。ストレスは誰もが感じているが、自分で把握して気をつけて暮らすのが大事とのこと。(病気の再発を押さえるため、というニュアンスです)

お昼にハンガリー語の翻訳者と久しぶりに会って、情報交換など。

今日は運転してるだけで日に焼けた。アルファは11月に納車したから初めての夏だけどクーラー効くし、水温上がらないし、2000年代ってすごいのね。今日の群馬は昼間暑かったみたいで、茶色がとんでもない穴掘りをしていた。まあ、穴掘れば涼しいんだからせあなくていーか。


廊下でピョン

週末に出した扇風機を今日は回すのかな、と思っていたが風があったので扇風機の出番はなし。(省エネ我慢大会しません。暑けりゃ山行ぎますんで)。麦茶は今期はじめてわかした。今年もわかす麦茶。夕立が来るかと散歩に出たら赤城〜前橋方面で降っていた。

台所に行こうとしたら廊下でアマガエルがピョンと飛んだのでビックリした。どこから入ったのかいつの間に入ったのか、魔法にかけられた王子説はもう飽きたからどうでもいいが、蚊とか食べてくれるんなら別に家にいて一緒に暮らしてもいいのか。猫みたいに夜中に顔にピョンと乗ったりはしないよね? でもカエルってふつー、家の中にいますか?


法政の授業は研究発表と討論、その後7月に行う街の取材実習のやり方を説明。少し残った時間で私が影響を受けた「ミラー・ダレル書簡集」を紹介した。彼らの文通が始まった当初、ちょうどダレルは23歳で院生と同じくらいの年であり、ミラーはほぼ今の私と同じくらいの年だった。

帰って来て雨が降る前にあわてて散歩。風呂上がりにタンクトップにベージュの短パンをはいて鏡をみたら山下清画伯そっくりだったので、着替えた。食い方改めないとダメだ。

雨はちょっとしか降らなかったけれどそれでも十分涼しくなった。今夜は、亡くなった人のことを思って静かに過ごそうと思う。


とても悲しい知らせを聞いた。けれども明日の予習をした。


こっそり書くという予告

毎週都内に通勤しても空気のドブ臭さには慣れないが、そのかわり中途半端な待ち時間が多い。ちょっとした空白の時間というのは脳もスキだらけなのか、いろいろ新しく思いつく。「下りて来る」というほど確信のあるものではないです。いくつかプランがあって調べものをしたり草稿を書いたりしている。小説もそうでないのもあり、長期間かかるのもの時間をかけてはいけないものもある。

どのみち文學界で「離陸」の連載をちゃんと書き始めたらこんなふらふら新しいことも考えていられなくなると思うので。

プランの一つのイメージを群像に送って相談してみたら、ピンとこないし労力がかかりそう、ということだったので、新潮に話したら、面白い、やってくださいと言われた。小説だったらここまで反応の違いは出ないんだけど実験的なものなので仕方ないです。すすんだらまた報告します。いや、報告しないかもしれない。こっそり書いてひっそり載せるかも。


昔担当してくれていた編集者に漠然とした「この時代のこんなことに興味があるんです」みたいな、相談とも言えない相談をしたら、たくさん資料を送ってくれて嬉しかった。本は面白く読んだ。テレビ録画のDVDが見られなくてあれっと思ったらMacOSの問題である「CPRM非対応」でした。そうだMacってこーゆーことあるんだよ。しかし何があっても自分のためにはテレビとかその関係のものを買うつもりはない。

今日はなんとか天気がもったので、無事に広報高崎を配り終えてほっとしました。


FMに出ると大抵「この2週間何してましたか」と聞かれるんだけど、この2週間は授業のとき以外は徹底して寝てたなあ。変な力みがとれたと言えば聞こえはいいけど、ビシッとしてない感じです。

575は今月一杯「ウチのクルマで575」上州弁推奨ですが、標準語もOK。4時台オープニングは「リアル・ロカビリー」ブライアン・セッツァー、セレクションは「スパニッシュ・ストロール」ミンク・デヴィル、地名でもなんでもスペイン語風に叫ぶ試み、おすすめ本は「ニッポンの書評」豊崎由美著、5時台オープニングは「ブレイク・オン・スルー」ドアーズ、5時代エンディングは「ディプレッション・ブルース」ニール・ヤング。次回は「昭和のアニソン/リクエスト特集」やります。


雨上がりで空気が澄んでさわやかな日だったけれど、家でちまちま原稿書いてました。


名前の取材

法政の今日の講義は「街をうろついて人名を採取する」というもの。実際に街で見た人を観察した上でその人の印象から、芸能人みたいじゃなくて、知り合いでもなくて、多すぎもせず少なすぎもせず、他人を説得できる名前を発見し、イメージしたその人の生活を描くというもの。これは私が頻繁にやっている方法です。(実際の小説ではなく、練習として)。難しいかと思ったが、結果はとても良かったです。院生なめてたかね。さりげないが説得力のある名前と、そのひと独自のエピソード(ここで自然にフィクションになっている)には、思わずくすっと笑えるようなものがあったり、続きがききたくなるようなものがあったり、とにかく皆、人物の要素をちゃんと生かしたまま捕獲してきた。レポートは大胆に書いてもらって、こちらもアドバイスや補足など添削をがんばります。来月は街の取材があります。

夜は、牛肉と舞茸の炊き込みごはん。牛肉なんて滅多に食べないからしつこい。でもこのしつこさにこしあぶらの爽やかさが抜群に合う。


散歩の時間は雨がやむ

3時すぎに起きたときは大雨。しかしなぜか5時半、散歩の時間になると雨がやむ。ヒバリもキジも「やみましたやみました」とうるさい。犬どもが大好きな草の道や砂利の道は今日は水浸しで無理。「だめだんべ」が最近わかるようになった。「御意」「御意」と答える。

都内もやんでるといいけど。今日の法政は屋外実習(文学部なのに)。内容はまた後ほど。

FMで紹介する本じゃなくて、自分が読みたい本を買いたいなあ。余力があったら帰りに丸善に寄ろうかと思う。


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