Diary

お悩み満載

たかだか風呂に入るか入らないか、タバコを買いにいくかいかないかで御丁寧に4時間も悩んでしまう。コーヒー豆が底をついたのも悩みの種。エッセイの依頼を一つ断ってしまった、ああ勿体ない。

先のことを考えると不安でたまらないので、目先のことだけを考えるようにしている。今夜はクルマで飯食いに行こうと決めた。もうこれは決定事項だから食いたくなくても行くのだ。そうじゃないとまた悩む。昼はどうやら悩み疲れて食いっぱぐれた感じ。
ほんっと、くだらない病気だ。


実家に帰れない言い訳

少しよくなった。寝ながら文芸誌が読めるようになった。熱で言うと37度代後半をうろうろする感じ。少しは飯も食える。

どうしてこういうときに実家に帰らないのか。決して親と仲が悪いわけじゃないのだけれど、理由はどうあれ「働けない自分」を見せるのがつらいのだと思う。入院にあたっては相当な心配をかけたし、会社をやめて実家に引き揚げたときの苦しさは病気とはまた全然違う苦しさとして、今でもはっきり思い出せる。小説家になったときも、親は喜びよりも心配していた。保証のない仕事だからこそ今でも心配されたくないのだ。
学生の頃は今よりもずっと呑気でいい加減な性格だったなあ。


5年目

昨日、鬱で死にたいほどつらいときに、群像の小説のことが同時に三つひらめいた。起きてパソコンの前に座ることができなかったので、うつ伏せで原稿の裏に書きなぐった。なんでそんな発想が生まれたかわからない。
文学の神様のお見舞いかな。

2003年の今日、文學界新人賞をもらった。まだ4年、もう4年。


昨日より調子が悪い。
朝、銀行行った。昼はひたすらくたばっている。夜は9月キャンプの打ち合わせ。


がんばっちゃいけないんだががんばっちゃう

昨日の夕方から鬱がひどく、あまり眠れなかった。初めてFMを休みたいと思った。風邪の熱に喩えると38.5度を超えて、出かけたら39度突破しそうな感じかな。こんな喩えで通じますかね。
もちろん生だから休むわけにいかないし、行けば不思議となんとかなるもんだ。
「セレクション」はホフ・ディラン「遠距離恋愛は続く」


電子辞書とお茶漬け海苔

昨日リゾットをやったので、今日の昼は残りの鶏ガラスープでキムチおじやにしてみた。牛肉をちょっと焼いてから入れて、キムチは多め。卵でまとめて、盛りつけてから韓国海苔をちぎってかけた。いんちきだけど、意外にやさしい味。

セネガルの航空券がとれた。具体的な日程がはっきりするとなんだかさびしい。今年は夏の高校野球県大会も見られないし、花火も見られない。仕事だから仕方ないんだけど、なんでこんなことになっちゃったかなあ、と思いながら、一方で確認することとか、必要なものとかを考えている。用意するべきものの筆頭は仏語対応の電子辞書、忘れそうなのはお茶漬け海苔。いかにも気が早い。


4月10日の日記

二時に目が覚めた。
朝食はリゾットにした。カレー(書くの忘れてたけどよくできた)を作ったときの鶏ガラスープをとってあったので、それを使った。朝からタマネギや飯を炒める気にならなかったので、簡単におかゆ風にして瓶詰めのトマトソースと細切りチーズで仕上げた。もうちょっと塩を控えてもよかった。

そうこうしているうちにカレから電話がかかってきて温泉へ。いい年した女二人で混浴入ってもなあ、と思っていたけれど、人が少なくて、お湯がやわらかくてすごくよかった。いつもは烏の行水の私が露天に2時間も入ってしまった。夜になってがくっと疲れがきたけれど。


クルマ欲しい病

昨日よりは状態はいい。
このあと原稿をやってみようと思う。

やばい、もう一台クルマが欲しい。いつもクルマが欲しくなるのは躁のときなのに、なんでだろう。もう、この問題では何度友達に叱られたかわからないが、今回はイプシロンでもジャガーでもピックアップでもない。十人いたら九人反対するクルマだと思う。
ティーポだからだ。
前に乗ってたクルマだからだ。でも、年式も新しくてグレードも上ですごく状態のいいのがあるのだ。クーペは速いけれど、ティーポはクーペの不便を全て補えるのだ。野宿だってできるのだ。ああ、欲しい。


どんなつらくても選挙には行く

鬱がぶりかえしてつらい。なんでこんな悲しい気分なのに、ウチにはふざけたCDしかないのか。

行かないとくよくよするだけなので、早い時間に県議選の投票に行った。群馬では投票にクルマで行くのは当たり前で、しかもみんな前向き駐車。私は自転車で行きました。
後でしっかり調べるけれど、どうもセネガルに行く時期と滞在期間の関係で、気になる群馬知事選と参院選で投票できないかもしれない。


昼飯返上昼酒

昼飯返上でカレーを作っている。鳥ガラを3時間煮込んでダシを取って、それで鳥肉だのタマネギだのニンジンだのナスだのセロリだのトマトだのオクラだのをを煮込む算段だ。美味しくできなかったら明日の日記には何も書かんどこ。
私には悪い習慣があって、考えてみるとこれは、グラハム・カーの「世界の料理ショー」から来ているのではないかと思うのだけれど、長時間の煮込みをやるとどうしてもワインが飲みたくなるのだ。今日も誘惑に勝てず空きっ腹で一杯やっていたら、絲的サバイバルのゲラのFAXが来ているのに気がついた。今からやります。


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