2008/1/13 日曜日
寒いので豚汁を作った。野菜と蒟蒻をでかく厚くしたら、和風ポトフみたいでよろしかった。以前絲サバにも書いたけれど、豚汁はいい気になってキャンプなんかで作ると食い切れず飲み切れずかといって持って帰れず泣きながら食ってこぼれる涙が豚汁、みたいな目に遭う。家で作れば安心だ。
仕事は捗らなかった。なんとかしなくちゃ、と思って机の前に座ってるんだけどだめだなあ。
すげーがんばったんだけど、もうちょっとがんばります。ごはん食べたら仕事場撤退して寝室でやるか。
2008/1/12 土曜日
薬が増えたおかげで昨日からかなり楽になった。
今年初めてスーパーにも行ったし、鍋も再開。朝は日経新聞(1月下旬)の日曜随想の原稿を書いて送った。
あとは20日の締め切りが2件。なんとかいけるかな。どうかな。どうかなじゃダメだろ。書かなきゃ。
そんなことよりアレですよ! 1月31日発売の筒井康隆「ダンシング・ヴァニティ」(新潮社)、なんと、絲山賞が帯になるそうです。筒井さん(会ったこととかはない)本人からのご希望とのこと。嬉しいやら恐縮するやら。
特に最近は初めて会う人から「あーFMの人ね」と言われることが非常に多いので、ああ、私って小説家だったんだ、と思える希有な出来事でした。
2008/1/10 木曜日
午後FM。セレクションはローリング・ストーンズ「ビースト・オブ・バーデン」
今年一番の空元気でへばった。くだらない話しかしないんだけど、それでもエネルギー使うのだ。
やっぱ、鬱はこつこつ寝るに限る。明日のワカサギは無謀かもしんないけど、でも行く。
2008/1/9 水曜日
通院。風邪のあと鬱になったというと医師はあっさり、
「暮れ、忙しかったんでしょ」。
いつもの、疲労から来る鬱とのこと。ルボックスとアナフラニールを1錠ずつ増やす。
「風邪も疲れも自前の睡眠で治すのが一番ですよ」
帰って来て3時間ぐっすり眠った。かなりすっきりした。
2008/1/8 火曜日
これ以上眠れないほど眠って起きれば朝の4時半。シャワー浴びてコーヒー飲んで、勢いでエッセイをやるが、仕上がらず。またへたばってしまう。
普段は3つか4つの仕事を手元に置いて、ちょうど給食で言うところの「三角食べ」みたいにあちこち仕事をしている。小説がご飯ならエッセイはおかず、ゲラは味噌汁である。他に検討事項の漬け物みたいなのが二つ三つ付く。それが一番飽きずに、休憩なしで能率よく仕上がっていい。夕方5時にはぴたりと手が止まる。
でも、鬱のときはそんな小器用なことはできない。一つずつやるしかない。しかも自分の書いたものがどうなのか全くわからない。わかんないから一回へたばって、次へすすむ。なんだかカレーとご飯と福神漬けを分けて食べているようで味気ない。
2008/1/7 月曜日
本格的に鬱になってしまったらしい。
ゴミ出しだけで精一杯なんだから温泉に行く気力はとてもない。殆ど寝ていた。医者は明後日。
まあ、鬱なら鬱でなんとかしのいで行くしかない。今まで躁鬱が原因で締切に遅れたことも連載止めたこともないので大丈夫です。
いいことが一つだけ。久しぶりに食事をした。絶食していてやっぱり足りなくなるのは塩分らしくて、スープ系がおいしく感じられた。
2008/1/6 日曜日
朝から「ばかもの」を書いている。
どうやら「ネコひっかき病」ではなかったようだ。それでもまだ体力気力ともに足りず、ワカサギ釣りには行けない。体力がないのは鬱っぽくて飯が食えなくなってしまったせいもある。累計5.9キロ減。あら不思議、ボタンもはずさずジッパーもおろさずズボンが脱げてしまいます。
2008/1/5 土曜日
ネットで見たら「ネコひっかき病」なんて病気があるのだ。こんなものになったら恥ずかしいが、私が発熱したのは、姉のネコにひどくひっかかれた翌日。まさか。かっこわるいぞ。名誉のために風邪にしておきたいぞ。
ちなみにネコはちっとも悪くなくて、むしろ普段だっこなんてされないネコなのに我慢をしておったらしい。「もういいだろ」と逃げようとしたときに、酔った私が「苦しゅうない、近う寄れ」などとネコハラを発動。右腕の内側を7カ所、ひどくひっかかれました。
いつまでも休んでいられないので、起きて洗濯して風呂入って仕事。なんで仕事ってこんなにくたびれるかねえ。徐々に治ってきてはおります。
2008/1/4 金曜日
熱が下がったので群馬に帰る。渋滞がなくてよかった。
正月仕事しますなんて言って結局ほとんどできなかったなあ。
今日のところはごろごろしながらエッセイのこととか、考えられることだけは考えてみます。