Diary

名前の取材

法政の今日の講義は「街をうろついて人名を採取する」というもの。実際に街で見た人を観察した上でその人の印象から、芸能人みたいじゃなくて、知り合いでもなくて、多すぎもせず少なすぎもせず、他人を説得できる名前を発見し、イメージしたその人の生活を描くというもの。これは私が頻繁にやっている方法です。(実際の小説ではなく、練習として)。難しいかと思ったが、結果はとても良かったです。院生なめてたかね。さりげないが説得力のある名前と、そのひと独自のエピソード(ここで自然にフィクションになっている)には、思わずくすっと笑えるようなものがあったり、続きがききたくなるようなものがあったり、とにかく皆、人物の要素をちゃんと生かしたまま捕獲してきた。レポートは大胆に書いてもらって、こちらもアドバイスや補足など添削をがんばります。来月は街の取材があります。

夜は、牛肉と舞茸の炊き込みごはん。牛肉なんて滅多に食べないからしつこい。でもこのしつこさにこしあぶらの爽やかさが抜群に合う。


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