Diary

2時に起きて、西日本新聞のエッセイと「末裔」をやる。
西日本新聞の締切は月末、「末裔」の校了は月末だが、連載初回ということで15日の締切、かなり集中できたので、多分明日には仕上がると思う。1年か、もう少しやって360枚〜400枚の算段。長いな。

夕方の犬の散歩で、男の子が二人バケツを持って田んぼで何かしていたので、何してるのか聞いたら、なんとドジョウを捕っているとのこと。田んぼでドジョウが捕れるなんて初めて知った。すごいなあ。


病院すごろく

7月10日の日記。
朝一番で、前回まで診て貰っていた口腔外科のある病院へ行き、MRIの画像を焼いてもらう。
その足で、脊髄関係の病院へ。専門の先生にMRIを見てもらったところ前の病院で可能性があると言われた「神経原性腫瘍」ではないらしい。別の病院への紹介状をもらう。
べろの口内炎の歯科からはじまって、なんだかスタンプラリーみたいになってきたぞ。
ともあれ、痛みとか苦しみはないので、どうぞご心配なく。精神的にもなんら問題ないです。

最近買ってお気に入りなのが「ポケムヒ」。
スティック糊かソックタッチかといった形状で携帯するのに便利。かわいいのにちゃんと効く。
なにしろ家のまわりに蚊が多いので、犬の散歩なんか行くとあっという間に10カ所くらい刺されます。日本にマラリアがなくて本当にありがたい。常にどこかは痒い状態なので家の中ではキンカン塗ってるんだけど、お外じゃちょっと色気がないのでポケムヒはおすすめです。

午後は「末裔」をやります。新幹線や診察待ちでいっぱい書き込みしたので、やるつもりです。
でも、昼寝しちゃうかもしれません。


反抗期と紳士と危険な新幹線

7月9日の日記。
朝晩、茶色反抗。
他の言葉には反応しないくせに、「バカ犬」と言うとなぜかしょげる。
犬小屋から鼻先を出して、ちらちらこっちを伺っている。
悪いと知っていて逃げたり無視したりするのに、いじける。
ぴーぴー鳴いて謝って、和解してから出かけて、夜中に帰ってきたらまた同じ反抗。
あのなあ、おとーさんだってなあ……とため息の一つもつきたくなるのです。

午後、東京で写真家の小川義文氏と対談。野性時代「しごとのはなし」の第二回(9月掲載分)。
専門の自動車写真のことから、ラリーの話など、いろいろ伺って、とても楽しい対談だった。すてきな方です。
そして小川さんの写真、もし機会があればクルマなんて興味のない人にも見ていただきたいです。いろんなイメージが浮かんでくる美しい映像です。著書「写真家の引き出し」はお父さんへのプレゼントに最適だと思っています。

その後、角川書店と今後の「しごとのはなし」について長時間打ち合わせ。
帰りの新幹線で席にすわってまったりしていたら「那須塩原行きまもなく発車です」とのアナウンス。ベルが鳴る中を慌てて下りました。アナウンスを聞き逃したら最後、多分大宮じゃ気がつかないので、えっと思ったらそのときは宇都宮だったでしょう。

家に帰ってきたときは完全にへばっていて日記アップできませんでした。すみません。


プリンタの故障と進化

複合機のプリンタが壊れた。メーカーに問い合わせをしたけれど手元では直らず、修理の手配をして、それからクルマを出して新しいのを買いに行った。どうしてもプリントしなければならない資料があるし、FAXも来る。代車みたいに修理中に貸してくれるのだが(とてもいいサービスだと思う)、私の場合、クルマ、プリンタ、パソコンは毎日ないとどうしようもない。
修理した分はスペアとして保管します。また今年も雷が落ちないとは限らないし、夜にトラブルになったらなんともならないので。

新しい複合機は無線LAN対応で、印刷も速いし音も静か。進化したんだなあ。仏壇みたいな色してるけど。
トラブルが起きてから3時間でセッティングまで終わって、仕事ができる状態に戻りました。


新聞を取ることに決めた。蒲田のとき以来だから、5年ぶりくらいかな。
ネットのニュースじゃ物足りないしタイミング逃すと見られないし、当然のことながらテレビを導入するつもりはないし、古新聞は枯渇してきたし(掲載紙を料理やゴミ捨てに使ってたんだけどね)、そろそろ取りたくなってました。散らかさないようにします。

今日はスーパー行った以外は家で「末裔」を書いてました。
まだクーラーなしでがんばってます。もう少し風があれば楽なんだけどね。
夕立が来てすっと涼しくなるといいなあ。


犬のDIY

静岡県知事に川勝平太氏。大学でいくつか講義を受講したことがある。大教室では魅力的で中身の濃い講義をされるので、学生に人気があったが、少人数のクラスでは非常に厳しい方でもあった。ダメ学生の私は予習が足りなくて叱られました。もちろん、今どういう政策、考えを持っておられるのかはよく知らないんだけど。

午後、群像来群「末裔」打ち合わせ。

茶色が先日来、ばりばり犬小屋を齧っていた。遊びで破壊しているのだと思っていたが、入り口をひとまわり大きくしたらそれ以上は何もしないで、大人しく中に入っている。目的を持って工事していたとは知らなかった。ご苦労であった。


一週間程度入院するとなったら、犬の世話をどうしようかと思っていた。友人が散歩に来てくれると言ってくれたし、他の人に頼めることもわかった。そして犬の実家からは、里帰りでの受け入れも可能とのメールをもらった。
本当にありがたいです。
もし、今でも東京に住んでいたら犬を飼うことは難しかったと思うけれど、一人でなんともならない状況になったときに、これほどスマートに助けてくれる人たちがいるだろうか。クルマ社会の恩恵もあるし、群馬の人の性格もあるだろうし、いろいろな意味でとても恵まれていると思った。

今日は飲み友達3人が来宅。朝から掃除、洗濯、買い物、料理。
その合間にちょこまか仕事。
出すものがパターン化してきたけれど、今日はスペアリブをメインに、ラタトゥイユの冷やしたやつと、水菜とタコのサラダと、アサリのスープそうめんです。


イヌメシ

しゃらくせー、と言われそうだけど、寝る前に残りもので犬メシを作っています。恥ずかしくて書けなかったんだけど実は半月以上やってます。
じゃがいも、ニンジン、キャベツなどの常備野菜と、肉か魚を水煮するだけ。煮干しは私が味噌汁作ったあとのやつでいいのですが、ないときは昆布をちょこっと入れてやります。
たまたまスーパーで、ホルモン系の安いのとか、さんま解凍45円とか、鮭50円のパックなんかがあれば買ってきますが、基本は自炊で余った食材です。
そのまま冷ましておいて、翌日、少量のドッグフードか残りごはんにかけてやる。きゅうりやレタスはもともと好きなのでトッピングしてやります。あとは犬の様子と出したものの様子で判断。
私も肉を使い切ろうと無理して食べ過ぎなくて済むし、負担にならないのでいいのかな、と思っています。

ただ、入院するときはちゃんとフード食うようにしておかなきゃなあ。まあ、三日くらいなら水さえあればメシ抜きでも犬は平気だって言うけれど。

フードを残しがちだった茶色も、ガツガツ食うようになりました。
牛は力が強くなって、ふざけて体当たりしても、ドシン、と来ます。
まあ、これ以上大きくはならないと思うけれど。


検査結果

べろは大丈夫でした。
頸部しこりのMRI所見は、良性腫瘍だけど取った方がいい、との見解でした。確定はしていないのでまた改めてどこの病院行くかを決めて、検査をして、ころっと切ってもらおうと思います。短気の入院が必要になるかもしれません。その辺りも全く決まってないのでこれからです。詳しい人に現在相談中です。


茶色の日記

私がようすいろのふちを歩いていると、おとーさんが、
「おちるなよっ」と言います。
私はちらっとおとーさんを見上げて笑います。
また私がようすいろのふちを歩いていると、おとーさんが、
また「おちるなよっ」と言います。
私はおとーさんをよこめで見て笑います。
そのあと私がようすいろのふちを歩いていると、おとーさんが、
「おいっ!」と言いました。
私はようすいろに落ちました。
おとーさんはげらげら笑って、あたまをなでてくれました。


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