Diary

ついにこういう時代になった

両親がついに携帯を持った。と、家電から電話があった。
「機種は、アレ」
「ああ、らくらくホン」
「そう、それ。お年寄りみたいで恥ずかしいんだけど」
年齢足したら150歳越えちゃう夫婦のどこがお年寄りじゃないというんですか!!
パソコンは二人とも何台も買い替えてるくせに、携帯には長年抵抗があった。今も二人で一台だからどちらかが出かけるときに持って行くとか言っていて、多分「お父さん帰りにサラダ油買ってきて」とかそういうふうに使われるんだろうけれど、子供としては少し安心。かけてみたら嬉しそうだった。

父から「油や化粧水など、地震で倒れて困るものは流しに置いて出かけるように」と伝言。ちょっと眼からウロコ。

今になっていろいろ請求書じみたものが来て、伊藤比呂美さん風に言うと「粛々と金を払いました」。


高崎ナンバー

あれこれ結構忙しい。朝通院。禿先生とも二ヶ月のお別れ。「お互い元気で8月に会いましょう」と言われた。病院ではなかなかきかない言葉。

群馬ナンバーのティーポに3年前くらいまで乗っていたけれど、今度のティーポは高崎ナンバー。名義変更、折れたアンテナ、カーステレオ、ETCなどいろいろ終わったので取りに行く。パワーウィンドウも直ってるといいな。

実は昨日ちょっと禁煙してみた。4時間できた。
ミラノまでのフライトは12時間だから、4時間禁煙して8時間は薬でへろへろになって寝てたらいけるんじゃないか。んなわけないか。


カネならない

朝からまじめに絲サバを書く。枚数的には八割方書いた。夕方は最後の資源ゴミを鋭意まとめるつもり。夜はカレが催してくれる壮行会第一弾をかるーく。

留守中になんかあったり、空き巣に入られたりしたらいけないので、通帳とかカードとか印鑑は全部実家に預けてきた。いざとなったらクレジットカードもあるし、飲み代くらいは持っている、それで充分だろと思っていました。
ところがです。
今ごろになって税金払い込みやがれの用紙が。それがまた中途半端な期限でそんなキャッシュあるわけねーだろみたいな高額で。
親にアタマを下げて、払い込み用紙送ってメインバンクに行ってもらうことにしました。ごめんなさいお母さん。自分の金とはいえ、この年になって親に税金払ってもらうだなんて情けない。


偽りの転居

クルマで郵便局へ行き、冊子小包みを2通出し、留め置きになっていた郵便物を3通受け取る。そして屈辱の書類、実家への「転居届」。転居扱いじゃないと回送してくれないのだ。郵便局のシステム上そうしなきゃいけないのは入院したときから知ってるが、せめて名前だけでも「期間回送届け」ってしてくんないかな。東京に転居なんて挫折したみたいで縁起でもない。

出発まで一週間。机は散らかってるけど大方の用事は済ませてしまって結構ヒマ。狙った通りです。
重くて美しい本を送ってくれた後輩がいて、これをセネガルに持って行ってくれ、と言うので、私の機内持ち込み本は文庫本「中谷宇吉郎随筆集」に決定。腕力は無尽蔵ではない。


妙な具合にフランス語が

左胸の下の痛みは昨日よりやわらいだ。筋肉痛かもしれない。絲サバ関連で思い当たるフシがある。
今日は、朝起きるなりパニクってしまって、何からはじめていいのかわからなくなった。最近妙な具合にフランス語を思い出して来て、アタマの中がぐちゃぐちゃになってきているのだ。ゆっくりゆっくり、とフランス語で自分に言い聞かせ、やることリストを作った。実際のところは大したことなかった。カルボナーラを食い、スーパーへ行き、荷造りを少しやった。

そろそろ禁煙を始めようかと思っている。禁煙っても、ヒコーキを我慢するだけだからそんな深刻なものではない。


一日眠かった

美容院に行く。2ヶ月髪を切らないで済むように、うんと短くしてもらった。
あとは何もしなかった。体調はさんざん。疲れてるし、おできはできるし、咳したり笑ったりすると左の胸は痛いし(元医療関係者に聞いたとこ、まあ安静にして様子見るようにってことなので)早寝して休んどきます。酒飲む気にもならんわ。
明日はなんとかしたいなあ。


メモ程度

飛行機で読もうと思っていた伊藤比呂美「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」が面白すぎて読みふけってしまう。いや、ほんと面白いんです。
theピーズから明日の渋谷アックスの20周年ライブの招待があってすごくすごく行きたかったけれど、疲労困ぱいしてるので行けない。残念。
夕方角川来群、打ち合わせ。
明日から後は仕事で人に会う用事は入れていない。準備とか片づけとかしなくては。


豚優先

あと十日くらいしかないってことは、食える飯はあと二十食くらいしかないってことだ。行くまでに食っておかなければならないものを列記。(イスラムなので豚は無理だと思う、生ものは全て禁止)
ソースカツ丼及びとんかつ、豚の生姜焼き、豚汁、蕎麦、生野菜、刺身、寿司、コロッケ、漬物、焼き鳥、天麩羅……あれっ、そんなもんか。たくさん忘れてそうだけど。
キッチン付きのところに滞在するので、カレーと素麺、お茶漬け海苔、冷やし中華、麦茶は持って行きます。現地は米食なのでごはんの心配はないし。
忘れてました。日本酒と焼酎は手に入りません。あとはおいしい水道水も。

今日は名義変更のため、ティーポをクルマ屋に預けに行く。
帰ってきてFMへ。今日のセレクションはゲルニカ「動力の姫」。


意味もなく4時に起きるのが悪い

高崎駅で元いた会社の先輩と行き合った。特約店さんと工場見学に行くところだという。九州時代にお世話になった人に群馬で会えるなんて変な感じだ、でも嬉しかった。
東京では黄熱病のワクチンをぶち、ユーロの現金とT/Cを買い、映画の打ち合わせをした。新潮の編集長と別れるときはさびしいなーと思った。帰ってきて成田までのバスのチケットを買う。くたびれた。絲サバを書く体力がない。


真っ青な湖、真っ黒な私

野反湖は快適で美しかった。今回の原稿の掲載は7月下旬だけれど、ほんとにいいとこです。
キャンプで日焼けして、往復もサンルーフ開けっぱなしなので、真っ黒に焼けてしまった。日焼け止め? そんなもの塗りません。だって気がついたときには毎年手遅れなんだもの。シミ、ソバカスよりも顏の方が黒ければ勝ちです。
帰ってきてぐっすり眠った。明日は朝から東京なのでまた寝ます。


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