2003/3/5 水曜日
やっと「印籠」が来た。正しくは「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第45条の保険福祉手帳」という。長すぎ。大きさは献血手帳くらい、小さい、ちゃっちい。表には「障害者手帳」とある。障害馬術と一緒の2級が欲しかったが3級だった。違いは都営住宅の優先入居と生活保護の加算。
メリットは税金の減額など(自動車税が免除にならないのは残念)、都立施設(動物園や博物館など)の無料利用、都立公園駐車場の無料利用(これが重要)、NTT番号案内無料(いらん)、2年間1000円で都営バス・地下鉄乗り放題(東急とJRしか使わない)、生活福祉金貸付制度(ちょっと気になる)など。使える駐車場がwebで検索したのより多い。
これからは車に乗って博物館や美術館に行けよと、まあそういうことらしい。
2003/3/4 火曜日
昨日は久しぶりにエキサイトしてしまって失礼。変なタイルまで考えついて4時まで仕事をしていた。風が強くて部屋が走っているようなだったけど、あとは音楽も聴かずに書いていた、楽しかったんだろう、きっと。
プリンターが壊れたりすると大事になるので海の仙人は3月20日を一応のメドとしようと思う。その後どうしようかね。式根島関連で一つ小説を書きたいなというのはあったんだけど、ちょっと間が空くな。随分昔に書きかけて頓挫した「離陸」に挑戦してみるのもいいかもしれない。
幻聴がある。興奮状態の時にあるのかな、ちょっと怖い映画みたいな音楽の弦楽器の音。これでうちの高い天井を見上げて目玉が飛び出していたりしたらそういう映画になるんだろう。嫌なときは音楽を聴いていればいい。
2003/3/3 月曜日
蒲田の食べ物関係を検索していて思う。てめえら、蒲田をなめてるよ。完全。ひとに何の断りもなく餃子の街とかラーメンの街とかB級グルメの街だとか。ユザワヤの街に決まってんだろが。ついには「A級グルメ不毛の地」とまで書かれて黙っていられなくなった。(データは貴重だったけどね)
A級グルメが蒲田にあってたまるか。駅前だって銭湯の行き帰りで桶や濡れタオル持ってるオヤジやエプロンの上にコート着てうろうろしてるオバサンのがふつうなんだこっちじゃ。そこにA級なんか来てみろええ? グルメ本持った埼玉系のださカップルとかにのそのそ歩かれて黙ってられっかこのすっとこどっこいが。
そういえば東口のベトナム料理屋(ミーレ)美味かったな。もう一度行ったら蒲田レポートに書きます。
桃の節句だ。お雛さまを出しっぱなしにしておくと嫁にいけないというのは本当だ。嫁に行かないことを気にするような家族ならどんどん仕舞うに決まっている。そんなの迷信よと笑っている家族だと別に嫁に行かなくても構わない娘が育つ。病は気から、みたいな、違うか。ついでの機会だから、一言言っておくと、私は嫁に行かないと宣言したことは一度もないっす。行きがかり上こうなってるだけで。
話は変わるが、建築用語で湿式・乾式というのがある。例えばお風呂をつくるときに、一枚一枚石とかタイルを貼ってつくる昔ながらのやりかたが湿式でユニットバスをぽんと入れてしまうのが乾式である。湿式は自由度が高く予算に応じ値段もさまざまに設定できるが時間がかかる、また職人の技術も必要となる、乾式は「出来合いもの」だから形も予算も決まってくるが工期は短く出来上がりはカタログと寸分変わらない。
現実を話そう。今の私は、嫁に行くどころか、飯をつくるのも面倒になってきている。一旦やめると自炊を再開するのはすごく面倒だ。飯にも湿式と乾式があるように思う。ご飯から炊いて出し汁とってってつくるのが湿式工法で出来合いを買ってきたり、レトルト食品を冷凍してあったご飯にぶっかけて食べるのが乾式工法。迷ってないでダイエットしようかな、それも一つの道である。
2003/3/1 土曜日
2ヶ月かかって例の手帳の引き換え葉書が来たんだけど
なんだか複雑だ。
32条は3年前から受けてるし、税金も免除させたんだけど
これからプールや動物園や都営公園の駐車場でチビチビと
障害者でございって恩恵受けるのかと思うと、それが全部
元気な時期しか使えないだけに不思議だ。変な感じだ。
社会に恨みはないし、自分を責めることも多くはないけれど、
悪徳障害者ってものがいるとしたら、私もそれだと思う。
再入院した友達から電話が入る。飲んでる薬から推測しても恐ろしくなるほどの不眠に悩まされて入院したが(多少ハイになっている感じでもあった)この前、私の通院の時には会えなかった。閉鎖(といっても完ぺきな閉鎖じゃない)病棟に入っているから午前中は出られないんだと言っていた。そこで気がついてやりゃいいものの、そうか残念だね、とあっさり帰ってしまったのだ。
電話で話していてやっと判った。「じゃあ改めて午後にお見舞いに行こうか?」と言ったら「うん!!」と返ってきた。そう言いたかったのね。来週は通院がないので木曜日に行くことにした。
自分が入院している時は、誰か見舞いに来ないかと首を長くして待っていたのに、一旦娑婆に戻ってしまうと、遠いからなあ、と暇なくせに延期する。あの時来てくれた人に今さらながらありがたいと思った。
2003/2/28 金曜日
ロドピンの増減をある程度任せてもらったものの、なかなかうまくいかない。難しい。多いと眠い、少ないと落ち着かない。それが割と強めに出る。
小説が気に入らない。かといって直すパワーも足りず中途半端にしてしまう。ほんとは自分の周期的な機嫌の悪さから来るんだと思う。化粧したのに出かけない。飯もアミノバイタル。なんかヨクナイ。こういう日は全てうまくいかない。まだ来てない明日のことが心配になる。明日は書けるだろうか。明日はでかけるだろうか。
この1ヶ月は毎日小説ばかり書いてきた。ちょっと飛ばしすぎた。こんな日もありでしょう。シャワー浴びて酒飲んで寝ちゃえ。ロフトに行って本を読もう。それと読まないかもしれないけど原稿も持っていこう。
2003/2/27 木曜日
病的な眠気、昼はロドピンをストップした、それでも夕方5時くらいまで寝たり起きたりを繰り返す。一回の睡眠時間は30分~多くて1時間くらいなんですよ、何度寝たことか。結構たまんないっすよ。起きてパソコン開けて見ようとするとまた眠くなる、その繰り返し。家にいたからいいけど、出かけてたらかなり危険です。薬が余計に効くということはそれだけ、状態が良くなってきたということだと思います。なんで状態良くて一日棒に振るのさと思うけれど仕方ないですね。夕方からやっと小説にたどりつく。
2003/2/26 水曜日
病院。いまのところ(警告灯が一個怪しいのをのぞけば)快調なティーポでピーズのライブをかけながら行くのは気持ちいい。再入院した友達と会う約束が流れて残念。私の調子はひどい眠気がある他はすこぶるいい。禿先生曰くロドピンの量を減らす時期とのこと。今のところ、先生の思惑通り抗うつ剤を一切飲まずに、躁の後の時期、落ち着いた調子をキープしている。躁の後の時期、今までは直後に鬱が来ていた。だから今回もでっかい鬱が来ると覚悟していた。そういえば、先生が「最終的な処方の候補」と言っていたのが気になる。採血。
2003/2/25 火曜日
今日は、とろろが食べられるようになりました。こないだは、椎茸も食べられるようになったので、私も少しは進歩したなと思います。もっと好き嫌いを無くしたいなと思います。今でも食べられないことはないけれど、豆、芋、南瓜が課題です。
でも納豆だけはだめです。味、におい、見た目、ねばねば、かき混ぜるときの音と、五感全部でだめなので、この先人生長いけれどやっぱり無理だと思います。