Diary

ニューマシン

五島の交通費が浮いた分で新しいiBookを買おうか思案中。今ので十分使えるけれど、新しいやつは小さくて軽いから旅行とか外で使うのに便利だ。商売道具なんだからと推す声もあり。まあ、急ぐこともないけれど、五島に行くのに今のホタテiBookはちょっと重い。明日ソフマップに行って涎でも垂らしてくるかな。
阪神四連勝、強すぎ。ここら負けてくれないとなんだか心配。


授賞式。正賞と副賞をいただく。副賞は名前が裏に入った時計だが、銀座和光の包みの中の文學界のしつきの紙箱の中の立派なクッションとか入った箱の中に入っている、そもそも銀座和光なんて人生最初で最後の包み紙という気がして、袋からなにから全部とっておくべきなのか、時計だけをとっておくべきなのか悩む。
式そのものは大げさなものでなくて良かった。また写真を沢山撮られた。何枚撮ったってまずい顔なんだから無駄だと思うんだが、なぜか撮られるとお礼を言ってしまう貧乏性だ。
読売と毎日の記者の人が来てシャンパンも飲まずにずっと喋りまくりだった。でたらめ言ってないだろな、自分、と後で思うが何を喋ったかあまり覚えていない。いつ記事になるのかは判らないが、悪いこともしてないのに新聞に出るとは。
とりあえずこれで一段落だ。次作「第七障害」は早めに編集の人に見てもらうことにした。どうも心配なので。


まだ終わらない

明日の晩、文學界の授賞式がある。今頃? と言われるかもしれないが、そういう予定だったのである。
最終候補に残ったと電話を貰ったのは3月20日だった。この2ヶ月で私は変わっただろうか、私は偉そうになっただろうか、私は社交的になっただろうか、私はエゴイストになっただろうか。
いやもう早く全部終わって欲しい。大騒ぎはもういいよ。静かに原稿を書くよ、騒ぐのは野球だけにするよ。


ロッテンマイヤー日報

いやいや疲れた疲れた。なんで疲れたかって、子供のオヤジ(私のダチ)の提案で近所のサイクリングが予定されていたのだ。自転車乗ったのなんて、最後に馬に乗ったよりも前だ。小僧は元気だから走る走る。公園行っても遊歩道じゃなくて雑木林の中の道なき道をがんがん行く。こいつ、総合馬術(野外走行)でもやらせたいなと思いつつ汗かいてきました。クライアントとのつき合いはどんな業種でも大変なものです。
それからお気に入りのゲームとぬいぐるみのタロウをちょっとだけ見せてもらって、ドリトル先生へ。1ページずつ交代で音読して第一章「パドルビー」を読了、感想を聞いて書かせる。ここで小僧はなかなかいいことを言った。「ドリトル先生は人間のお医者さんなんだから、ペットとかがいっぱいいるのは、病気の人には気持ちが悪い。人間のお医者さんは人間らしくするべきだ」
その後、小僧が書いた物語と絵を見せてもらう。戦争物だが、「いままでごくろうさまでした」と言って死んでいく人間なんか、なかなかやるなあ、と感心した。今の子供だから戦争物がリアルなんだろうか、それとも普遍的にそうなのか、ちょっと考えてしまった。
それから店に行って飯をたんまり食わせてもらった。そっか、これから週2回ここで旨い飯を食えるのか。そいつぁいいや。


ロッテンマイヤー

ロッテンマイヤーデビューの日がやって来た。大学の頃、高校3年生の家庭教師はやったことがあるけれど、小学生は初めてである。一応考えているのは、
1.理科…理科に関することで、テーマを決めて「事実(観察)」「思考(推測など)」「疑問」を書く。(昔はこれ、「理科日記」とうことで毎日やらされてました、でもすごく役に立ったと思う)
2.国語…本を読んで、最後に「面白かったところ」「考えたこと」を書く。
3.社会…新聞記事をピックアップして解説した上で話しあう。
4.だれた時は絵でも描く。
そんなとこです。算数がないって? うーん、算数はなあ。必要ならドリルかなんか買おう。他にもなんかいい案あったら教えてください。特にお子さんいらっしゃる方、今後よろしくです。


一昨日きやがれ

「糸山? 今俺川崎で金なくてさ」
またしてもこの手合である。おねだりか。タカリか。乞食か。しかしなんで川崎にいるのか。お呼ばれの途中で下品な言葉の一つも吐けずに後悔する。とりあえず、そうだ、着信拒否だ。


これで阪神さえ勝てば

次作「第七障害」の件で、ケーキ屋さんに取材に行く。思った以上に話が聞けて良かった。小説の中に少しの光がよぎるような気がした。
その次の小説について編集の人と話す。とても前向きな反応を得られ、長編にしてみたら、と言われる。五島の交通費もおりることになった。嬉しいがプレッシャーでもある。プロットだけでも早くまとめよう。
今日から阪神ー巨人、ところが家のボロテレビはTBSが入らない。道で会ったときに「文學界買いましたよ」とマスターが言ってくれた飲み屋へ行って慎ましく(マスターは巨人ファン)観戦するが負ける。まあ今シーズン巨人一勝もしてなかったから一勝くらいプレゼントだ、とうそぶいてみる


君がいなくても何も困らない

しかしなんだ、なんでつき合いを断った嫌な奴らがほいほい復活して電話かけてくるかな。かつて小説を書くことをやめろと言った連中が手のひら返したようにお祝いをしたいだのなんだのと、フザケルナと言いたい、言いたいが「ちょっと賞貰っただけで偉そうになった」と言われるのが悔しくて言えない。アリガトウゴザイマスと言う。物をくれるとかにはヤメテクダサイと言う。すっこんでろボケとか言えない。電話なんか出なけりゃいいんだが、こっちも携帯のアドレスをさっさと消してしまっているので誰だかわかんなくて出る。
電話が鳴ってまたかと思ったら家庭教師の件だった。夜、子供がずっと一人なのが心配というのが理由で、家庭教師らしいことを相手は期待もしてないのだが、勉強でもやんないと退屈するだろ。一応木曜と日曜の夜2時間ではじめることになった。一緒にドリトル先生でも読むか。


へろへろばりばり

今日もへろへろ。昼寝してもだるさがとれない。やばいよ、もう五月真ん中だよ。
夕方学大へ。どうしても今日行きたかったので。行けば原稿がはかどるはかどる。覚醒したみたいに書ける。その反動で帰りの電車で気持ち悪くなる。無駄も含めてやっと90ページ。これから少しは書くのが楽しくなって来るかな。


4日目にしてダウン

糸山さんの家に行く。昨日までの3連続飲み食いでへろへろ、行きの電車で寝まくり。ランチをご馳走になるが食べている途中も寝まくり。糸山家に着いてから座敷で寝まくり。5時頃やっと起きて飲み始めるがどうにも体調が悪い。オナカが痛い。これから寝まくる。


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