Diary

なまえで呼ばれた

昨日は上毛新聞のイベントでアナウンサー加賀美幸子さんの講演があった。私なども子供の頃から番組で拝見して、すてきだなあと思っていた方である。講演内容は「心を動かす言葉」というテーマについてのさまざまなお話だったが、「息」であったり、「見えないこと、聞こえないこと」が心を動かすというお話を聞いていて、まさに小説の句読点や行間、また装丁の役割もそういうことなのだと思った。いろいろなことが繋がってはっとしたり、涙が出そうになったりした。

そんなすてきな加賀美さんに「秋子さん」と名前で呼ばれてしまいました。これはもう、どんなイケメンに呼ばれるよりもうっとりする体験でした。そして、大好きな更級日記の話ができて倒れそうにしあわせでした。有名人と会ってどうのとかいう自慢は嫌いだったはずなのにすみません。


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