Diary

湿式・乾式

桃の節句だ。お雛さまを出しっぱなしにしておくと嫁にいけないというのは本当だ。嫁に行かないことを気にするような家族ならどんどん仕舞うに決まっている。そんなの迷信よと笑っている家族だと別に嫁に行かなくても構わない娘が育つ。病は気から、みたいな、違うか。ついでの機会だから、一言言っておくと、私は嫁に行かないと宣言したことは一度もないっす。行きがかり上こうなってるだけで。
話は変わるが、建築用語で湿式・乾式というのがある。例えばお風呂をつくるときに、一枚一枚石とかタイルを貼ってつくる昔ながらのやりかたが湿式でユニットバスをぽんと入れてしまうのが乾式である。湿式は自由度が高く予算に応じ値段もさまざまに設定できるが時間がかかる、また職人の技術も必要となる、乾式は「出来合いもの」だから形も予算も決まってくるが工期は短く出来上がりはカタログと寸分変わらない。
現実を話そう。今の私は、嫁に行くどころか、飯をつくるのも面倒になってきている。一旦やめると自炊を再開するのはすごく面倒だ。飯にも湿式と乾式があるように思う。ご飯から炊いて出し汁とってってつくるのが湿式工法で出来合いを買ってきたり、レトルト食品を冷凍してあったご飯にぶっかけて食べるのが乾式工法。迷ってないでダイエットしようかな、それも一つの道である。


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