Diary

フォアグラ解消

立川通院。主治医に日経新聞の見本紙をお渡しした。前回の血液検査で、肝機能がかなり回復し、やばかった中性脂肪もぐっと落ちていた。フォアグラ解消を祝って早速カツ丼を食べた。

気持ちよく関越道を走っていたら、書きたいことが(絲的と短編)もくもくとわいてきた。


HP管理会社の担当者と打ち合わせ。電子書籍のページ追加と、サイトリニューアルについて相談した。

NR書き終わって少し時間に余裕ができたんだけど、なんかぼやーっと暮らしてます。


NR(ノーリターン)脱稿。34枚。でも12月売り。それなりにくたびれた。


新潮の短編を三つ同時に書いている。受験勉強で国語が行き詰まったら理科をやって問題をひとつ解いたら次は英語をやってという感じ。あるいは、いくつかの料理を同時進行で作る感じ。


電子書籍について

「絲的サバイバル」の講談社文庫版が11月15日に発売になります。解説は本の雑誌社の杉江由次さんです。「帰ってきた炎の営業日誌」のあの方です。セネガルの紀行文「北緯14度」も(社会情勢等見守りつつ保留してきたのですが)、「妻の超然」(新潮文庫)の後、2013年春頃に文庫化することになりました。

電子書籍は全ての既刊本について行っていく方針で春から動いています(「海の仙人」のみ済)。新潮、文藝春秋、講談社については、既刊本を(五月雨式ではなく)まとめてアップするということで打ち合わせしました(エッセイはタイミングずれるかも)。今後のことはまた追ってご報告しますし、このHPからも探しやすいようにしていきます。

今日は午後FM。4時台opは「言えずのI love you」KAN、セレクションは「幸せなボクら」the ピーズ、5時台opは「スタンド」「ファミリー・アフェア」スライ&ザ・ファミリーストーン、5時台edは「BEAT70」パット・メセニー・グループ。おすすめ本は、今日は本じゃなくて「全国版高速道路地図」を推しまくります。


午前中、FMの準備、31日分の選曲、新しい短編小説の資料探し。午後は講談社文庫打ち合わせ。


プントの上様

日経の原稿を直して、とりあえず急ぎのものがなくなったのでフィアット・プントで右ハンの練習。昔乗ってたパンダみたいだった。トラックが裏道にしてる細い道も走ってみたけど怖くはなかった。(カローラを借りると考えれば)山も側溝なし、センターラインありなら大丈夫でしょう。問題は狭い駐車場のバック駐車かな、群馬にはあんまりそーゆーのないけど。

とりあえずスーパー行って帰ってきたら、牛犬に吠えられた。あいつら私の帰宅は車の音で判断するのだ。暴れん坊将軍を真似て「余の顔を忘れたか」と言うと「しまった!」という顔をした。午後、ホームセンターに行って戻ってきたら、茶色は「覚えました!」と得意な顔でさかんに尻尾を振ったが、牛はまだ怪しいらしくて犬小屋から出てこない。


新潮短編ほか今後の予定

午前中に「街道を行ぐ」を仕上げて送付。疲れがたまって午後はどーしよーもなくグダグダしていたが、夜になって新潮短編集6作目の冒頭がぱっと現れた。静かな話になると思う。

短編集は既に新潮で発表したのが、恋愛雑用論、強震モニタ走馬燈、葬式とオーロラ、ニイタカヤマノボレ。これから発表するのが、NR(ノーリターン)、6作目(今日きたやつ)、7作目(新潟で降りてきた)が収録になります。

NRは実はあと2日くらい集中すれば脱稿できそうなんですが雑誌紙面の都合もあり掲載は12月売りの新年号になります。11月売りは離陸も休載なのですみませんが、講談社文庫から「絲的サバイバル」が出ます。あと来年3月くらい(?)に「妻の超然」の文庫化もあります。

短編集の単行本は来年。来年後半にはきっと離陸の単行本も出る。再来年に向けて、中編読み切りや、今回と全く違う味わいの次の短編集の企画も考えていきたいところです。絲的こわいもんなしの連載が終わったら、小説現代で大昔の話の長編連載も書いていきます。


なまえで呼ばれた

昨日は上毛新聞のイベントでアナウンサー加賀美幸子さんの講演があった。私なども子供の頃から番組で拝見して、すてきだなあと思っていた方である。講演内容は「心を動かす言葉」というテーマについてのさまざまなお話だったが、「息」であったり、「見えないこと、聞こえないこと」が心を動かすというお話を聞いていて、まさに小説の句読点や行間、また装丁の役割もそういうことなのだと思った。いろいろなことが繋がってはっとしたり、涙が出そうになったりした。

そんなすてきな加賀美さんに「秋子さん」と名前で呼ばれてしまいました。これはもう、どんなイケメンに呼ばれるよりもうっとりする体験でした。そして、大好きな更級日記の話ができて倒れそうにしあわせでした。有名人と会ってどうのとかいう自慢は嫌いだったはずなのにすみません。


最高の代車

11月〜1月のどこかで熊本出張があるんだけれど、問題はレンタカー。右ハンドルしばらく運転してないので、クーペのオイル交換の代車で練習したいから適当なの持ってきて、と整備士の友人に頼んだ。そしたら、あらかじめ左バンパーに傷ありのフィアット・プントを持ってきてくれた。長いつき合いの友達ってすばらしい。でも、気をつけて練習します。

今日は上毛新聞「想い出の風景・北毛編」の授賞式。


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