Diary

汚い心と悪い犬

心がキタナイので(いつもか?)榛名神社に行った。柏手を打つとさーっと涼しい風が吹いた。

これまで2度ひいて2度とも「職業:作家」「本を著せ」と出たおみくじを、また引いてみました。さすがに今回は職業「会社員」でした(確かに、前職は会社員でした)。旅行は「夏の榛名」って。家から神社まで30分かからないんですが、それってどこにも行くなって意味ですか。そして恋愛はまたしても「近くにいる、安心せよ」これ三度目です。神様、何度も言いますがウチのあたりは独身といえば爺様か中学生しかいないんです。

ある意味気持ち良くふっきれて、山の母のところへ行きました。山は涼しくていーや。「犬連れてらっしゃいよ」と言われた。犬は「ケガレ」だから神社に連れて行けない、と行ったら「ウチに繋いでいったら?」。なんて優しいんだ山の母。

帰りに買い物など済ませて、熱風ふきつける下界に戻って来たら、二匹いる「ケガレ」のうちの悪い方のやつが、タープのたるんだところをくわえて、弾みをつけて、体重かけて引っ張ってました。(去年はたった一晩で跡形もなくびりびりにされた)。榛名に連れて行くなんて考えは一瞬で消えて、怒鳴り飛ばしました。あと3時間メシも散歩も延期。水飲んで寝てろ。


まわりの人よりも4号機のこととかもんじゅのこととか情報収集してる方だと思うんですが、でも口に出すと、なにこの違和感、みたいになるので言いません。

でも、もんじゅの作業日なので講談社の引き継ぎは前もって延期していました。大袈裟かなと自分で思いました。そして一日、仕事の合間にチェックしたニュースの結果が、「ゴムやぶけてちょろっと漏れたからごめん、待ってつけなおすから(中日新聞ニュースより)」でした。(漏れたのはアルゴンガスです)


降参

冬あんなに寒い家も、さすがに今日は暑かったです。頼みの夕立も降らず、なんか負けた気分です。

(負け惜しみ)それでも夜はそれなりに冷えますよ、群馬ですから。


立川通院。疲れやすく睡眠時間が長いことについては、4、5月がハードだったから回復に時間がかかると言われた。前回増量した分のテグレトールは様子をみながら調整、減量。ストレスは誰もが感じているが、自分で把握して気をつけて暮らすのが大事とのこと。(病気の再発を押さえるため、というニュアンスです)

お昼にハンガリー語の翻訳者と久しぶりに会って、情報交換など。

今日は運転してるだけで日に焼けた。アルファは11月に納車したから初めての夏だけどクーラー効くし、水温上がらないし、2000年代ってすごいのね。今日の群馬は昼間暑かったみたいで、茶色がとんでもない穴掘りをしていた。まあ、穴掘れば涼しいんだからせあなくていーか。


廊下でピョン

週末に出した扇風機を今日は回すのかな、と思っていたが風があったので扇風機の出番はなし。(省エネ我慢大会しません。暑けりゃ山行ぎますんで)。麦茶は今期はじめてわかした。今年もわかす麦茶。夕立が来るかと散歩に出たら赤城〜前橋方面で降っていた。

台所に行こうとしたら廊下でアマガエルがピョンと飛んだのでビックリした。どこから入ったのかいつの間に入ったのか、魔法にかけられた王子説はもう飽きたからどうでもいいが、蚊とか食べてくれるんなら別に家にいて一緒に暮らしてもいいのか。猫みたいに夜中に顔にピョンと乗ったりはしないよね? でもカエルってふつー、家の中にいますか?


法政の授業は研究発表と討論、その後7月に行う街の取材実習のやり方を説明。少し残った時間で私が影響を受けた「ミラー・ダレル書簡集」を紹介した。彼らの文通が始まった当初、ちょうどダレルは23歳で院生と同じくらいの年であり、ミラーはほぼ今の私と同じくらいの年だった。

帰って来て雨が降る前にあわてて散歩。風呂上がりにタンクトップにベージュの短パンをはいて鏡をみたら山下清画伯そっくりだったので、着替えた。食い方改めないとダメだ。

雨はちょっとしか降らなかったけれどそれでも十分涼しくなった。今夜は、亡くなった人のことを思って静かに過ごそうと思う。


とても悲しい知らせを聞いた。けれども明日の予習をした。


こっそり書くという予告

毎週都内に通勤しても空気のドブ臭さには慣れないが、そのかわり中途半端な待ち時間が多い。ちょっとした空白の時間というのは脳もスキだらけなのか、いろいろ新しく思いつく。「下りて来る」というほど確信のあるものではないです。いくつかプランがあって調べものをしたり草稿を書いたりしている。小説もそうでないのもあり、長期間かかるのもの時間をかけてはいけないものもある。

どのみち文學界で「離陸」の連載をちゃんと書き始めたらこんなふらふら新しいことも考えていられなくなると思うので。

プランの一つのイメージを群像に送って相談してみたら、ピンとこないし労力がかかりそう、ということだったので、新潮に話したら、面白い、やってくださいと言われた。小説だったらここまで反応の違いは出ないんだけど実験的なものなので仕方ないです。すすんだらまた報告します。いや、報告しないかもしれない。こっそり書いてひっそり載せるかも。


昔担当してくれていた編集者に漠然とした「この時代のこんなことに興味があるんです」みたいな、相談とも言えない相談をしたら、たくさん資料を送ってくれて嬉しかった。本は面白く読んだ。テレビ録画のDVDが見られなくてあれっと思ったらMacOSの問題である「CPRM非対応」でした。そうだMacってこーゆーことあるんだよ。しかし何があっても自分のためにはテレビとかその関係のものを買うつもりはない。

今日はなんとか天気がもったので、無事に広報高崎を配り終えてほっとしました。


FMに出ると大抵「この2週間何してましたか」と聞かれるんだけど、この2週間は授業のとき以外は徹底して寝てたなあ。変な力みがとれたと言えば聞こえはいいけど、ビシッとしてない感じです。

575は今月一杯「ウチのクルマで575」上州弁推奨ですが、標準語もOK。4時台オープニングは「リアル・ロカビリー」ブライアン・セッツァー、セレクションは「スパニッシュ・ストロール」ミンク・デヴィル、地名でもなんでもスペイン語風に叫ぶ試み、おすすめ本は「ニッポンの書評」豊崎由美著、5時台オープニングは「ブレイク・オン・スルー」ドアーズ、5時代エンディングは「ディプレッション・ブルース」ニール・ヤング。次回は「昭和のアニソン/リクエスト特集」やります。


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