Diary

ところが生まれた

午後、講談社(群像・書籍)打ちあわせ。単行本「袋小路の男」に収録する書き下ろしについて。当初考えていた作品はいろいろ検討したが事情があって延期、全くの白紙の状態から話し合う。「袋小路」「小田切~」とのバランスがあるので難しい。何でもいいと言うわけにはいかない(例えばの話、勤労感謝のようなカラーの作品を「袋小路」に入れるわけにはいかない)、しかし似すぎていてもよくない。次回予定の群像の作品を無理に縮めるわけにもいかない。そんな都合よく物語が出てくるものなのか、と思うでしょう? 私も全くそう思っていました。
ところがなんとかなるのである。思うところをぱらぱらと話し合ううちに不意にイメージが浮かび、それを話すうちに詳細が後からどんどんついてきて、行けそう、となった。帰ってきて早速やれるところから始める。何せケツが決まっている。


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